技術面で世界に後れを取る日本。しかし技術が臨界を迎えると日本人の繊細な情感が世界を制する

日本は経済的に衰退している。そしてかつては世界に先んじていた技術の面でも日本は後塵を拝し、世界のトップから大きく後れを取っている。

これらの日本の落ちぶれた現状や暗い未来を予測する指摘は完全に正論であり、無根拠な日本マンセーなどよりもよっぽどまともな意見だと私は思います。

しかし、一方で経済的に日本が落ちぶれ技術面で遅れを取っている現在でも、日本が世界に比べて圧倒的に優れている分野も数多く存在しています。

その最たるものがアニメであり、漫画であり、ゲームなどのサブカルチャーの分野です。

その一方で、日本の文化の中でも映画やアートなどのハイカルチャー分野や音楽やエンタメなどのポップカルチャー分野では、現在の日本は世界からはほとんど相手にされておらず、強いて言うなら文学で村上春樹の作品が世界的に人気を得ている程度です。

しかし、村上春樹の作風は純文学的というよりは極めてラノベ的であり、その意味で彼は映画やアートなどのハイカルチャー分野よりもアニメやゲームなどと同じサブカルチャー分野に含めて語るべき作家です。

村上春樹とラノベのあいだ ~新作『騎士団長殺し』を楽しむ前に – 現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51036

この様にサブカルチャーの分野では未だに世界の再先端を行く日本ですが、日本人の繊細な情感は世界的に圧倒的に優れていることが、日本のサブカルチャーが世界を席巻している最大の理由です。

日本人にしか感じることの出来ない繊細な感覚と情感が、日本が素晴らしいサブカルチャーのコンテンツを世界に発信する原動力となっているのです。

日本人が開発した世界最恐のホラーゲーム「サイレントヒルP.T.」

日本人の繊細な感覚と情感が生み出すサブカルチャーのコンテンツのクオリティが、世界でもどれほどの突出した高いレベルにあるのか、疑いを持っている方は実際に作品をご覧ください。

下は日本人が開発した世界最恐のホラーゲーム「サイレントヒルP.T.」のプレイ実況動画です。技術的には日本よりも優れたアメリカ人や中国人にも絶対に作れない、日本人ならではのジャパニーズホラーの繊細な情感と心理要素が散りばめられた作品です。ガチで怖いので心臓発作に気を付けて視聴して下さい。

いかがだったでしょうか。

私はプレイしながら怖くてトイレに行けなくなりウンコを漏らしそうになりました。

途中に脅かしてくるお化けの女の人(リサという名前の女性です)の映像などはありきたりですが、その場面にたどり着くまでの不安と恐怖心を煽る細かい心理的な伏線の張り方やタイミングの絶妙さが、良い意味で悪魔的なレベルの完成度に到達しています。

この「サイレントヒルP.T.」は2014年に日本人と日本の制作チームによって世界に向けて作られた体験版的なホラーゲームです。

P.T. (ホラーゲーム) – Wikipedia

『P.T.』 (Playable Teaser) は小島秀夫監督、小島プロダクション制作によりコナミにより配信された一人称視点のサバイバルホラー・ビデオゲームである。2014年の8月14日にPlayStation NetworkからPlayStation 4向けに無料配信された『P.T.』は、後に制作中止となるサイレントヒルシリーズの新作『Silent Hills』のインテラクティブなティーザー広告として提供された。『P.T.』においてプレイヤーは超自然的な現象に遭遇しながら、幽霊の住まう屋敷の廊下を何度もループしながら探索することとなる。

単純な映像や音響のリアリティや技術などの面では、アメリカのゲームや作品が日本を上回っていますが、しかし、その技術を用いて制作されるコンテンツのクオリティでは、繊細な情感と感覚を持つ日本人の作ったものが、圧倒的に世界を凌駕しているのです。

「サイレントヒルP.T.」の恐ろしさに比べたら、昔のヒッチコックの恐怖映画の怖さなんて鼻糞以下のレベルですし、単純に驚かせたりインパクトのあるグロテスクな映像を見せたりするだけのアメリカのホラー作品は、この「サイレントヒルP.T.」や貞子で知られる映画「リング」などのジャパニーズホラーのジワジワと木綿で首を絞める様に迫りくる恐怖は日本製の作品ほどは上手く表現出来ていない訳です。

技術革新が臨界を迎えれば情感表現がクオリティを決する

技術革新が臨界を迎えれば情感の表現の繊細さがコンテンツのクオリティを決定します。

その時に世界を制するのは、世界で最も繊細な情感と感覚を持つ日本人です。

リアルな美しい映像、そして臨場感のある音声。その他、人間の五感に働きかける最新のヴァーチャルリアリティ技術。

しかしこの様な映像技術などがいくら優れていようと、そこに繊細な情感や感覚が存在しなければ、そのコンテンツや作品は下らないジャンク品となってしまいます。

ヴァーチャルリアリティなどの技術革新が臨界を迎えた時こそ、繊細な情感や感覚というディテールがコンテンツのクオリティを左右する最重要要素となるのです。

以下は中国の深セン市を訪れ、技術的・経済的に日本より遥かに発展した中国の都市部の様子に、「日本は中国に完敗した」と衝撃を受けた方のコラムです。

日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと – 現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53545

経済的・技術的な中国の発展具合と対比する形で日本の現状に対しては非常に悲観的な言葉が並んでいますが、逆に私はこのコラムを読み「今現在は中国が日本より圧倒的に優れていても、将来の中国は日本には永遠に勝てなくなるだろう」という確信を得ました。

なぜなら、日本人と比べた時、中国人には繊細な情感や感覚が欠落しているからです。

深セン市で体験したほとんどすべてのコンテンツのクオリティは、目を覆いたくなるほど低かった。目を覆いたくなるというのは比喩ではない、VRをいくつもやったからだ。いずれもひどく酔っぱらって、大変だった。

このクオリティの低さに理由を求めるならば、文化大革命や共産党によるビデオゲーム規制など、なぜか文化を破壊したり抑圧したりする、独特のお国柄にあるのだろう。ことコンテンツ創造にかんする、文化的蓄積がないのだ。

ヴァーチャルリアリティなどの技術革新が臨界を迎えた時こそ、繊細な情感や感覚という「情感力」で作り込んだディテールがコンテンツのクオリティを左右する最重要要素となる。そして、その繊細な情感や感覚という面で、日本人と中国人との間には永遠に超えられないほどの大差が存在するのです。

そして日本人と中国人との間に存在するこの圧倒的な大差は、経済的・技術的には完全に逆転された現在であっても、その差が全く縮まっていません。

以下は、社会派ブロガーである「ちきりん」さんが1997年以来20年ぶりに中国に訪れた際のツイートです。

どれだけ中国が経済的に発展しようと、中国人にはこんな粗末で雑な残飯の寄せ集めの様な弁当しか作ることが出来ない。

1997年から2017年までの20年間で中国は経済的に大きく発展しましたが、「ちきりん」さんがツイッターに上げた2枚の弁当の写真の通り、弁当のクオリティはほとんど全く進歩していないわけです。

そして同様に、どれだけ中国がITやVR(ヴァーチャルリアリティ)などの技術の面では日本より進歩しようと、中国人には上で紹介した「サイレントヒルP.T.」の様な繊細な情感でディテールのクオリティにこだわり抜いたホラーゲームは絶対に作ることができない。

また、アメリカ製の多くのホラー作品を見れば分かる通り、中国人と同様にアメリカ人の情感もまた、日本人ほどは繊細ではないわけです。

そこに世界の中での日本の圧倒的な優位性があり、技術的な臨界点を迎えた未来の世界において日本人が世界を制する理由があるのです。

ただし、アベノミクス失敗と経済崩壊によって2021年からの日本は最低最悪の奈落の底のどん底を彷徨うことになります。これは様々な統計データや指標などから考えて確実な未来です。

しかし、このどん底の低迷と破滅を乗り越えた先に、日本人の精神性の高さが再認識され再び日本が世界の模範として尊敬を集める時代が来ると私は確信しています。

この様な日本の明るい未来について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

参考:日本の未来は夢と希望に満ち溢れている。「神の国」日本は世界から尊敬され憧れられる

以上、「技術面で世界に後れを取る日本。しかし技術が臨界を迎えると日本人の繊細な情感が世界を制する」の記事でした。

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