チェーン店により個人商店が壊滅しつつある日本。しかし今後は個人商店の逆襲が始まる

現在までの日本ではチェーン店の攻勢により個人商店が壊滅しつつあります。しかし今後は逆に個人商店の逆襲が始まると私は予測しています。

その理由は、深刻な人手不足によるチェーン店システムの崩壊と、SNSの影響力拡大により集客の為には店舗の個性が強く求められる時代となりつつあることです。

深刻な人手不足によって崩壊するチェーン店システム

特に1990年代以降にデフレ経済の波と共に急速に規模を拡大して日本を席巻したチェーン店システム。しかし近年は深刻な人手不足とパート・アルバイトの時給高騰により、チェーン店システムは崩壊の時を迎えようとしています。

かつてチェーン店が躍進した理由は豊富なモラトリアム労働力

1990年代から2000年代の日本において飲食や小売などのチェーン店が収益を拡大し続けられた理由は、若者が大量に街に溢れていたことでパートやアルバイトという安価な労働力を豊富に得られ、その潤沢な労働力を活用した多店舗展開による規模の経済によって経営コストを押し下げることが可能であったことが最大の要因でした。

世間の大学進学率が20%程度であり、世の中の若者の大半が18歳で高校卒業と同時に正社員として会社に勤めて一人前の社会人となる、という人生が当たり前だった昭和の時代と違い、1990年代以降の日本では大学進学率が急激に上昇を続け、また定職に就かないフリーターなどの働き方も流行しました。

この様な時代背景によって、一種のモラトリアムの状態でフラフラとする若者が急増し街中に溢れ返っていたのが、この1990年代から2000年代までの日本の社会状況でした。

そしてモラトリアム状態で自立することなく、実家で暮らしたり親から仕送りなどの経済援助を受けている彼ら大学生やフリーターが、アルバイトとしてコンビニや飲食チェーン店などで安価な時給で働く。

彼らモラトリアムの若者は、基本的に親の経済的援助に依存することで最低限の衣食住の生活は十分に満たせますので、アルバイトで自分が好きな物を買うためのお小遣い程度を稼げれば良いわけです。

そのため、彼らは安価な時給のアルバイト求人であっても、文句を言わずに働いてくれるチェーン店にとっては非常に都合のいい存在でした。

つまり1990年代からの日本のデフレ経済とチェーン店システムの市場席巻とは、この安価な賃金で働くモラトリアムの若者達の豊富な労働力によって支えられていたものなのです。

若者の人口減少によってチェーン店システムが崩壊しつつある

しかし、この様なモラトリアムの若者達の豊富な労働力に依存したデフレ経済とチェーン店システムは、若者人口の減少によって崩壊の時を迎えつつあります。

以下は1968年から2017年までの新成人(20歳の若者人口)の推移です。

2017年の新成人は123万人・前年から2万人の増加…新成人人口の推移をグラフ化してみる – ガベージニュース
http://www.garbagenews.net/archives/2122978.html

新成人の人口推移を見ると、グラフ左側にある1970年が一番多い。これは第一次ベビーブーム世代が成人に達したのが原因。その後減少を続けているが、1980年以降再び増加に転じ、第二次ベビーブーム世代の人が成人に達する1995年前後にピークを見せる。その後減少傾向を再開し、今はそれが継続中の状態にある。

(中略)

なおグラフ上、1987年に大きなへこみが生じているのが目に留まる。これは昭和41年・丙午年生まれの人が成人した年。いわゆる「丙午信仰・迷信」により出産数が極端に少なかったことに起因するもの。

1990年代半ばには200万人以上もいた20歳の若者が、2017年現在ではその半数の100万人程度まで落ち込んでいる。

単純に考えて、これは労働市場においてパートやアルバイトなどの労働供給が半減したことを意味し、飲食などのチェーン店において深刻な人手不足の状況を生み出しています。

関西の外食産業アルバイト、人手不足深刻、経営者がホール係の店も – 産経新聞
http://www.sankei.com/west/news/171004/wst1710040079-n1.html

外食産業のパート・アルバイト従業員の平均時給が高騰している。訪日外国人客(インバウンド)が増加する都市部を中心に飲食店がにぎわい、賃金を引き上げて人手不足を解消したい企業が増えているためだ。関西(大阪府、京都府、兵庫県)では平均時給が900円を超え、今年6月には過去最高を記録。最低賃金の上昇もあり、人件費増で経営に影響を受ける企業も出てきそうだ。

大阪市阿倍野区の商業施設「あべのルシアス」内のレストラン「イタリアン・トマト」。若い女性スタッフと一緒に白髪の男性が慣れた手つきでカフェオレを作っていた。同店をフランチャイズで運営するアールリンクの戎谷健司専務(55)だ。3年ほど前から思うように従業員が集まらなくなり、自らホールに立つことが増えた。

高校生のアルバイトも雇って昇給を積極的に行っているが、それでも人員が2割ほど足りないという。戎谷専務は「自分がその穴を埋めるしかない」と話す。

この様に人手不足の深刻化によって、かつて1990年代から2000年代にかけて日本を席巻した安価な労働力を利用したデフレ経済型のチェーン店システムの崩壊の日は、目前に迫りつつあるのです。

ネットの影響力拡大により店舗の個性が求められる時代に

この様に若者の人口減少が進み旧来のチェーン店システムが崩壊を迎えつつある一方で、ツイッターやインスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やインターネットの影響力拡大により、飲食や小売りなどでも店舗の個性が求められる時代に突入しつつあります。

どこにでもあるありきたりな商品を並べたチェーン店ではなく、世界中でそこにしかない商品やサービスと出会える個性のある個人商店。

それがこれからのインターネット全盛時代に求められる店舗の姿です。

長らく個人商店の衰退ということが言われてきましたが、これからの日本では、チェーン店には逆風が吹き、そして逆に個人商店に追い風が吹こうとしているのです。

しかし、この様に個人商店の逆襲の時代と言っても、昭和の旧時代的な発想でただ漫然と店舗を構えてお店を開いても、そんなお店はあっという間に潰れてしまうでしょう。

SNSやブログ、ホームページなどのインターネット上での情報発信をいかにフル活用し、お店をブランド化しファンを作り集客に結びつけていくことができるか、それがこれからの時代の個人商店に最も求められる要素です。

地方の個人事業がネットを駆使し全国から集客する事例

情報発信者のプロフィール」にある様に私自身は地方の零細IT企業に勤めています。

そして会社で私が主に携わっている仕事が、脱サラした個人事業者の方の開業支援です。

サラリーマンを辞めて脱サラして個人事業主となって商売を始める。しかし、たとえどんな素晴らしいサービスや商品であっても、それだけではお客さんは一人も来ませんし売上も収益も全く生まれません。

なぜなら世間の人達は、そんな個人で始めた個人商店や商売など全くその存在すらも知らないからです。お店の存在すら知らないのに、お客さんになってくれたりモノやサービスを買ってくれたりするはずもないのです。

そこで脱サラした個人事業主の方が立ち上げた事業やお店の集客とブランド化のお手伝いをするのが、私が携わっている仕事です。

個人商店や個人事業にとってネットでの集客は強力な武器

ホームページを作り、そしてブログを更新したり、ツイッターやインスタグラム、フェイスブックなどのSNSを更新して、ファンを増やして集客して売上に結びつけていく。

そのアドバイスやお手伝いの作業をするのが私の会社の業務ですが、今の時代の個人商店や個人事業ではネット集客は絶対的な必須の要素です。

そして、インターネット上での情報発信や集客を上手く行うことが出来れば、歴史も浅く従業員のいない小規模な個人商店や個人事業であっても大きなチャンスがあるのが、今の新しい時代と言えます。

私の会社でサポートしている脱サラした個人事業主の方々もインターネットを活用することで地方に居ながらにして日本全国に対してサービスや商品を販売し、年商1億以上や年収1000万円以上を達成しています。

中には従業員を1人も雇わないたった一人の会社で、ホームページやブログでの情報発信によって独自の個性をアピールし、インターネットでのブランド化とファン獲得に成功し、年商1億を達成している個人事業主の方もいます。

その方の物販販売事業では、たまに口コミやご紹介でのお客様もいますが、商品を買われるお客様の99%は私の会社でサポートしているインターネット集客からのお客様です。

旧来の様なネット集客の出来ない商店は90%が失敗する

しかし逆に言えば、この様なインターネット上での情報発信や集客を行えない旧時代的な個人商店や個人事業は、完全に淘汰される時代になりつつあるのです。

以下の記事でも書いている様に、特に飲食店の場合、まともなネット集客もせずに独立開業した場合の成功率(10年後の店舗存続率)はたった10%程度です。

旧来の様なネット集客の出来ない商店や事業には全く勝算のない時代となりつつあるのです。

今の時代の個人商店や個人事業では、ホームページやブログ、SNSなどのインターネットでの情報発信とブランド化がいかに重要であるか、お分かり頂けるかと思います。

今の日本で個人店舗を成功させるならネット集客は必須

チェーン店が斜陽の時を迎え個人商店の逆襲の時代になっていますが、個人事業が集客に成功し生き残る為にはインターネットでの情報発信は必須ですので、ブログやSNSなどに力を入れて下さい。

ただ、今のインターネットは競争が激しく生半可な覚悟では通用しないことは確かです。

上で例に挙げた脱サラしてたった一人の会社で年商1億の方は、毎日ほとんど休まず1日2記事も情熱的な気持ちの籠った熱いブログを更新していることで、全国で熱狂的なファンの方が生まれ、お問合せや成約に繋がる様になりました。

しかし、今の時代はインターネットを駆使することによって、個人が勝負するには大チャンスの時代であることは間違いありませんので、個人で商売を始めたいという方は、ブログやSNSなどの運営に死ぬ気でこだわり抜いてみれば活路が開けるはずです。

商用サイトには独自ドメインで運営するサイトがベスト

そして個人商店や個人事業のブランド化と集客を促進する商用サイトには、独自ドメインで運営するサイトやブログなどのオウンドメディアがベストです。

もちろん無料のブログやレンタルスペースなどでもある程度の集客は可能ですが、長期的な店舗や事業のブランド化・差別化を考えた場合、最も効果が高いのが世界に1つだけの独自ドメインによって運営されるサイトです。

実際に私の会社でサポートしている年商1億円の個人事業主の方も年収1000万円以上も、最初はアメブロでブログを更新していたり、経費の掛からないレンタルスペースなどにサイトを公開していたのですが、独自ドメインでの集客サイトやオウンドメディアを開始したことで右肩上がりに爆発的に収益と売上が伸びました。

もちろんスマホの普及やインターネット利用の市場規模拡大の影響は大きいですが、独自ドメインでの集客サイトやオウンドメディアの運用なしには、年商1億円などの成果を上げられなかったのは疑いようもない事実です。

独自ドメインはお名前.comで年間1,000円で取得可能

独自ドメインはこのサイトでも採用している「.com」などのドメインが一番無難です。

「お名前.com」から年間1,000円程度の費用で契約することが可能です。このブログのドメインも「お名前.com」で取得しています。

お名前.com【公式サイト】



正直、ドメインに関してはどこでとっても大体料金もサービスも似たり寄ったりなのですが、どうせどれでも似たり寄ったりなのであれば、最大手の「お名前.com」の利用が一番無難で安心だと思います。

商用サイトのサーバーは安定性抜群のエックスサーバーが定番

独自ドメインに自分のサイトをアップするには有料のレンタルサーバーを契約する必要があります。

商用サイトやオウンドメディアを運営するならサーバーはハイスペックで安定性抜群の「エックスサーバー」が定番です。

エックスサーバーは非常にサーバーのスペックが高く、サイトの表示が軽くサーバーがダウンするなどのトラブルも発生しません。

エックスサーバーでは最もリーズナブルなX10(スタンダード)プランで年間15,000円で導入出来ます。サーバーのスペックとしてはこのX10(スタンダード)プランで十分です。

エックスサーバー【公式サイト】



ちなみにこのブログのサーバーは他にアダルト関連のサイト(こちらのサイト)を運用しているため、アダルトコンテンツOKのレンタルサーバーである「FUTOKA」を契約しています。

FUTOKAの費用はエックスサーバーX10(スタンダード)プランよりも1万円高い年間25,000円ほど。

私はアダルト関連のサイトも運用しているのでFUTOKAを導入せざるを得ませんでしたが、たまにサーバーが落ちてサイトを閲覧出来なくなってしまうことがしばしばあり、安定性にはやや欠けます。

風俗店などのアダルト系ではない通常の店舗サイトやオウンドメディアを運用するのであれば、年間の経費が1万円安く安定性も高いエックスサーバーを断然オススメします。

ネットの集客には半年は掛かるので店を開いてからでは遅い

この様にオウンドメディアや店舗サイトの運用をおすすめしましたが、「ホームページは店を開いてからでいいんじゃないか」とお思いの方が大半でしょう。

しかし!実際に店を始めてからサイトを運用するのでは遅いのです。

私も実際に様々な個人事業主の方の店舗サイトの運用に携わらせて頂いていますが、ネットからまともに集客が出来る様になるまでは最低でも半年は時間が掛かります。

開業からスタートダッシュを切ってネット集客を実現するためには、実際に開業する前の段階からサイトを運用して育てて行く必要があるのです。

実際、私のクライアントは独立開業当時は大々的に広告を出す資金力もない方ばかりでネット集客に99%依存していましたので、開業から半年間はまともにネットから集客が出来ずに閑古鳥が鳴きアルバイトなどで食いつなぐ苦労をされていました。

結果としてその苦労を乗り越えて現在では年商1億円などを達成出来たのですが、あなたにはその様な大変な苦労は掛けさせたくありません。

ですから、開業時点でからスタートダッシュを決めることが出来る様に、まずは出来るだけ早くオウンドメディアや店舗サイトを運用開始して育てて下さい。

まとめ

チェーン店の隆盛により個人商店が壊滅しつつあった日本…しかし、ネット社会の発達により再び独自性と個性に溢れる個人商店や個人事業の逆襲が始まろうとしている…!

ですが、インターネットによる集客とブランド化と差別化が出来ているということが、個人商店や個人事業が成功する絶対条件です。

これからの時代に個人商店や個人店舗を成功させたいなら、独自ドメインでの本格的な自社サイトやオウンドメディアの運用は絶対必須ですので、お金をケチって無料ブログや無料レンタルスペースなどを使っていてはお話になりません。

年収1,000万円や年商1億への道も「お名前.com」と「エックスサーバー」へ合わせて2万円弱を初期投資をすることでスタートラインに立つことができます。

企業や独立開業で本気で成功したいなら、たった2万円弱の費用をケチらずに、店を開く前にまずは独自ドメインとサーバーを契約して、本格的な自社サイトやオウンドメディアを運用して下さい。

以上、「チェーン店により個人商店が壊滅しつつある日本。しかし今後は個人商店の逆襲が始まる」の記事でした。

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