数ある大企業の中でリクルートは入社すればこれからの激変の時代も生き残っていける将来安泰の就職先

これからは10年後~20年後の日本は、公務員や大企業の正社員でも決して将来安泰とは言えない時代に突入している。AI(人工知能)のオフィスワークへの導入などを考えると、それはおそらく間違いのない見通しです。

参考:大企業の正社員はAI導入が進む現代ではフリーターより将来が不安定です!

しかし、数ある大企業の中でもリクルートだけは、就職すればこれからの激変の時代でも路頭に迷うことなく生き残っていける会社だと言うことができます。

なぜリクルートに就職出来ればこれからの激変の時代でも生き残っていけるのか、その理由を説明していきたいと思います。

ネット業界で先端を行くメディア企業であるリクルート

リクルートに就職出来ればこれからの時代でも生き残っていくことが出来る理由として、リクルートは日本のインターネット業界で先端を行くメディア企業であるということが言えます。

大手広告代理店が苦戦するインターネット広告業界

テレビなどの既存メディアでは圧倒的な力を誇る広告代理店である業界第1位の電通、業界第2位の博報堂、そして業界第3位のADKも、インターネットマーケティングの世界では完全に時代に乗り遅れてしまっている存在です。

広告枠への広告出稿を仲介することによってテレビなどのメディアと広告主を繋げ、広告費からマージンを得ることで収益を上げるという彼ら既存の巨大広告代理店の手法は、現在のインターネットの世界では全く通用していません。

日本全体が消費低迷に喘ぐ中で、日本のインターネットを介した通信販売の市場規模は止まることなく拡大し続けています。

【2016年】ネット通販市場は15.1兆円、EC化率は5.4%、スマホEC市場は2.5兆円 – ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/4256

経産省は「我が国におけるBtoC-EC市場はまだ飽和しておらず、伸びしろを残しているものと推測される」と指摘

日本国内の消費者向けEC市場は15兆1358億円に拡大(前年比9.9%増)。EC化率(物販系分野が対象)は5.43%(同0.68ポイント増)に伸長。スマートフォン経由の物販ECは2兆5559億円に――。

経済産業省が4月24日に発表した2016年の「平成28年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」によると、EC市場が堅調に拡大している。

2016年における日本の消費者向けEC市場規模は前年比9.9%増の15兆1358億円。ECの浸透度合を示す指標であるEC化率も同0.68ポイント増加して、5.43%まで上昇した。

この様な中でインターネット広告市場も急激な拡大を続けており、かつてのメディアの王者であったテレビをあと数年で抜き去るという段階に達しています。

インターネット広告市場 (媒体別広告費の推移) – 株式会社サイバーエージェント
https://www.cyberagent.co.jp/ir/finance/market/

日本の広告市場 はYonY1.7%の6兆2,880億円 うちインターネット広告 はYonY13%増の1兆3,100億円に

電通を筆頭とした既存広告代理店もこの様な市場動向を把握しており、インターネット広告業界へと積極的に参入しようと動き出していますが、しかし、インターネット広告業界では既存メディアの手法が通用しないために、望ましい成果を上げることが出来ていません。

以下のPDFは2017年9月の電通の売上高です。

電通 2017年9月度単体売上高(PDF)

インタラクティブメディア(インターネットメディア)での広告収入の売上は87億4,700万円で前年比96.2%と減少。しかも電通全社の売上は1,305億600万円と1,000億を超えていますので、インターネットでの広告収入は売上全体の10%にも満たないという状況です。

インターネット広告市場が急激に拡大を続け、間もなくテレビを抜いてメディアの王者となることが確実な現在の状況で、インターネット広告からの売上が全体の10%に満たないという惨状ですので、いかに電通がインターネット分野で出遅れてしまっているかということが分かるはずです。

2015年12月に女子寮4階から投身自殺した電通社員でインターネット広告を担当していた高橋まつりさんの過労死問題が大きな社会問題となりましたが、この様に電通全体がインターネット分野で非常に苦戦している中で、成果を出す為に社員に対して過剰な負荷と労働が求められてしまったという側面も、決して無視は出来ないのではないかと思います。

強力なインターネットメディアを運営するリクルート

この様に既存の広告代理店がインターネット市場で大苦戦している一方で、リクルートは他の企業に先駆けていち早く強力なポータルメディアを自前で運営することで、インターネット市場で莫大な収益を生み出し続けてきました。

リクルートという会社名を聞くと、多くの方は就職活動などで活用する人材紹介業者というイメージを持たれていると思います。

しかし、それはリクルートという巨大企業を表すほんの一面にしか過ぎません。

皆さんは以下のポータルサイトをご利用されたことがあるでしょうか。

  • SUUMO – 住宅情報、旧・住宅情報ナビ
  • ゼクシィ – ウエディング、ブライダル情報サイト
  • ホットペッパーグルメ – 全国の飲食店検索サイト
  • ホットペッパーBeauty – 美容室・サロンの検索・予約サイト
  • じゃらんnet – 宿泊予約サイト
  • カーセンサーnet – 中古車・中古車情報検索サイト

実際に予約などに利用をしたことはなくとも、日常生活の中でお店の情報などを調べる中で頻繁に目にしているサイトだと思います。どのサイトもインターネットを利用する日本人の大多数が知る様な巨大なポータルサイトです。

実はこれらは全てリクルートが運営するポータルメディアなのです。

リクルートは人材情報サイトや就職サイトの運営を通して、「広告主自身にコンテンツを作成させる」というインターネット広告市場において画期的かつ先進的なポータルメディア運用手法を編み出しました。

リクルートが上記の巨大ポータルサイト運営に活用している方法とノウハウも、その「広告主自身にコンテンツを作成させる」という運用手法です。

簡単に言ってしまえば、人材情報サイトや就職サイトでの運用手法を他の分野に転用して、いずれもその分野で日本を代表する巨大ポータルサイトとして育て上げたのが、ゼクシィでありSUUMOであり、カーセンサーです。

現在のインターネットでは豊富な情報を網羅したサイトが圧倒的な優位を発揮していますが、リクルートは広告主自身に情報を投稿させるという方法で、圧倒的な情報量を網羅したポータルサイトを作り上げているのです。

リクルートの時価総額は電通の3倍!真の日本のメディア王

強大なネットメディア帝国を築き上げたリクルートの圧倒的な強さは時価総額を見れば一目瞭然です。

「日本を牛耳る巨大企業」「日本のメディア王」の様に言われる電通の時価総額は約1.5兆円(2018年4月30日時点)。

参考:電通 – 会社四季報オンライン

確かに1兆円を超えるこの電通の時価総額も桁違いの凄まじい数字ですが…

なんとリクルートホールディングスの時価総額は、電通のほぼ3倍の約4.3兆円(2018年4月30日時点)。

参考:リクルートホールディングス – 会社四季報オンライン

広告代理店として業界2位の博報堂の時価総額が約0.6兆円。

参考:博報堂DYホールディングス – 会社四季報オンライン

業界第3位のADK(アサツーディ・ケイ)の時価総額が約0.1兆円(2018年2月の上場廃止時点)。

と広告代理店業界のビッグ3の時価総額の合計と比べても、リクルートの時価総額は倍以上なのです。

そして黒船であるAmazonの侵略によって時価総額約1.1兆円の楽天(2018年4月30日時点)が減益を続ける中で、現時点で日本のインターネットを制しているメディア王はこのリクルートであると言っても過言ではありません。

参考:楽天 – 会社四季報オンライン

楽天 2期連続減益 16年12月純利益379億円、ポイント費用重荷 – 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ13ISC_T10C17A2TI1000/

楽天が主力のインターネット通販事業でポイントへの依存を高めている。13日に発表した2016年12月期の連結決算(国際会計基準)はポイント費用が重荷となり、純利益が前の期比14%減の379億円と2期連続で減益となった。通販市場の競争は激しく今後もポイントは減らしづらい。海外事業も2期連続で200億円を超える減損損失を計上、ネット通販と海外事業のてこ入れが急務だ。

この様に電通・博報堂・ADKがネット戦略に苦戦し、楽天がAmazonに侵略されて不調である一方で、まもなくテレビを抜きメディアの王者となるインターネットにおいて絶対的な地位を確立しているリクルートは、少なくとも今後しばらくは絶対安泰の企業と言えるでしょう。

社員の独立性を育てるリクルートの非保守的な企業風土

この様にインターネットの分野で日本の先端を行くメディア企業として君臨し続けているリクルートですが、その特徴として言えるのが、社員の独立性を育てる非保守的な企業風土です。

リクルートの出身の著名人 – Wikipedia

上記はリクルート出身の著名人の一覧ですが、起業家として、そして経営者として多くの成功者を生み出してきた企業ということがお分かりいただけるかと思います。

この様に多くの起業家を生み出して来たリクルートの企業風土については、以下の書籍「リクルートのDNA」に詳しく説明されています。


リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)

リクルートの遺伝子たちは、なぜこれほどにも強いのか?
リクルートで起業や経営を学び成功する「リクルートの遺伝子」を持った人びとの活躍が続いている。彼らの原動力となっている江副浩正氏の「起業家精神」とは何か。大前研一氏絶賛!!

■目次
第1章 企業風土について
第2章 私が学んだ名起業家の一言
第3章 成功する起業家の条件
第4章 リクルート創業期
第5章 生き生きと働く風土
第6章 情報誌の領域を広げる戦略
第7章 領域の過大な拡大
第8章 早過ぎた新規事業の立ち上げ

リクルートでは人事制度の面でも独立・起業が推奨されており、定年まで大企業にしがみ付いて守りに入る様な社畜的なマインドの社員は許されないという社風が根付いています。

私がリクルートに入社すればこれからの激変の時代でも生き残っていけて将来安泰だと推奨するのは、この様な変化すること挑戦することを恐れないリクルートの社風と企業風土に対して一目置いているからです。

挑戦心を育むリクルートの土壌については、以下の書籍「リクルート 挑戦する遺伝子」で詳しく書かれています。


リクルート 挑戦する遺伝子

リクルートは「じゃらん」「リクナビ」「ゼクシィ」「SUUMO」「ホットペッパー」など数々のサービスを生み出し、日本人の生活に浸透している。故・江副浩正氏が起こしたベンチャーの雄で、社風は体育会のノリ。強力な営業集団として知られる。また、戦後最大のスキャンダルとなったリクルート事件でも有名だ。

多くのイメージで語られるリクルート。だが、その本当の姿は知られているだろうか。

本書は、日経新聞記者が、リクルートのトップ層から現場、海外から国内まで幅広い社員を取材し、イノベーションを生み続ける強さの秘密や、株式上場を機にリクルートが目指すビジネスの未来などを明らかにする。

■目次
プロローグ 第3の創業が始まった
第1章 知られざる巨大企業、リクルート
第2章 「個」が躍動する会社
第3章 リクルートの光と影
第4章 次は「R」INE
第5章 「機会」を世界に求める
エピローグ 若い社員のパワーがみなぎる会社

AI(人工知能)のオフィスワークへの導入などで激変の時代を迎えようとしている現在の日本の労働市場では、このリクルートに社風として根付いている、変化を恐れない、そして挑戦することを恐れないマインドが、非常に重要なものとなっていきます。

リクルートという企業自体の長期的な将来性は暗い

ただ、リクルートという企業の長期的な将来性は暗いと私自身は考えています。

その理由は、各企業がリクルートの運営する様々なポータルサイトやモールサイトを介した集客への依存から脱して、自前のオウンドメディアを運営した集客を導入し始めているからです。

この企業による独自のオウンドメディア運営の流れがさらに広まれば、リクルートの経営は非常に厳しいものとなります。

今後5年間程度はおそらく大丈夫だと思いますが、10年後のリクルートは非常に厳しい状況に追い込まれているものと予想しています。

各企業が多くのアクセスを集めるオウンドメディアを運営していれば、集客や求人なども全てそのサイトを通して行えますので、リクルートに依存する必要はありません。

地方のWEB企業に勤める私自身が携わっている業務も、中小企業や個人経営の会社に向けたそんなオウンドメディア構築の仕事ですが、オウンドメディアによるブランド化の強さというのは強く実感します。

そしてオウンドメディアを導入する企業は現在は割合としては少数ですが、急激に増加し続けています。

ポータルサイトからの集客に依存する企業はブランド化の面でオウンドメディア企業よりも遥かに弱く、競争によって急速に淘汰されていくことになるでしょう。

そうなればポータルサイトに依存した企業を相手に収益を得ているリクルートの立場も非常に苦しいものとなります。

「大企業に正社員として就職して定年まで将来安泰」という意識でリクルートに入社してしまうと、将来は露頭に迷う事になるでしょう。

リクルートに入社するのであれば「チャレンジ精神と自立心」というリクルートの伝統を忘れずに、常に挑戦を続けて下さい。

リクルートに入社して挑戦心と独立心を鍛え、「どこでも通用する人材」となれば、これからの激変の時代でも将来安泰です。


「どこでも通用する人」に変わるリクルートの口ぐせ

現場に脈々と受け継がれてきたリクルート“成長のDNA”―。数多くの人材を「どこでも通用する人」に変えてきた現場の秘密をリクルート出身者28名がすべて明かす!

■目次
第1章 「仕事を楽しむ人」に変わる口ぐせ
第2章 「失敗をバネにする人」に変わる口ぐせ
第3章 「競争を成長につなげる人」に変わる口ぐせ
第4章 「仕事をつくり出せる人」に変わる口ぐせ
第5章 「どこでも通用する人」に変わる口ぐせ

新社会人がこれからの激変の時代を生き抜くためのマインドセットについては以下の記事でも書いています。是非こちらもお読み下さい。

以上、「数ある大企業の中でリクルートは入社すればこれからの激変の時代も生き残っていける将来安泰の就職先」の記事でした。

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