介護と保育の担い手が足りない!行政事務へのAI導入で暇になった公務員を割り当てるしかない

昨今の日本では地域における介護と保育の担い手が足りないということが非常に深刻な社会問題となりつつありますが、行政事務へのAI(人工知能)導入による効率化によって、事務の仕事を奪われ暇になった公務員を介護や保育に割り当てることしか、この深刻な社会問題の解決の方法はないと私は考えています。

本来的に公務員は公僕であり社会の奴隷である

本来的に公務員は公僕であり社会の奴隷です。

一口に公務員と言っても、警察官の方も消防士の方も教師の方も、安定した給与は貰えているとは言え、ほとんど休みも取れない様な民間を遥かに凌ぐ大変なブラック勤務の労働環境を強いられながら働いています。

警察官の方や消防士の方は事件や火災があれば休みも取れず現場に駆り出され続け、指令があればたとえ真夜中であっても休日であっても関係なく現場に直行しなければなりません。場合によっては命の危険も伴いますし、本当に大変なブラック職業です。

近年では多くの教師が、非常識なモンスターペアレンツによるプレッシャーと甘やかされて育った子供達が引き起こす学級崩壊によって、強烈な精神的ストレスに苛まれています。また、教師は土日や祝日であっても部活の指導の為に丸一日潰され、まともに休みを取ることも出来ません。ここ10年間で鬱病発症率が急激に上昇し続けているとんでもないブラック職業です。

教員の職業病である鬱が年々増加!学級崩壊の原因となった生徒・親に対する損害賠償は可能?防衛手段は? – エキサイトニュース
https://www.excite.co.jp/News/column_g/20150123/Horitu_soudan_228.html

文科省が発表した「教員のメンタルヘルスの状況」によると、精神疾患によって休職した教員数は10年間で3倍になったと伝えられており、鬱は今や教師の職業病として定着しつつあります。

「業務過多・残業の増加」、「部活や学校行事による負担増」、「モンスターペアレント」など原因は様々ですが、学級崩壊もその内の1つに含まれています。メディアでは「教師の指導力不足」などと報じられていますが、禁止された体罰と、それに対する監視が厳しくなる中、それを逆手に生徒の挑発行為が増えていることも原因ではないでしょうか。

警察官や消防士の方も教師の先生方も、本当に大変な仕事をされていますが、公務員は本来的に社会の奴隷である公僕ですので、自分を犠牲にしても社会の為にこの様な責務を果たすのが役割なのです。

そのため警察官や教師の民間を遥かに超える非常に過酷なブラック労働の実態も「その分、安定した給与を貰えているから」という理由で黙殺されているのが現状です。

この様に本来は社会の為に大きな自己犠牲を強いられることも当然とされる公務員ですが、行政事務を担当する地方公務員は例外的に、特別な災害などが発生しなければ、民間と比べて非常に恵まれたホワイトな労働環境で働くことが可能でした。

しかし、本来的に公務員は公僕として社会の為に自己犠牲を強いられる奴隷です。

つまり、警察官や教師といった公務員の方々が凄まじく過酷なブラック労働環境を強いられている様に、現在までは例外的にオアシスの様な労働環境を得ることが出来ていた地方公務員の方々もまた、状況によっては過酷なブラック労働の責務を強制され得るということです。

AIの行政事務への導入により公務員の仕事の質が変わる

2016年から運用が開始されたマイナンバー制度(国民総背番号制)の導入は行政事務へのAI(人工知能)導入と地方公務員削減の布石です。

参考:マイナンバー制度導入は行政事務へのAI導入と公務員大リストラ時代の布石

AI(人工知能)導入によって地方公務員の行政事務を効率化して余剰な人員を削減していく。

それがマイナンバー制度の真の究極目標です。

では、AI導入によって仕事を奪われた地方公務員はどうなるのか。

近年の日本では「介護と保育の担い手が足りない!」という状況が日々深刻化していますので、事務の仕事を奪われた地方公務員達が強制的に介護や保育などの資格を取得させられて、そのブラック労働の責務を押し付けられることになるでしょう。

彼ら公務員は公僕、社会の奴隷なのですから、その命令に逆らう権利はありません。

行政事務へのAI導入は今後10年~15年程度を掛けて行われると予想されますので、バブル期に就職した現在40代後半や50代などの地方公務員はなんとか退職金を貰って勝ち逃げです。

逃げ切り50代公務員、時間をかけて働くフリをする毎日 – 日刊SPA!
https://nikkan-spa.jp/1450298

■カネのために退職は論外。時間をかけて働くフリの毎日

…安村敏和さん(仮名・53歳)県職員/年収700万円/勤続31年

出世コースから外れても世間からは勝ち組と見られる公務員。安村さんはかつて某県庁に勤めるエリート職員だったが15年前、トラブルの責任を取らされ左遷。以来、出先機関などを転々とし、現在の職場も郊外にある県運営の宿泊研修施設だ。

「どんなに頑張ったとしても県庁にはどうせ戻れないので仕事のモチベーションは上がりませんが、県職員の給与体系なので給料だけはいい。だから、いかに働くフリをして仕事をサボろうか、そればかりを考えています(笑)」

とはいえ、そもそも仕事はあまりなく、残業はあっても月1~2日。それも30分程度とか。

「とりあえず、今は紙のファイルで管理されていた’80~’90年代の利用状況をデジタル入力する作業をしているのですが、普通なら1か月とかからない作業を3か月かけてのんびり行っています」

それでも同じく左遷組の施設長からは「働きすぎだよ」と言われたというから驚きだ。

「だから、午後は見回りと称しては敷地内をウオーキングしたり、トレーニング室でマシンを使った運動などして過ごしています。閑職に追いやられたのをプラスと捉え、健康維持に努めようと思って。定年後をどう楽しむかしか考えていないので、そのためにも元気でありたいですしね(笑)」

職場ぐるみのサボリ体質。税金の無駄遣いも甚だしい。

この様に40代後半や50代などの地方公務員は、まさに働かないで人並み以上のお金を貰える現代における貴族の様な存在です。

しかし、一方で現在20代や30代などの若い公務員はどうなるか…

彼らはAI導入によって事務作業のデスクワークから締め出され、老人の介護や保育と行った現場へと駆り出されていきます。

プラス思考で考えれば、現場で市民と向き合う仕事は、ただ書類を扱っているだけの事務作業などよりもよっぽど遣り甲斐のある仕事と言うことは出来るでしょうが、その様な仕事には向き不向きがあるはずです。

事務作業のデスクワークでひたすら正確で手早い処理が求められていたこれまでの地方公務員の行政事務の仕事。

そして一方で、介護や保育の現場へと駆り出されて老人や子供などを相手にしなければならないこれからの地方公務員の仕事。

人間の代わりにAIが行政事務を担うことで、地方公務員の担当する仕事の質が180度変わってしまうということです。

不憫な若い公務員とラッキー人生の中年公務員

特に現在の20代や30代の地方公務員の大半は、不況の中で安定職を求めて志望者が殺到する高倍率を潜り抜け、難関のペーパー試験と面接を突破して公務員に採用された事務的能力の面では非常に優秀な人材です。

制限時間内での正確なペーパーテストへの回答が得意で、正確さと手早さが求められる行政事務のデスクワークにおいては最高に優秀な人材と言えるでしょう。

公務員人気が今ほど若者の間で高くなかったバブル期以前に就職した40代や50代のボンクラの中年公務員と比較して、高倍率を突破して採用を勝ち取った現在の20代や30代の若い公務員は圧倒的に優秀なものと思われます。

しかし、若い地方公務員たちの優秀さは、あくまでもペーパーテストや事務作業などの能力における優秀さです。

行政事務のAI導入によって介護や保育の現場に駆り出されて、市民と直接接しながら対応していく能力。それがこれからの公務員に求められる能力と資質です。

具体的に言えば、老人を介護して話を聞いたり幼児の面倒を見る体力とかコミュニケーション力とか共感能力とかが、これからの地方公務員に求められる能力と資質なのです。

スポーツで例えるなら野球選手がいきなりサッカーをやらされるようなものですので、単に正確・迅速な事務処理能力が高いだけのペーパーテストエリートタイプの若い公務員の方は、これからの時代は非常に大変なことになると予想されます。

また、一方で行政事務へのAI導入によって公務員の仕事の質が180度大きく変化することで、単なるペーパーテストの点数ではなく、介護経験があるとかボランティア経験があるとか、子供を相手にした地域活動の経験があるとかが、公務員採用において大きなウェイトを占める要素になっていくはずです。

ただ、問題となるのが現在20代とか30代とかの若い地方公務員です。

すでに採用されている彼らは、主にペーパーテストでの点取りゲームや事務処理能力の高さを競って採用された人材ですので、果たしてこれからの時代の公務員の業務に適応することが出来るのかどうか。

新しい業務に馴染めず早期退職なども非常に増えることになるでしょう。

不況下で学生時代から必死に勉強してせっかく高倍率を突破して難関の公務員に就職しながら、自分たちより遥かに無能でボンクラなバブル就職組の上司の下で働かされ、そしてようやく自分たちが上に立つ年齢になった頃には、行政事務へのAI導入で介護や保育などの現場へと駆り出される。

現在20代や30代の若い公務員達のキャリアを想うと、本当に不憫に思われます。難関の採用試験を突破した彼らの事務処理能力は非常に優秀ですが人生では報われない。

逆に、好況期に低倍率の緩々の試験を通って公務員として採用され、AI導入が本格化する前に退職金をガッポリ貰って人生を勝ち逃げしていくバブル就職組の中年公務員のお気楽ラッキー人生さは凄まじいですね。

傍目で見ていても、結局世の中は運と巡り合わせなのかとやるせなく感じてしまいます。

きっと彼ら中年公務員は前世で高い徳を積んだのでしょう。きっとそうに違いありません。

難関を突破した努力家で優秀な若い公務員の方たちの今後の人生も報われて欲しいものです。

以上、「介護と保育の担い手が足りない!行政事務へのAI導入で暇になった公務員を割り当てるしかない」の記事でした。

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