やりたい仕事ができないので日立製作所を辞めたいエンジニアの方へ。半端な覚悟で日立を退職すると後悔します!

やりたい仕事ができないので日立製作所を辞めたいエンジニアの方へ。半端な覚悟で安易に日立を退職すると99%後悔します!

エンジニアや技術者としての「やりたい仕事が出来ない」「大企業の歯車の様な日々にウンザリする」「好きな仕事がしたい」「もっとクリエイティブな働き方をしたい」「やりがいを感じられる仕事がしたい」という自分の願望との葛藤はあると思いますが、安易な気持ちで日立製作所を辞めて大企業の正社員という安定したキャリアや待遇を捨ててしまう判断は非常にリスキーです。

大企業の正社員が世間の中でいかに優遇されて守られた存在であるかを自覚せず、半端な覚悟で安易に日立製作所を退職するとほぼ確実に後悔する結末になります。

本当に日立製作所から放り出されて生きて行く覚悟のある方だけ、他の会社や職場への転職を検討して下さい。

甘い見通しで安易に日立製作所を辞めた社員の末路

以下は甘い見通しで安易に日立製作所を辞めた元日立社員の末路です。この事例の様に退職を後悔したくなければ、転職エージェントの口車に乗せられて軽い気持ちで転職してしまうことは避けて下さい。

元日立社員が転職を激しく後悔! 「土下座してでも戻りたい」にネット「失敗じゃない。次行けばいい」 – キャリコネニュース
https://news.careerconnection.jp/?p=9400

日本最大の総合電機メーカーである日立製作所を辞めたエンジニアの男性が、ツイッターに転職を激しく後悔する内容を投稿し、注目を集めている。

この男性は、京都大学から新卒で日立に入社。3年ほど在籍し、昨年1月に退職した。その際に、はてなダイアリーに退職エントリーを投稿している。

「日立の優秀な技術者たちよ. 価値を失う前に転職せよ. 社会はあなた方を求めている」

そんな勇ましい提言を掲げ、自分も能力の1割ほどしか発揮できていないと不満を募らせる。このまま残ると転職市場で自分の価値がなくなってしまう懸念があるので、リスクを最小化するために若手のうちに転職する必要がある、という内容だ。

■「なぜ辞めたんだろうか。つらい」

この記事は当時「退職エントリの中でも、なかなか読ませる内容」などと、ネットで大きな話題となった。筆者の活躍に期待を寄せる声がある一方で、自らを「生来のカリスマ」などと呼ぶ筆者に懸念を示す人もいた。

「他を知れば日立がいかに守られた環境であるか知るのやも」

どうやらその懸念は的中してしまったようだ。筆者は転職から1年と少し経った3月24日ごろからツイッターに会社への不満を漏らし始め、27日にはついに「壊された。転職するんじやなかった」と思いを打ち明けた。

「日立の方が遥かに良かった。なぜ辞めたんだろうか(…)つらい」

前職の日立では研究所に所属し、国際学会での発表や海外出張もあった。しかし転職先は商社系の大手IT企業の子会社で、営業力もなく開発環境も前職と比べて劣っている。待遇面も思わしくなかったようだ。

「もうこんな仕事したくない。させるならお金ほしい。なんでこんな奴隷同然の搾取をされなきゃならないの」

年功序列で給料の上がる日立が「羨ましい」という。日立は今年の春闘で3000円のベースアップもあった。「日立辞めなかったら今頃どうなってたかな。考えるだけで辛くなる」と、かなり落ち込んでいる様子だ。

■「隣の芝生は青い」は世の常なのか

現在の会社はコアタイム制で、決まった時間は会社にいないといけないが、日立の同期は裁量労働制。「おれだけ裁量労働じゃない」「転職は完全に失敗だった」「辞めたい」と、後悔は果てしない。

「まじ部長課長どころかブログで影響与えてしまった副社長レベルにも土下座で謝るので日立に戻りたい」

一連の投稿はネット上で話題に。「離れてみて分かる大企業のよさ」を指摘する声が多い。

「日立製作所本体ともなれば福利厚生も含めると、技術系でより待遇のいい会社は日本に数えるほどしかないんじゃないですかね」「隣の芝生はなんとやら」

リサーチ能力の低い人が恵まれた環境にいるなら、転職しないほうがいい、という指摘もある。特にIT業界では、入社してみたら事前に聞いていた話と違い、酷いプロジェクトや客先に放り込まれることがあるという。

「転職エージェントの甘言に乗せられた人の結末」という見方も。退職時のブログでは、エージェントに「あなたはまだ若いし才能があるのだから、リスクを恐れずに挑戦した方がいい」と言われて転職を決めたと書いていた。

変に鵜呑みにせず、自分で調べたり考えたりして納得してから転職するべき、ということなのだろう。ちゃんと賃金交渉していれば、「奴隷同然」の給料ということもなかったはずだ。

■「日立以外にも良い会社たくさんある」

もっとも退職時のブログの書き方からすると、この男性は日立に居続けたら、それはそれで後悔していそうだ。ネットにも、単純に日立も今の会社もどちらも合わなかっただけ、と指摘する声も少なくない。

「日立以外にも良い会社たくさんあるので、いまのところさっさと辞めて転職すればいいと思う」「失敗じゃないプラマイゼロ。次行けばいい」

この元日立社員の方の一連のツイッター投稿は以下にまとめられています。

転職のリスクケース日立から転職した人の場合 – Togetter
https://togetter.com/li/800253

IT業界には「日立以外にも良い会社たくさんある」というのは事実で、現実に私自身も地方の零細IT企業に勤めて、大企業以上にホワイトな待遇で働き、地方で生きて行くには十分な給与を得ることが出来ています。

しかし、IT業界はホワイト企業とブラック企業の待遇格差が非常に激しく、大企業とは比べ物にならない薄給激務のとんでもない待遇のブラック企業が数えきれないほど大量に存在いることも事実です。

IT業界で転職を検討している方は、IT業界の実情について以下の記事もお読みください。

参考:なぜIT業界はブラックなのか。ホワイトIT零細企業に勤める正社員から見た所感

多くのブラック企業が跋扈するIT業界において、日立製作所の様な安定した大企業から転職してしまうことは、非常にリスキーな判断であるということは覚悟して下さい。

とは言っても日立製作所からの転職者は急増している

この様に「大手企業である日立を辞めて退職することはリスクが高い」とは言っても、現実には日立製作所から脱出する転職者は近年になって急増しています。

最新!これが「正社員が多い」トップ500社だ – 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/110609

2位は日立製作所(33万6670人)、3位にはパナソニック(25万4084人)が入った。ただ、日立は5年前から約2万3000人、パナソニックは約13万人も正社員数が減っており、電機業界の置かれた業況の厳しさを物語る。

従業員数は33万人超と日立製作所はトヨタに次いで日本で二番目に社員数の多い企業ですが、5年前比で2万人以上もの従業員が減少しており、大量の社員が日立製作所を辞めて脱出している現実が伺えます。

そして実際に「事業に将来性を感じない」「会社の未来に希望が持てない」「時代錯誤の保守的な企業風土に魅力を感じない」「代わり映えのしない業務の連続でやり甲斐が感じられない」などの理由で日立製作所を退職した技術者やエンジニアの方も多くいます。

確かに長期的な将来性という面では、中国や韓国などの新興国に後れを取る日本の家電産業や電機メーカーの見通しは非常に暗く、誰もがその名を知る有名大手企業の日立であっても先行きの暗い斜陽の現実は例外ではありません。

現在の安定して恵まれた待遇や収入だけ判断するのではなく、長期的に先を見通して考えれば「泥船である日立製作所から脱出する」という決断ももっともです。

しかし、日立の様な大企業からの転職は非常にリスクが伴うものですので、失敗をして後悔する結果となってしまわないように、可能な限り多くの情報を集めて慎重に転職活動を進めてください。

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以上、「やりたい仕事ができないので日立製作所を辞めたいエンジニアの方へ。半端な覚悟で日立を退職すると後悔します!」の記事でした。

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