正社員は負け組という現実。サービス残業や重い責任とノルマで労働力を搾取されるリスクが高い

昇給や福利厚生があるなど待遇や将来設計が安定していて、家庭を持って十分に人並みの生活を送れるくらいの給与が得られる正社員というポジション。

フリーターや派遣労働者などの非正規社員として働いている方には、正社員に憧れを抱きコンプレックスを持つ方も多いと思います。

しかし、現在の日本では正社員の現実はそんなに甘くはありません。

サービス残業や見なし残業、重い責任とノルマを押し付けられて都合よく労働力を搾取され続けるリスクが高い。

それが現在の日本での正社員の現実です。

単なるぼんやりとした憧れだけで正社員になってしまうと後悔する結果になります。

正社員のイメージに当てはまるのはホワイト大企業の正社員だけ

「正社員」という言葉を聞いてどの様なイメージを持つでしょうか?

  • 非正規社員と違って使い捨てにされない
  • 待遇が安定していて堅実な将来設計が出来る
  • 福利厚生が充実している
  • 昇給によって給与が上がり続ける
  • 高額のボーナスが貰える
  • 給与や賃金が高い

などというイメージを持っているのではないかと思います。

しかし、この様な正社員のイメージの全てに当てはまるのは、ほんの一部のホワイト大企業の正社員だけです。

現実的にはそんな一部のホワイト大企業以外に正社員として勤めても、思い描いていた「正社員」というイメージ通りの待遇や生活は得られません。

実際は世の中の大半を占める中小企業に勤める正社員の実態や現実は、以下の様なものであることが多いです。

  • 非正規社員と違って使い捨てにされない
    【現実】都合よく労働力を搾取される
  • 待遇が安定していて堅実な将来設計が出来る
    【現実】離職率が高く人生の見通しが立たない
  • 福利厚生が充実している
    【現実】最低限の福利厚生しかない
  • 昇給によって給与が上がり続ける
    【現実】何年勤めてもほとんど昇給しない
  • 高額のボーナスが貰える
    【現実】ボーナスなんて支給されない
  • 給与や賃金が高い
    【現実】給与や賃金も安い

大半のケースでは、正社員であることのメリットは「世間体が少しいい」ことくらいです。

そして、日本の企業の99.7%を占める圧倒的大多数はこの様なショボい待遇の中小企業。

さらに従業員数の割合でも全体のほぼ7割を占めるのは中小企業の従業員です。

中小企業は、我が国421万企業のうち99.7%を占める。 従業者数・付加価値額(製造業)においてもそれぞれ7割、5割以上を占める。

出典:日本の中小企業 – 中小企業庁

つまり、正社員になってもその半数以上の大半は、中小企業に勤めて正社員のイメージとはかけ離れた待遇を強いられる。

それが現在の日本の現実なのです。

親の世代では正社員として真面目に働き続ければ報われたが、それは今の時代には通用しない

この様に正社員の厳しい現実を書きましたが、確かにバブル期までに入社した40代後半より年齢が上の中年世代は、正社員として真面目に働き続ければ報われる社会を生きてきました。

あなたの親などが「ちゃんと正社員になれば安心!」「絶対に正社員になりなさい!」と言うのは、彼らの世代であれば完全に正しい考え方だったのです。

以下は厚生労働者が2010年時点でのデータを元に算出した年代別の賃金上昇率のグラフです。

40代後半以上の中年世代は1960年代生まれに属しています。

グラフをご覧頂ければ分かる通り、彼らの世代では正社員として同じ会社に勤め続けることで順調に昇給して給与が伸び続けていました。

あなたの親は正社員としてずっと同じ会社で真面目に働き続ければ年功序列制度や昇給制度によって報われる時代を過ごしてきており、その経験からあなたにも「絶対に正社員になりなさい!」と言っているのです。

しかし、現在の日本は年功序列制度や昇給制度がほぼ完全に崩壊しています。

上の賃金上昇率のグラフをもう一度見て下さい。

1970年代以降に生まれた現在40代前半以下の年齢の世代は、上の世代に比べて若手の時点から賃金上昇率が非常に低く抑えられています。

ずっと同じ会社に長く勤め続けても昇給額が上の世代の半分くらいしかない…

現在の若者は昇給率が非常に低く、たとえ会社に正社員として就職してずっと同じ会社に勤めて真面目に働き続けても、一生給与はほとんど上がらないままなのです。

確かに空前の人手不足によって正社員になること自体はかなり容易になっている

確かに現在の日本は空前の人手不足によって、既卒や非正規社員から正社員になること自体はかなり容易になっています。

以下は2017年5月30日付の日経新聞の記事ですが、現在の日本はバブル期超え、そして43年ぶりという歴史的な人手不足の状態であり、正社員の求人も有効求人倍率0.97倍という観測開始以来過去最高の指数に達するほどまでに増加しています。

求人倍率 バブル期超え 4月1.48倍、43年ぶり水準 – 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H26_Q7A530C1MM0000/

企業の人手不足感が一段と強まっている。厚生労働省が30日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は前月より0.03ポイント高い1.48倍だった。バブル経済期の水準を超え、1974年2月以来43年2カ月ぶりの高さとなった。4月は完全失業率も2.8%と低く、雇用情勢は「売り手市場」の様相を強めている。

有効求人倍率は全国のハローワークで仕事を探す人1人あたり何件の求人があるかを示す。4月は2カ月連続で上昇し、バブル期で最も高かった90年7月の1.46倍を上回った。正社員の有効求人倍率は0.97倍で2004年に統計を取り始めて以来最高だった。企業は長期の視点で人手を確保するため、正社員の求人を増やしている。

(中略)

総務省が同日発表した4月の完全失業率(季節調整値)は2.8%と、前月と横ばいだった。求人があっても職種や年齢、勤務地などの条件で折り合わずに起きる「ミスマッチ失業率」は3%台前半とされる。3%割れは働く意思のある人なら誰でも働ける「完全雇用」状態にあると言える。

「猫の手も借りたい状態」ならぬ「ニートの手も借りたい状態」それが現在の日本の労働市場を取り巻いている状況です。

働く意思のある人なら誰でも正社員として働ける「完全雇用」状態の大チャンスが到来しているというのも、決して過言ではありません。

非正規社員から正社員への転職をほぼ確実に成功させる方法も存在するが…

では派遣社員やフリーターなどの非正規社員から正社員への転職を成功させる最も確実な方法は何か。

それは、ニートや非正規社員から正社員への就職を支援する無料の就職支援サービスを活用することです。

「ジェイック」は20代であればニートや非正規社員から優良企業に正社員就職が可能な無料の就職支援サービスです。求人は営業職が中心で飛び込み営業等の厳しい特訓がありますが、80%以上の就職成功率を誇ります。

また、「ハタラクティブ」も関東圏で正社員就職を目指す20代の非正規社員の方の為の無料の就職支援サービスです。就職先は中小企業が中心ですが内定率は80%以上を誇り、経歴や学歴を問わずに正社員就職が可能です。

「どうしても正社員になりたい!」という20代の非正規社員やニートの方は、上の様な専用の就職支援サービスを利用することでほぼ確実に正社員になることが出来ます。

しかし、正直に言って私はこれらのサービスを利用して無理に正社員になることを強くはオススメ出来ません。

中途採用の正社員はサービス残業や重い責任とノルマで労働力を搾取されるリスクが高い

なぜ無理に非正規社員から正社員になることをオススメ出来ないのか。

それは、既卒で正社員としての職歴の無い方が中途採用で正社員になった場合、就職先は中小企業やブラック企業に限られ、「正社員だから」とサービス残業や重い責任とノルマで労働力を搾取されるリスクが高いからです。

「正社員になれる」という甘い希望を餌に、残業代も支払わずに都合よく働かせられる奴隷を呼び寄せ労働力を搾取する。

それがブラック企業の手口です。

既卒で正社員としての職歴が無い方は、まともでホワイトな大企業に正社員として就職することは事実上不可能です。

その様な就職人気企業の採用ポストは新卒者で埋まっているからです。

となると就職先は必然的に中小企業に絞られます。

もちろん中小企業であってもホワイトな待遇の会社は存在していますが、それ以上に滅茶苦茶なワンマン経営者が経営するとんでもないブラック企業が溢れていることは事実です。

そして、就職先を間違えてそんなブラック企業で正社員になってしまうと、その先にはただひたすら奴隷として搾取され続けるだけの地獄の日々が待っています。

ブラック企業の正社員は10年目でもバイトに毛の生えた程度の賃金

ブラック企業で正社員になってしまうと、その先には地獄の日々が待っている。

これは脅しでも何でもなくガチの真実です。

私自身がブラック企業の正社員になり、時給換算だとバイトの最低賃金並の給与で働かされた実体験から断言できます。

下の記事で書いている様に、私自身はかつてホテルに正社員として就職しフロントマンとして働いていました。

長時間労働とサービス残業のために労働環境は過酷を極め、待遇は月300時間労働で手取り月収は10万円代後半。

時給で考えるとアルバイトの最低賃金並の給与で働かされていました。

結局、長時間の激務の連続で体が悲鳴を上げ、入社から3年で睡眠障害でフロント勤務の仕事を辞めることになりました。

今思い返してもあんな薄給激務の仕事をやるくらいなら、フリーターにでもなった方が100倍マシでした。

そして当時のフロントの職場は勤続10年程度の主任の社員達が取り仕切っていました。

しかし、その主任の一人から給与の実態を聞かされた私は衝撃を受けます。

「20万円以下」それが上司である勤続10年の主任の手取り月給でした。

入社から3年以下の私よりは1~2万円ほど給与が高かったですが、それでも手取りはギリギリ20万円に行かないくらいです。

ブラック企業では、勤続10年の中堅からベテランに差しかったキャリアの中間管理職の正社員でも、手取りが20万円に至らないのです。

「正社員として働き続ければ昇給して給与が上がって行く」

現在ではそれは一部の勝ち組ホワイト大企業でしか通用しない理屈です。

多くの中小企業やブラック企業では、10年以上も正社員として働き続けようが、アルバイトに毛の生えた程度の賃金しか得られないのが現実なのです。

ブラック企業の正社員(特に管理職)は責任だけが重くサービス残業だらけ

さらに私の勤めていたホテルでは、フロントの主任は「管理職としての責任があるから」という理由で、全ての業務の引継ぎを見届けるまで必ず一番最後まで職場に残る暗黙のルールがありました。

主任の上司は、入社3年目以下の平社員である私よりも、30分から1時間ほど長く職場に残っていました。

もちろん残業代なども出ない完全なるサービス残業です。

平の正社員である私自身もかなりの時間のサービス残業をさせられていましたので、管理職である主任は凄まじい長時間のサービス残業を強いられていたことになります。

主任は建前上は現場の責任者ということにされており、担当するシフトのフロントでの全ての業務の責任を負わされていました。

現実的に考えて管理職だといえども現場の全ての責任を負うと言うことは余りにも無茶なことです。

しかし、その様な労働力を搾取する為の無茶苦茶な理屈が、ブラック企業の風土では当たり前にまかり通ってしまうのです。

ホワイト大企業の正社員という特権階級は優秀な新卒者が独占している

この様にたとえ正社員になれたとしても、ごく一部のホワイト企業以外では望む様な恵まれた待遇は得られません。

しかし、一部の勝ち組ホワイト大企業に正社員として就職することが出来れば、残業もそれほど多くなく、賃金も順調に上昇し経済的にもゆとりのある生活を送ることが出来ます。

世の中の大半を占めている中小企業のサラリーマンの昇給率は「1.45%」というデータが算出されています。月給が25万円の場合、毎年の月給の昇給額はたった「3,500円前後」です。

一方で大企業の正社員の場合は、中小企業の正社員と比較して約2倍昇給率が高く、25万円の給与を受け取っている場合の月給の昇給額は6,500円前後となります。

【これって多いの?少ないの?】気になる昇給の平均額について調べてみた – リクナビNEXTジャーナル
https://next.rikunabi.com/journal/entry/20150701_S4

■【昇給額の相場その1】中小企業

中小企業の昇給率は、一般的に「1.45%」程度が相場であるとされています。25万円の給与を受け取っている方の場合、具体的な昇給額は3,500円前後となるケースが多くなっています。

企業によって昇給率には違いが見られますが、中小企業の昇給率は高くても4%前後と言われています。もちろん、相場とされている1.45%を下回る企業も見られます。

■【昇給額の相場その2】大企業

経団連(日本経済団体連合会)が実施した2015年の調査によると、大企業の昇給率は「2.59%」とされています。中小企業よりも約2倍昇給率が高く、25万円の給与を受け取っている場合、具体的な昇給額は6,500円前後となります。

この様に大企業であれば、正社員として長く会社に勤め続けることで昇給によって十分以上の見返りが得られます。

しかし、日本の全企業の99%以上を占めているのは中小企業です。

ホワイト大企業の正社員というのは限られた特別な存在の特権階級であり、そのポジションは若く学歴もある優秀な新卒者が独占しています。

新卒のチャンスを逃してしまえば正社員としてのホワイト大企業への就職は非常に困難です。

フリーターや非正規社員の方が安定したホワイト大企業の正社員の待遇に憧れ中途入社をしようとしても、それは99%不可能な叶わぬ望みなのです。

敢えて正社員にならず派遣社員としてキャリアアップして行く道もある

この様に既卒の正社員未経験者が正社員を目指すことは、どちらに転んでも茨の道です。

では既卒の正社員未経験者がホワイトでまともな仕事に就くにはどうすればいいのか?

それはずばり、敢えて正社員にはならず派遣社員として専門性を磨いてキャリアアップして行く道を選ぶことです。

「何いってるんだ!派遣や非正規だと何年働いてもキャリアアップ出来ないし給料も上がらないから正社員になりたいんだ!」

と反論する方もいると思います。

しかし!

派遣社員であっても専門性を磨けば正社員以上の給与や待遇を得ることは十分可能です!

業界や分野によっては年収600万円以上を得られる派遣の仕事が存在しているのです。

そして派遣社員は正社員と比較して厚生労働省からの監査が非常に厳しいため、サービス残業などもありません!

派遣社員の賃金は時給で支払われますので、多くの中小企業やブラック企業の正社員とは違い、余計に働いた時間の分は必ずキッチリと給与が支払われます。

既卒の正社員未経験者の方が「まともな待遇の職を得たい!」と考えるのであれば、この様な派遣社員を目指すのが最も確実でリスクのない方法です。

未経験者から4~5年で年収600万円以上が可能なIT派遣エンジニアはオススメ

そして「まともな待遇の職を得たい!」という正社員未経験者の方に最もオススメなのが、未経験者から4~5年で年収600万円以上が可能なIT派遣エンジニアです。

職歴の無い未経験者から年収600万円へのキャリアアップの道筋などは、以下の記事で具体的に書いています。

「このまま負け組では終われない!」という気持ちがあり、パソコンの操作に特に苦手意識がないのであれば、是非IT派遣エンジニアで年収600万円以上を目指すキャリアを検討してみて下さい。

月収55万円も可能な高額報酬のITエンジニア派遣「ソフトウェアジョブズ」

「ソフトウェアジョブズ」は月収55万円も可能な高額報酬のITエンジニア派遣です。

「ポテンシャル採用」によって実務未経験の初心者の方も多く採用しています。

また、IT業界の中でもゆとり持って働けるような環境が整っており、近年は女性の登録者も非常に増えているエンジニア派遣会社です。

高額報酬のITエンジニア派遣「ソフトウェアジョブズ」



ソフトウェアジョブズの仕事内容は「テストエンジニア」と呼ばれる仕事です。

テストエンジニア(テスター)とは、システム開発における様々なテストを行うことで不具合を発見するエンジニアのことで、製品の品質を守ることにおいて重要な役割を担う仕事です。

地道な反復作業を繰り返す粘り強さと集中力が求められますが、ベテランでは月収50万円以上、未経験者でも月収30万円と通常の派遣社員とは比べ物にならないほどの高額な給与を得ることが可能です。

しかもテストエンジニアの業務はIT業界の中でも非常に待遇が良くホワイトな職場が多く、残業などもほとんど存在しません!

ソフトウェアジョブズの詳しい説明や注意点などは以下の記事でご確認ください。

以上、「正社員は負け組という現実。サービス残業や重い責任とノルマで労働力を搾取されるリスクが高い」の記事でした。

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