マイホームの住宅ローンの為に3000万円も借金をするデメリットが大き過ぎる

マイホーム購入の住宅ローンの為に3000万円も借金をすることは、余りにもデメリットとコストが大き過ぎます。

まず庶民にとってはマイホームを購入するということ自体が余りにもリスクが高過ぎです。

将来もずっと現在と同じ生活を送っている保障はない

マイホームを購入した場合、その土地に住み続け、そしてその土地から通える職場でずっと働き続けるということが前提となります。

現在働いている仕事を辞めて家から遠く離れた会社で働く場合、せっかく買ったその家に住み続けることは出来ませんし、ずっと同じ会社に勤めていても遠い土地への転勤などがあれば、やはりその家に住み続けることは出来ません。

配偶者と子供と一緒に家族で住むために広めの一戸建ての家を買ったとしても、離婚などの家庭の事情によって家族がバラバラで暮らすことになれば、その様な広い立派な家を買ってしまったこと自体が完全に無駄になります。

さらに、海沿いであれば東日本大震災の様な津波などの自然災害、周囲に活火山があれば噴火のリスク、さらに川に近ければ洪水などの水害の危険性、パチンコ屋やドン・キホーテの様な商業施設が近隣に出来て騒音が問題となったり、近所が夜中まで騒がしくなってしまうということもあります。

逆に郊外であれば、商業施設が撤退してゴーストタウンとなったり、日本が過去には経験したことのないこれからの人口減少の時代では、関東圏であっても最寄り駅が赤字の為に廃止され、不便で人が住めない様な陸の孤島となってしまうということも当たり前の様に起こる様になっていきます。

また、通勤の利便性を考えて高いお金を払って駅近の家やマンションを買ったとしても、10年後にはあなたも私と同じ様な、通期の為に電車や駅なんて全く利用しない在宅ワークの会社員となっているかもしれません。

たとえ今現在のあなたの状況やそのマイホームの周囲の状況だけを見て、住みやすい最高の家や立地だと思っていても、将来もずっとその状況が同じ様に続く保障は全くないのです。

あなたは絶対に離婚しないと言い切れますか?あなたは絶対に今の会社を辞めないと言い切れますか?あなたは絶対に定年まで今の就業形態を続けると言い切れますか?

あなたは感情だけで「お互いに愛し合って結婚したんだから絶対に別れることはない!」と思うかもしれませんが、世の中の離婚している多くの夫婦だって、最初はお互い完全に愛し合って死ぬまでずっと一緒に人生を共にすることを考えて結婚しているはずです。

以下は厚生労働所が発表した日本の離婚件数の推移です。

参考:厚生労働省:平成21年度「離婚に関する統計」の概況:離婚の年次推移
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/rikon10/01.html

離婚率は女性の社会進出と共に増加を続け、現在では毎年25万カップル以上もの夫婦が離婚しています。夫婦は2人ですので、毎年50万人以上の方が離婚をしているということです。

ちなみに鳥取県の人口は58万人ですので、この日本では大体鳥取県の人口と同じくらいの人数が毎年離婚していることになります。

さらに割合で見れば、現在の日本では結婚した夫婦が離婚する割合は1/3に達しています。以下は厚生労働省の統計を基にした戦後の離婚率の推移ですが、2005年時点で日本の離婚率は35%を超えています。今は古き良き昭和とは違い、夫婦であっても当たり前の様に離婚する時代なのです。

あなたが「自分達は絶対に離婚しない」「離婚をする35%には絶対にならない」と言い切れる自信は一体何ですか?愛ですか?

離婚した35%の夫婦だって、十分に愛し合っていたから結婚したはずです。最初から離婚すること前提に結婚する夫婦なんてほとんどいないでしょう。夫婦間の不和や価値観の相違が露見して別れるまでは、あなた達と同じ様に死ぬまで一生人生を共にすると考えていたはずです。

あなた達の夫婦にも残念ながら別れて別々の人生を歩む可能性は十分にあるのです。

離婚となると住居も別居となり、どちらかが家から出て行き、一緒に同じマイホームに住み続けるということはなくなります。死ぬまでずっと一緒に暮らす結婚生活を考えて購入した家も、完全にオーバースペックなものとなってしまうでしょう。

相手が家から出て行って広過ぎるガランとしたマイホームに取り残され「こんな立派な一軒家を買うために3,000万円もの住宅ローンを組む必要などなかった」「こんな生活を送るなら家を買うために借金なんかせずコンパクトなマンションに住んでれば良かった」と後悔しても後の祭りです。

人口減少で物件相場と土地価格は急激に下落していく

確かに人口が右肩上がりに増加し土地価格が上昇し続けて行く昭和の時代であれば、マイホームを購入することには効果的な資産構築という側面もありました。

たとえ建物は古くなりその資産価値が失われて行っても、土地価格は20~30年の間に2倍3倍と上昇し続けましたので、現物の資産を保有するという意味でマイホームの購入には非常に意義があったのです。これが昭和時代の日本の常識だったマイホーム神話と土地神話です。

しかし、その常識はこれからの日本では通用しません。

土地の資産価値は2020年以降の日本では右肩下がりに急落していきます。なぜなら人口減少時代に入り、かつては増加し続けていた日本の人口が本格的に減少に転じるからです。

下は総務省が2012年にまとめた「情報通信白書」にある日本の人口推移のグラフです。

日本の人口推移 – 総務省「平成24年版 情報通信白書」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/html/nc112120.html

我が国の人口については、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」における出生中位(死亡中位)推計を基に見てみると、総人口は、2030年(平成42年)の1億1,662万人を経て、2048年(平成60年)には1億人を割って9,913万人となり、2060年(平成72年)には8,674万人になるものと見込まれている。

1950年代には8,000万人強だった人口はその後も増加を続け、ピークの2010年で1億2,806万人に達しましたが、2020年頃から本格的な人口減少が始まり、今後の50年間で日本の人口は約2/3に減少していきます。

住宅用の土地の需要は当然人口と比例しますから、人口が減少すればその需要も萎みます。需要が萎めばその価値が下落するというのは市場経済では絶対的な帰結です。

あなたが3,000万円もの住宅ローンを組んで買ったマイホームの土地の資産価値も、今後30年の間に急落は免れ得ません。

もしもあなたの生活状況が現在と変わり購入した家を売ろうとしても、建物も土地も資産価値をほとんど失い、ローンの残高を全く埋め合わせられないという事態に陥ってしまうのです。

3000万円もの借金をして家を買うことはリスクが大きい

あなたが富裕層のお金持ちで、3,000の家も全額キャッシュで買えてしまうのであれば全く問題ありませんし、私もそれを止めません。

しかし、あなたが3,000万円もの借金をしなければ家を買えない庶民であるなら、まりにも大き過ぎるリスクを背負うデメリットを負ってまで、住宅ローンを組んで家を買うことはおすすめできません。

100万円や200万円程度の借金であれば、一般的な給与のサラリーマンであっても数年働けば全額返済できるでしょう。しかし3,000万円の住宅ローンとなれば、一般的なサラリーマンにとっては余りにも大き過ぎる金額です。3,000万円のローンを返済するためには20年や30年は当たり前の様にかかるでしょう。

そしてこれからの日本は、AI(人工知能)の進化や普及、人口減少、超高齢化社会によって激変の時代を迎えようとしています。

たとえ現在は安定した大企業に正社員として勤めていても、住宅ローンを返済するまでの20~30年間の間に、あなたの現在の仕事がAIによって奪われてしまう可能性は決して0ではありませんし、社会の体制を根底から揺るがす激変があっても不思議ではありません。

参考:大企業の正社員はAI導入が進む現代ではフリーターより将来が不安定です!

そして、その様な環境の激変に晒されて住宅を手放すことになってしまった場合、後に残るのは資産価値が下落したマイホームを売り払っても払い切れなかった住宅ローンという名の多額の借金です。

これからの激変の時代に備えるのであれば、3,000万円もの住宅ローンを組んでマイホームを買うということは、余りにも大き過ぎるリスクなのです。

では、お子様などが生まれて賃貸のマンションが手狭になったらどうすればいいのか?

それはずばり中古の戸建てを借りるのが一番賢く経済的でリスクの少ない方法です。詳しくは以下の記事をお読み下さい。

参考:結婚して子供を作るなら賃貸で中古一戸建ての住宅を借りるのが一番経済的です

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以上、「マイホームの住宅ローンの為に3000万円も借金をするデメリットが大き過ぎる」の記事でした。

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