30代での他業種からIT企業への転職は難しいのか?30代前半までなら転職は十分に可能

IT業界が更なる盛り上がりと市場拡大を見せ、第2のITブームが巻き起こりつつある昨今。「30代だけど未経験のIT業界に転職したい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

その様な中で「30代での他業種からIT企業への転職は難しいのか?」という疑問を持たれている方もいるのではないかと思います。

実際にIT業界のWEB制作会社で働いている私の立場から言わせてもらえば、現在の人手不足の日本では30代前半までならIT企業やIT業界への転職は十分に可能です。

現在のIT業界は市場拡大に追いつかず深刻な人手不足

現在のIT業界は急激な市場拡大に追いつかず深刻な人手不足です。

日本全体が団塊世代の退職や引退、そして若者不足によって人手不足となっている中で、その中でも特にIT業界の人手不足と人材不足は深刻化しています。

かつてであれば「20代でなければ他業種からIT業界には転職出来ない」「20代前半でなければ先端のIT業界には転職出来ない」などの風潮が広がっていましたが、現在の日本のIT業界ではその様なことは全くありません。

私自身が新卒で就職した宿泊ホテル業界の正社員を辞めてから数年間のフリーターを経て、現在のIT零細企業で正社員となったのは4~5年前の28歳の時点ですが、現在の日本のIT業界はさらに人手不足が深刻化していますので、30代で特に専門的な資格や知識もなくIT業界での勤務が完全に未経験の方であっても、転職市場では非常に需要が高いです。

現在は飲食業界や宿泊業界などにお勤めで「30代だけど未経験のIT業界に転職したい」とお考えの方は、IT業界への転職に挑戦する価値や勝算は十分にあります。

IT企業は千差万別。問題はどの企業に転職するか

この様に業界の人手不足によって、現在の日本では30代であっても比較的容易となった他業種からIT業界への転職ですが、一言でIT業界やIT企業と言っても、同じIT業界内でもIT企業は本当に千差万別です。

どの企業に就職するかと言うことによって業務内容から待遇まで大きな違いが生じます。

そして「大手だからホワイト企業」「中小や零細だからブラック企業」と簡単に言うことが出来ないのが、IT業界の会社選びの難しさです。

企業の通信ネットワークなどの情報システム構築を行う会社であるSIer(システムインテグレーション)として業界で三本の指に入る大手IT企業の富士通なども、過労死者を出すほどのその過酷な激務から「IT業界のワタミ」と呼ばれ、ブラック企業大賞2012で受賞されるなど、IT業界屈指のブラック企業として存在を知られています。

ワタミに富士通、ローソンストア100… “ブラック企業大賞”授賞式! – ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/6849359/

富士通子会社でソフトウェア開発などをてがける「富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ」(富士通SSL)。2002年4月に同社に入社してSE(システムエンジニア)として働いていた新卒男性B氏は、月80時間以上の深夜勤を含む時間外労働をする中でうつ病を発症し、抗うつ剤の過剰摂取で27歳の若さで亡くなった。

逆に、情報発信者のプロフィールにある通り、私の勤め先は地方に所在する社員10名未満のIT零細企業ですが、1日3時間労働の在宅ワークで月給31万円のという世の中の大半の大手企業よりも遥かにホワイトな待遇で働くことが出来ています。

この様に、IT業界の企業は「大手だからホワイト企業」「中小や零細だからブラック企業」と簡単に決めつけることが出来ず、地方や田舎の中小・零細の企業でも収益性が高ければホワイト企業、大手であっても競争の激しい分野では過酷な激務を強いられるブラック企業である場合も多く、本当にその企業によって待遇や労働環境なども千差万別です。

ですのでIT業界やIT企業に転職する際は、「会社の規模が大きければ大丈夫」「知名度の高い企業だから大丈夫」などとイメージだけで考えずに、それぞれの会社の実態をしっかりと把握した上で転職することを強くお勧めします。

なぜIT業界では業界内で大きな待遇格差が発生するのか

なぜIT業界ではこの様に「大手であってもブラック」「中小・零細であってもホワイト」という様に労働環境などの面で、業界内で大きな待遇格差が発生するのかということですが、収益構造の面で非労働集約的な側面も大きいことがその原因の一つと言えます。

労働集約的な業界である飲食業界や介護業界などであれば、同じ業界内であれば、その待遇や労働環境は一部の例外の職場以外はほとんど横並びで同程度です。

そして、同じ飲食業界や介護業界であれば、業務内容や仕事の進め方などにも、各企業で根本的な大きな差異はありません。

例えば、飲食業界であれば、材料を仕入れ、調理をし、そして顧客に料理を提供し、お会計で代金を支払って貰いそれが店舗の売上になる。

この様な基本的な業務内容や収益構造は、どの企業や職場であっても基本的に同じですし、その際に必要となる従業員の手間や作業も、オートメーション化の進む回転寿司などの一部の例外を除き、同じ飲食業界の企業内でほとんど変わりがありません。

その為、「飲食業界の職場はブラック業界でキツい」「介護業界の仕事は薄給激務」というように、その業界全体のイメージだけで実際の会社や職場を想像して語ってしまっても、割とそのイメージが正しい場合が多いのです。

しかしIT企業の場合、その会社によって業務内容や仕事の進め方、収益構造などが全く異なりますので、「IT企業だから〇〇だ」「大手の企業だから〇〇だ」「中小企業だから〇〇だ」というように一般化して語ることが難しいのです。

また、労力をかけて顧客にサービスを提供することで初めて売上の発生する労働集約性の高い飲食業界や介護業界とは異なり、IT業界では一度自動的に収益の上がる仕組みを作り上げてしまえば殆んど労力を掛けずに継続的に同様の収益を上げ続けることが出来るなど、収益構造の面で非労働集約的な面も非常に大きいですので、その様な自動収益化に成功するかどうかなどが同じIT業界内での企業間の生産性や労働環境の格差を生み出します。

その結果、大手企業であっても毎日残業をして這いずり回って仕事をしなければ稼げないIT企業、一方で零細企業であってもゆったりと働きながら十分な給与を支給されるIT企業、というように、IT業界ではその会社の規模に関係なく、本当に様々な多種多様な働き方の企業が存在しているのです。

ですので、IT業界で働いた経験者の方が「IT業界はブラックだ」と言えば、それは一面では正しいですし、一方で別のIT業界経験者の方が「IT業界はホワイトだ」と言ってもそれも一面では正しく、どちらも一面では本当の真実を語っている。

という感じで、現在のIT業界はある意味で業界全体として掴み所のない非常に混沌とした業界ということは言えると思います。

こんな感じでIT業界は本当に多様性のある業界ですので、転職失敗の許されない30代という年齢でIT業界への転職を検討されている方には、「中小IT企業に転職してもブラックだ!」などと最初から決めつけてしまわずに、中小企業や零細企業も含めて幅広く様々な会社の求人をチェックすることを強くお勧めします。

皆さんがブラック企業を引いてしまうことなく、私と同様に待遇のホワイトなIT企業に就職出来ることを祈っています。

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ただし、会社によって待遇差の激しいIT業界やIT企業にはとんでもないブラック企業も多いのですので、ブラックな仕事の求人に引っかかってしまわないように、口コミの投稿から会社の内部事情や社員の満足度といった実態を知ることの出来る転職情報サイト「キャリコネ」もリクナビNEXTと併せて利用することをお勧めします。

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以上、「30代での他業種からIT企業への転職は難しいのか?30代前半までなら転職は十分に可能」の記事でした。

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