超高齢化社会と社会保障制度破綻で現実のものとなる「孤独死推奨法」

「手を借りません死ぬまでは」

これが団塊世代の全員が後期高齢者の年代に突入する2025年の日本における国民の標語です。

超高齢化社会は「静かなる戦争」です。

超高齢化社会では、通常の戦争の様に派手に兵器や銃火器などによって殺戮が行われることはありませんが、国家を根幹から揺るがす非常事態であることには変わりありません。

そしてこの様な国家の非常事態では、国家の保持の為に国民の犠牲が強いられることは必然なのです。それが2025年の超高齢化社会における「手を借りません死ぬまでは」をスローガンとした「孤独死推奨法」です。

総選挙前に知りたい2025年の「社会保障危機」 – 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/190831

2025年に、団塊の世代のすべての人が75歳以上の後期高齢者になる。団塊の世代とは1947年から1949年に生まれた約800万人の大きな人口の塊を指す(現在の団塊の世代の人口は640万人)。この世代が後期高齢者となるインパクトは計り知れない。

後期高齢者になると、医療・介護費用がこれまでとは段違いに多くなる。たとえば医療費は、全国民の平均は年間30万円程度であるが、70歳で80万円、80歳になると90万円になる。また介護が必要になる人の比率は、65歳では3%程度だが、75歳を過ぎると15%に上がり、80歳で30%、90歳で70%となる。

後期高齢者の数に着眼すると、高齢社会になった1995年は720万人であったが、超高齢社会になった2010年には1400万人と倍増し、さらに2025年には、団塊の世代を含めて2200万人になると予測されている。この医療と介護の社会的費用がピークを迎える年が団塊の世代全員が後期高齢者になる2025年というわけである。

■社会保障給付費がスウェーデンを上回る日

2014年の社会保障給付費は約112兆円、GDPの23%に相当する。この内訳は、医療36兆円、年金54兆円、福祉その他(介護を含む)21兆円(介護9兆円)である。この社会保障給付費が2025年までに、どのように、どれくらい増加していくか。実は何年も前からこの数値は推計済みである。

政府の推計によると、2025年の社会保障給付費は約150兆円まで膨張することが予測されている。約10年で40兆円程度、現在の給付費の35%に相当する。増分内訳は、医療18兆円、年金6兆円、福祉その他13兆円(介護11兆円)である。

ちなみに、2015年のGDPは約500兆円である。これからのGDPの成長率は名目も実質もせいぜい1~2%と見込まれる。政府はこの10年で名目のGDPを100億円程度増加させる経済計画を発表しているが、達成はそう簡単ではないだろう。そしてもし過去20年のように経済成長が停滞したら、2025年の社会保障給付費のGDP比率は約30%になる。この比率は現在のスウェーデンを上回る。

経済成長が停滞したまま、そして給付水準も維持したまま、さらに現在のように増税を先送りしたままだとすると、2025年に社会保障の財政破綻が現実のものになるだろう。

(中略)

■これから国民が受け入れなくてはならないこと

さて、このような事態を回避するためにはなにをすればよいのだろうか。

結論を先に言うと、社会保障の危機を回避するためには、社会保障費の削減を含め、これまで認めたくないこと、タブーとされてきたことを受容しなければならない。

「タブーとされてきたことを受容しなければならない。」

それが意味するものは団塊世代の後期高齢者達の見殺しです。超高齢化社会の医療・福祉・介護の諸問題は、もはや財政的には解決不可能な状況に陥りつつあります。

この様な状況で国体を維持する為に行えることは、団塊世代の見殺しを推奨することの他にはありません。現実的にもうそうする他には方法がないのです。

2025年に日本は国家破綻する「日本崩壊80年周期説」

日本近現代史の「日本崩壊80年周期説」という学説をご存知でしょうか?

不登校・登校拒否などの青少年問題を研究した精神科医で医学博士の稲村博の著作「若者・アパシーの時代」の中で言及され、明治時代の末期である1905年以降に現れた高等遊民と1980年代半ば以降に急増した引きこもり青年の類似性を指摘し、これらの若者のアパシー(無気力)現象が発現した約40年後、つまり明治維新から約80年後の1945年、そして同様に1945年の終戦から80年後の2025年に日本が決定的な破局を迎えるという予測が「日本崩壊80年周期説」です。

「日本崩壊80年周期説」については、詳しくは以下の記事をお読みください。

参考:2020年から2025年に日本は破滅します!その未来を意識して資産や不動産を運用して下さい

この2025年に日本が決定的な破局を迎えるという「日本崩壊80年周期説」が意味する所は、これからの日本という国は、2025年にかけて太平洋戦争末期の頃と同様の国家の非常事態へと近づいていくということです。

太平洋戦争末期の日本では「欲しがりません勝つまでは」の標語が喧伝されていましたが、これからの日本で謳われる言葉は「手を借りません死ぬまでは」であり、破綻した社会保障制度を保持する為に、「孤独死推奨法」によって社会に介護や医療の負担を掛けない孤独死が国家から推奨されます。

欲しがりません勝つまではとは – はてなキーワード

太平洋戦争時に国民の不満を抑圧するために生まれた戦時標語の一つ。1942年(昭和17年)に大政翼賛会と複数の新聞社が「国民決意の標語」を募集し入選した十篇の入選作。

採用したのは当時国策広告に携わっていた花森安治。

当時、作者は東京の十歳の少女が作ったと喧伝されたが、戦後、この少女の父親が作って娘の名前で応募したものと判明した。

標語の意味は『お国が臣民に窮乏を強いても戦争に勝つまではわがままは言いません、買い物を我慢し、貯金し、物資を供出し、文句を言わずお国の戦争に協力し服従します』の意。

この標語には、勝てば欲しがっても良いのだという大人の悲しい願望、勝利に導くお国は臣民に対して物品の供出をほしがっても良い、などの解釈がある。

大日本帝国が戦争に負け滅亡して以降は、根拠なき勝利の信奉や公権力に対する盲目的奉仕に対する皮肉として引用される機会が多い。

これが「静かなる戦争」である超高齢化社会の末路です。

孤独死者は日本の英雄として靖国神社で祀られる

超高齢化社会は「静かなる戦争」であり、太平洋戦争などと同じ戦争という扱いですから、当然孤独死者は英霊として靖国神社に祀られます。それが国体の保持の為に壮絶な孤独死を強いられた犠牲者である彼らに対する国家からの餞(はなむけ)なのです。

参考:孤独死者は現代日本の英雄。家族や社会に負担を掛ける寝たきり老人の100倍偉い

「孤独死者は現代日本の英雄であり、孤独死者は家族や社会に負担を掛けて生き永らえている要介護の寝たきり老人の100倍偉い」

団塊世代が後期高齢者の年代となり、超高齢化社会がさらに末期に向かうにつれ、上記の様な思想がこれからの日本の主流となります。それほどまでに、2025年をピークとする社会保障問題は、国家を揺るがす非常事態であるということです。

悪い冗談ではなく、深刻な社会保障の破綻により、本当にこの様な恐ろしい異常な時代が、これからの日本には訪れようとしているのです。私達国民はひたすら耐えて、この「静かなる戦争」の危機を乗り越えていくしかありません。

以上、「超高齢化社会と社会保障制度破綻で現実のものとなる「孤独死推奨法」」の記事でした。

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