ホテルの客室清掃の仕事は給与が少なく体力的にも厳しいハードな肉体労働。元フロントマンの経験談

情報発信者のプロフィール」にある通り、私は元ホテルのフロントマンでしたが、その関係で勤め先のホテルの客室清掃やルームクリーニングをしている子とも知り合いになり、客室清掃の仕事の大変さや職場の悩みなど色々と詳しく聞かされる機会がありました。

また、私自身がホテルでフロントとして働いていましたので、ホテルの内側の様子や客室清掃の業務内容なども把握しています。この記事では私が客室清掃員の女の子から聞いた話と私自身の経験も含めて、ホテルの客室清掃の仕事について情報を明かしていきたいと思います。

ホテルの客室清掃の仕事は肉体労働のハードワーク

ホテルの客室清掃やルームクリーニングの職場はほぼ全員が女性で、なおかつ40代から60代までの主婦のおばさんやお婆ちゃんが多いパートタイムの仕事ですが(私が話を聞かされた女の子は20代でしたが)、かなり激しい肉体労働のハードワークです。

清掃の仕事というと比較的のんびりした仕事というイメージがあるかもしれませんが、ホテルの客室清掃やルームクリーニングの仕事は、ビル清掃などの他の清掃の仕事と比べて飛びぬけて体力的にハードです。

シティホテルやビジネスホテルなど、近年の日本の一般的なホテルの大半は、激化する価格競争によって客室単価の下落と売上・収益の減少に悩まされています。

この様な厳しい経営状態でホテルの経営側が経営を維持するためにどの様な判断を下さざるを得ないかというと、人件費などの経費削減のために出来るだけ最小限の人数であらゆる業務を回していくということが必要になります。

その結果、ホテルで働いて給与を得ている従業員側から見てどの様な状況が発生するかというと、人員が削減されるために従業一人あたりの仕事の負担は増加して激務となり、そして仕事の負担が増加の一方で給与も低く据え置かれるというブラック労働的な労働状況が深刻化していきます。

参考:ホテル関連の仕事は正社員でも一部の一流高級ホテル以外は想像以上の薄給激務です

この様な労働状況の中で、多くの庶民的な客室価格帯のビジネスホテルでは、フロント勤務の従業員は30歳前後の中堅社員であっても月間300時間労働で手取り10万円代などという想像以上の薄給激務で働かされているのですが、パートタイムの客室清掃員もまた、人件費削減のためにギリギリまで人数を減らされ、非常にキツい労働内容を強いられています。

多くのシティホテルやビジネスホテルの運営スケジュールとして、お客様のチェックイン時刻は夕方頃の15時~16時から開始し、お客様のチェックアウト時刻は午前中の10時~11時頃までというタイムテーブルが一般的です。

ですので、スムーズに客室を運営するためには、原則として宿泊されたお客様が午前中の10時~11時までにチェックアウトしてから、次の宿泊客がチェックインして部屋に入る15時~16時頃までに、宿泊した全ての客室の清掃を行いルームクリーニング業務を完了する必要があります。

そして、上で書きました様に、多くのホテルでは客室清掃員も人件費削減の為にギリギリまで人数を減らされていますので、少ない人数でホテルの規模によっては200部屋や300部屋などの大量の部屋数を、この時間制限内に間に合う様に清掃していかなければなりません。

ですので、ホテルの客室清掃員の制服を着たオバちゃん達は、凄まじく大急ぎで素早く客室清掃の仕事を進めていかなければなりません。

私もホテルフロントとして客室清掃中のオバちゃん達の姿を見ることが多かったのですが、時間的に追い込まれている清掃員のオバちゃん達は、汗まみれになり凄まじい殺気立った雰囲気で客室のルームクリーニングやベッドメイキングをしています。

客室清掃は腰を曲げる姿勢での作業が多く身体的に負担が掛かりますし、また、ベッドメイキングでホテルのベッドの分厚く重いマットレスにシーツをビシッと折り込ませて敷く作業などは意外と腕力も使いますので、それを何10回もひたすら繰り返して行く作業は肉体的にもかなりハードです。

また、宿泊されたお客様が全員、綺麗に部屋を使って頂ければルームクリーニングもまだ楽なのですが、中には学校の部活の団体客など非常に汚く部屋やバスルームを使う方もおり、その様なお客様が使用された客室の清掃は清掃員の負担も大変なものになります。

この様にホテルの客室清掃の仕事は、現在では想像している以上にハードな体力勝負の肉体労働なのです。

客室清掃員はハードな仕事の割に時給は低く給与が少ない

この様に体力的に消耗が大きくかなりハードな客室清掃の仕事ですが、客室清掃員の時給は地方のビジネスホテルでは800円~900円程度と決して高くなく、また、時間制限に追い立てられて短時間に力を使い尽くす様な働き方ですので、時間的にもあまり長い勤務時間を働くことができません。

地方では800円で1日5時間労働、月間20日勤務で月給80,000円というのが、ホテルで客室清掃をしているパートのオバちゃん達の一般的な給与です。

この様に体力的にかなりハードな割に月給で10万円にも満たない給与ですので、ホテルの清掃員のパートの仕事だけで自立して生きて行くということは、現実的に非常に困難です。

ですので、ホテルで清掃員をしている女性は、その大半が主婦のオバちゃんです。

私が話を聞いたのは20代の女性の客室清掃員でしたが、やはり、自活しているのではなく親元にパラサイトして生活している女の子でした。

主婦のオバちゃんや親元に依存できるなど、家族や親や夫が自分を養ってくれるという立場でなければ、ホテルの客室清掃の仕事を選ぶことは厳しいと思います。

また、客室清掃の女の子から聞いた話ですが、ホテルの客室清掃は男のいない女性だらけの職場、そして40代~60代などの主婦のオバサンだらけの職場ということで派閥争いなども酷く、人間関係が非常に大変な仕事だということでした。

ホテルの客室清掃のパートタイムで働くことを検討されている女性の方は、肉体的にハードな仕事であること、労働時間が短く給与の少ない仕事であること、人間関係や派閥争いが大変仕事であること、というのは覚悟してパートの求人を探して頂ければと思います。

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以上、「ホテルの客室清掃の仕事は職場の派閥争いが酷く人間関係が大変。元フロントマンの経験談」の記事でした。

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