20代の若者は月収20万円程度の楽な非正規の仕事をしながら、副業で10万円を稼ぐ生き方を目指すのが最も効率とコスパがいいのではないか。
と私は昨年頃から常々感じるようになりました。
ホワイト大企業に新卒入社出来れば正社員は勝ち組
もちろんホワイト大企業に新卒入社することが出来れば正社員は勝ち組です。
以下の記事で警告している様に「大企業に入社出来れば将来安泰」という時代は完全に終わりつつあります。
しかし、毎年の昇給金額などの面で大企業への就職は利点はまだ多く、一流大学を卒業して給与も良く残業も少ない待遇のホワイトな大企業へ就職出来るのであれば、それが理想的ではあります。
大企業でも過酷な激務やブラック労働は存在する
ただし、気を付けておきたいのは、2015年の電通社員の高橋まつりさんの飛び降り自殺が社会問題となったように、大企業でも過酷な激務やブラック労働は存在するということです。
名の通った大企業の中であっても、例えば野村證券は厳しいノルマなどの為に精神的に非常にタフで過酷な労働環境であり、給与水準は高いものの「仕事が辛くて辞めたい」という方が後を絶たず離職率が高い企業です。
このブログでも「野村證券 辞めたい」という検索語句でのブログ訪問者は非常に多く、以下の記事にも多くのアクセス数が集まっています。
また、富士通なども部署によっては非常に過酷な長時間労働が蔓延しており、以下の記事も多くのアクセス数が集まっています。
日本が誇る世界的な優良企業として知られるトヨタ自動車も営業職は非常に精神的に過酷な仕事であり、以下の記事はこのブログ全体でもアクセスが上位です。
将来を安泰を目指して大企業に就職したつもりが、この様な大変な職場にあたってしまい激務で体を壊して離職、最悪の場合、過労で自殺などしてしまっては元も子もありません。
会社の仕事に働きがいを求めてバリバリ働きたいという方の場合、この様な激務の大企業への就職も止めませんが、私の様に「楽をしたい」という様な意識の低い方には、上で挙げた様な厳しい社風の大企業への就職はオススメ出来ません。
楽をしたいのであればホワイト大企業への就職を
ただ単に「楽をしたい」「安定が欲しい」「良い待遇を得たい」というのであれば、残業も少なく精神的にも辛いノルマなどのないホワイトな大企業への就職がベストです。
例えば、下の記事で紹介しているキヤノン株式会社などは、残業も少なく仕事の負担も重くなく、給与も年収600万円~700万円程度と人並み以上の収入が得られる非常にホワイトな大企業です。
キヤノンは仕事が楽過ぎて逆に「こんなまったりと楽をしていた大丈夫なのか?」と勝手に将来に危機感を抱いて転職する意識の高い社員の方もいます。
しかし、キヤノンは現在の所は業績も安定しており、また医療分野への本格参入なども進めており、決して成長力に乏しい企業ではありません。
「バリバリ働きたい」というよりもただ「人並み以上の給与と安定が欲しい」という新卒の方の就職先としては、キヤノンはオススメのホワイト大企業です。
ホワイト大企業に就職出来るのは一部の勝ち組エリート
この様に残業も多くなくそれほど大変な仕事ではなく、まったりと働き続けられ人並み以上の給与が得られるホワイト大企業ですが、その様なホワイト大企業に就職出来るのは一流大学から新卒で就職することが出来た一部の勝ち組エリートだけです。
関東圏の私大であれば慶応義塾大学・早稲田大学・上智大学・明治大学・法政大学・中央大学・青山学院大学、関西圏の私大であれば立命館大学・同志社大学など、偏差値65を超える様な一流大学でなければ、名の通った大企業への正社員入社は難しいでしょう。
この様な一流大学を卒業することの出来ない大半の若者が正社員就職する場合、この日本で99%以上の大部分を占める中小企業に就職することになります。
中小企業の正社員は非正規よりも給与が上がらない
世の中の大半の若者の就職先である中小企業。
しかし、中小企業の正社員は非正規社員よりも給与が上がらないという問題があります。
現在の日本の中小企業では年功序列制度が完全に崩壊しており、正社員として勤め続けても月給換算で毎年たった3,500円前後しか給与の上がらない時代となっているのです。
確かに現在40代後半以上などの上の世代では、「正社員として働き続ければ給与が上がる」という考えは正しい認識でしたが、これからキャリアを歩む20代の若者にはその古い常識は全く通用しません。
正社員の給与が上がらない現実については、以下の記事で統計データなどを用いて詳しく説明していますので、是非お読み下さい。
正社員になり昇給を目指すより非正規として副業収入を増やした方が効率的
この様に一流大学などを卒業することの出来ない、そして中小企業にしか就職することの出来ない大多数の20代の若者にとっては、正社員になれたとしても昇給だけで収入を増やすのは難しいことです。
中小企業の昇給金額の平均値は月給換算で約3,500円。
この数字を元に計算すると、月給で5万円程度の昇給を得る為には、正社員として入社してから10年~15年も勤め続ける必要があります。
たった5万円の収入を増やす為に途方もない時間と努力が必要なのです。
副業で10万円の収入は1年程度取り組めば達成出来る
一方で副業で10万円の収入を増やすことは、本気で取り込めば1年程度の期間で達成することが出来ます。
実際に私自身も半年ちょっと程度このショボいブログを運営して、アフィリエイトという広告収入で10万円程度の副収入になりました。
残業なども多く日々の仕事で非常に忙しく働くサラリーマンの方の場合、なかなか作業などの時間が取れずにブログでお金を稼ぐことは大変なことです。
しかし、責任なども比較的軽く正社員よりも楽に働くことの出来る非正規社員の方の場合、ブログなどの副業で月10万円程度の副収入を稼げる様になることは、決してそれほどハードルの高いことではありません。
非正規社員としての月収20万円程度に加えて副業収入で10万円。
合計の月収は30万円程度になりますので、正社員として働く多くの20代の若者に比べても多くの収入を得ることが可能です。
副業収入を伸ばし続けて行くことで正社員以上の収入に
「非正規社員はいつまでも収入が上がらない」と心配される方も多いと思います。
しかし、この様に副業で10万円程度の収入を得られる様になれば、さらに労力をかけていくことで、2~3年でさらに月20万円・月30万円と副業収入を増やして行くことが可能です。
非正規社員としての20万円の収入に加えて、月20万円・月30万円の副業収入を得る。
この様な状態になれば合計の月収は40万円~50万円程度になりますので、2~3年で正社員のサラリーマンの平均月収よりも多くの収入を得ることが可能なのです。
20代の若者は派遣社員として働きながら副業するのも手
20代の若者は非正規の派遣社員として働きながら副業する効率的なキャリアを選ぶことも一つの手です。
以下の記事でも書いている様に、ブラック企業に正社員として勤めるよりは逆に派遣会社に登録して働いた方が、最低限の労働環境が守られサービス残業などもなく、遥かにホワイトな待遇を得ることが可能です。
確かに派遣社員の仕事だけをしているのでは、いつまでも賃金が低いままで収入が増えないという問題がありますが、副業の収入を増やしていくことでそのデメリットは解消できます。
特別に学歴などが優れているのでなければ、負担の少ない派遣社員として働きながら副業を行うキャリアを検討してみて下さい。
月収55万円も可能な高額報酬のITエンジニア派遣「ソフトウェアジョブズ」
派遣社員は正社員に比べて責任が軽くサービス残業なども無いというメリットがありますが、その反面ずっと賃金が安いままというマイナスイメージが付きまとうと思います。
しかし、月給20万円などが当たり前の派遣社員でも中には普通の正社員よりも稼げる仕事も存在します。
それはズバリ、エンジニア派遣の仕事です!
「ソフトウェアジョブズ」は月収55万円も可能な高額報酬のITエンジニア派遣です。
「ポテンシャル採用」という制度によって実務未経験の初心者の方も多く採用しています。
ソフトウェアジョブズの仕事内容は「テストエンジニア」と呼ばれる仕事です。
テストエンジニア(テスター)とは、システム開発における様々なテストを行うことで不具合を発見するエンジニアのことで、製品の品質を守ることにおいて重要な役割を担う仕事です。
地道な反復作業を繰り返す粘り強さと集中力が求められますが、派遣社員としては給与水準も非常に高くパソコンで黙々と作業することが苦でない方にはおすすめの仕事です。
しかもテストエンジニアの業務はIT業界の中でも非常に待遇が良くホワイトな職場が多く、残業などもほとんど存在しません!
「負担の少ない派遣社員で正社員並みに稼ぎたい!」という方は、テストエンジニア派遣「ソフトウェアジョブズ」への登録をご検討ください。
ソフトウェアジョブズの詳しい説明や注意点などは以下の記事でご確認ください。
以上、「20代の若者は月収20万円程度の楽な非正規の仕事をして副業で10万円を稼ぐ生き方が効率いい」の記事でした。