2020年から2025年に日本は破滅します!その未来を意識して資産や不動産を運用して下さい

2020年から2025年に日本は破滅します!大きな損をしないために、その未来予想図をしっかり頭に入れて意識して大切な資産や不動産を運用して下さい。

ノストラダムスの地球滅亡の大予言にしても、大体この手の予想はインチキですが、この予想は歴史の循環説によって検証された実証性と確実性の高い予測なので覚悟して下さい。

日本近代史の国家崩壊(国家破綻)の「80年周期説」

不登校・登校拒否などの青少年問題を研究した精神科医で医学博士の稲村博をご存知でしょうか。ひきこもり研究で有名な精神科医の斎藤環はこの稲村博さんの弟子です。

稲村博とは – はてなキーワード

1935年9月2日 – 1996年5月14日

登校拒否の治療や自殺問題に取り組んだ精神科医、クリスチャン。元一橋大学教授、東京大学医学博士。

徳島県生まれ。東京大学医学部医学科卒業、同大学院修了(犯罪精神医学専攻)、医学博士。東大精神医学教室、脳研究施設、東京医科歯科大学犯罪心理学教室助手を経て1978年筑波大学社会医学系精神衛生学助教授、1993年から同大附属病院医療福祉相談室長、1994年から一橋大学保健管理センター所長・教授。

稲村博さんは1989年に青少年の無気力化という社会問題をテーマに「若者・アパシーの時代―急増する無気力とその背景」という著作を出版しました。


若者・アパシーの時代―急増する無気力とその背景 (NHKブックス)

近年、極端に無気力な状態を続ける若者が急増している。病気でもないのに学校に生かず仕事にもつかず、自室に閉じこもって長期間何もしない高校生や大学生、さらに30代の大人まで目につくようになった。原因として、親の過保護、期待過剰、進学一辺倒の競争社会、若者から夢を奪う管理社会などを著者は指摘する。豊富な臨床体験から、無気力の実態、原因、対応、予防までを説く。

■目次
1 アパシーとは何か
2 漱石の遊民
3 アパシーの原因・背景
4 アパシー青年の未来―2025年の危機
5 アパシーの克服
6 アパシーの予防―未来社会のあり方を求めて

そしてこの稲村博さんの著作である「若者・アパシーの時代」の中で、明治時代末期以降の高等遊民と1980年代半ば以降の引きこもり青年の類似性を指摘する形で主張されているのが「日本崩壊80年周期説」です。

近代の文豪が生きた時代から未来を読み解けるか – 考えるための書評集
http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-1420.html

92年ころからはじまった閉塞感、下り坂の時代はどうなってゆくのだろうか。未来を読みとくひとつの手がかりとして精神科医・稲村博の「80年周期説」がある。稲村博はアパシーという若者の無気力――つまりいまでいう「ひきこもり」を明治の夏目漱石の「高等遊民」にみいだし、社会の周期を明治にあてはめて未来を読みとこうとした学者である。

社会は一定の目標をもって新しい時代が立ち上がるのだが、おおよそ40年目あたりに社会が目標をうしない、その後落ちてゆくというサイクルをくりかえしているらしい。

(中略)

昭和のピークは1985年ころでそのころから不登校やひきこもりがはじまりだしたのだが、明治では1906年で、現代と同じ時代状況であったととらえてみるのだ。夏目漱石が高等遊民を作品に登場させたり、石川啄木が時代状況の閉塞をなげいていたり、大学を出たけれどといわれたのもこのころだっただろう。

富国強兵をめざした明治政府は1904ー5年の日露戦争の勝利により一等国の仲間入りをし、そしていっきょに目標をうしなってしまった。それはこんにちの1986年から1992年の世界の頂点にのぼりつめたと思われたバブル景気に相当するだろう。社会は40年ごとに目標をうしない、いっきに崩壊や下降の時代をむかえてしまうようなのだ。

ロストジェネレーションはピークの1985年から約15年前ほどに生まれているから、明治では1891年ころ生まれということになる。1892年生まれの芥川龍之介が該当するか。芥川は「将来のぼんやりした不安」のために1927年に自殺している。

明治(戦前・戦中)と昭和(戦後)の日本史

明治(戦前・戦中)と昭和(戦後)の日本史を辿ると以下の様な大きな出来事がありました。(〇年目)という記載は、それぞれ新しい時代の区切りである明治維新の1868年と敗戦の1945年を基準点としています。

明治(戦前・戦中)の主な出来事

  • 1868年 明治維新(0年目)
  • 1876年 農民一揆多発(9年目)
  • 1883年 自由民権運動(16年目)
  • 1894年 日清戦争(27年目)
  • 1905年 日露戦争勝利(38年目)
  • 1914年 第一世界大戦(47年目)
  • 1923年 関東大震災(56年目)
  • 1929年 世界大恐慌(62年目)
  • 1937年 日中戦争(70年目)
  • 1940年 東京オリンピック中止(73年目)
  • 1941年 太平洋戦争(74年目)
  • 1945年 敗戦(78年目)

昭和(戦後)の主な出来事

  • 1945年 敗戦・財閥解体・農地改革(0年目)
  • 1952年 血のメーデー(8年目)
  • 1960年 60年安保(16年目)
  • 1968年 GDP世界第二位(24年目)
  • 1969年 東大安田講堂陥落(25年目)
  • 1973年 第一次オイルショック(29年目)
  • 1986年 バブル・地価高騰(42年目)
  • 1990年 バブル崩壊(46年目)
  • 1991年 ソ連崩壊(47年目)
  • 1995年 阪神大震災・オウムサリン事件(51年目)
  • 1997年 大手銀行・証券破綻(53年目)
  • 2008年 リーマン・ショック(64年目)
  • 2011年 東日本大震災・原発事故(67年目)
  • 2020年 東京オリンピック(76年目)
  • 2025年 カタストロフィー?(80年目)

そして上記の明治(戦前・戦中)と昭和(戦後)の主な出来事を、80年周期の上昇と下降のサイクルに当てはめて図式化すると、以下の様になります。

明治(戦前・戦中)の80年サイクル

昭和(戦後)の80年サイクル

明治(戦前・戦中)と昭和(戦後)の歴史の相似

明治と昭和の80年崩壊サイクルのグラフ – 考えるための書評集
http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-1951.html

明治と昭和の80年周期をグラフにしてみた。

藤井青銅『日本人はなぜ破局への道をたどるのか』の78周期説で符合すると見られているのは。

  • 明治の藩閥政治・官僚制の開始と、戦後の自民党一党体制がスタート時から10年目
  • 大正と平成の改元がスタートから45年目
  • 世界大恐慌がスタートから62年目、リーマンショックが64年目
  • 三陸・東北の津波がスタートから66年、67年目におこる

日本は80年周期で上昇と下降をくりかえし、さいごには破滅をむかえてしまう。明治の80年でおこったことである(正確には78年)。

昭和の時代が前半の40年に高度成長で上昇をつづけ、半分の40年を境に「失われた20年」といった月日を停滞していることはよく知られていることだね。明治が「富国強兵」をめざし、昭和が「経済大国」をめざしたのもそっくりだね。

昭和のサイクルでめだつのが、1990年のバブル崩壊から1997年まで破滅的なことがらが連続しておこったこと。昭和天皇の崩御もあった。ソ連の崩壊は冷戦体制の終焉という世界史的な出来事で、47年目におこったそれは、明治のサイクルでは第一次世界大戦の世界史的な出来事に該当するね。体制の崩壊があり、世界ルールが変わったのに日本はその後適応できなかったと近現代史でいわれていることだね。

62年目におこった世界大恐慌は20世紀を変える大きな出来事だったけど、昭和サイクルでは64年目にリーマン・ショックがおこっている。アメリカの不動産ローン破綻でおこった世界株価大暴落は、アメリカよりむしろヨーロッパの国家破綻の危機という弱点を露呈した。ただし世界大恐慌のような世界的な危機をあたえているかはいまのところ薄弱に思えるが。

47年目には第一次世界大戦とソ連崩壊という出来事がおこっているが、明治サイクルに第二次世界大戦がおこったようにソ連崩壊に似た第二の崩壊がおこるのだろうか。社会主義国の中国の破綻や北朝鮮の体制崩壊といった社会主義関連の崩壊がおとずれるのだろうか。二度の世界大戦というのはなにを争ったのか。西欧の植民地主義の帰結と崩壊をあらわすのか。

戦後の体制というのは資本主義VS社会主義の経済戦争がおこなわれていて、計画経済か民営経済かのこれみよがしの消費誇示が行われていた時代だと見ることができる。アメリカのモノにあふれたデパートと市民の図と、ソ連の計画経済のモノのない配給の店にならぶ市民の図の対比が、象徴的だったね。

体制の崩壊の序曲は1937年、70年目の日中戦争からはじまっており、今サイクルでいえば70年目は2014年にあたる。このあたりに崩壊のプレリュードがはじまるのだろうか。

(中略)

この80年周期説をとなえたのは若者のアパシーや無気力を研究する稲村博で、ピークの89年のことだった(『若者・アパシーの時代』)。その後はひきこもりやニートといったかたちで長期化している。

明治期にもピークの日露戦争後に「大学は出たけれど」といった高学歴者の就職難や漱石の「高等遊民」といったかたちであらわれている。目標のしめつけが厳しすぎる体制に若者が適応できず、前時代の過酷な体制が目標終焉後もつづいており、理解も賛同もできない社会体制が世におおっていることに耐え切れないのである。

歴史の循環をテーマとした非常に興味深い考察です。特に下記のポイントについてさらに言及しますと

体制の崩壊の序曲は1937年、70年目の日中戦争からはじまっており、今サイクルでいえば70年目は2014年にあたる。このあたりに崩壊のプレリュードがはじまるのだろうか。

明治期に軍事大国となった日本崩壊のプレリュードは、その「軍国主義の先鋭化」によって崩壊の道を突き進んでいく1937年の日中戦争でありました。

一方で戦後から経済大国となった現在の日本崩壊のプレリュードは、おそらくその「経済至上主義の先鋭化」によって崩壊への道を突き進んでいくものでしょう。

「今サイクルでいえば70年目は2014年にあたる」

ということから考えますと、1年のズレがありますが、2013年から施行された「アベノミクス」が経済大国としての戦後日本の崩壊のプレリュードと考えて間違いありません。

アベノミクスとは – はてなキーワード

2012年12月に誕生した安倍晋三内閣の経済政策。エコノミクスとかけ合わせた造語で、レーガノミクス(1980年代・米レーガン政権の自由主義経済政策)にちなむ。「財政出動」「金融緩和」「成長戦略」という「3本の矢」で、長期のデフレを脱却し、名目経済成長率3%を目指す。

アメリカの著名な投資家であるジム・ロジャーズもまた、アベノミクスが日本崩壊の引き金になると指摘している一人です。

親日家のジム・ロジャーズが「日本経済の破滅」を予想する最大の理由 – マネーボイス
http://www.mag2.com/p/money/28582

ジム・ロジャーズは、一貫してアベノミクスを非難しています。

アベノミクスが始まったのは2013年からです。ロジャーズは、安倍首相がアベノミクスを宣言した直後から日本株を購入して、アベノミクス相場の初動では利益を拾っています。

ロジャーズ自身はとても日本のことが好きで、文化的には素晴らしい国だと評価しているのです。

しかし、日本経済の将来の見通しについて尋ねると、急に顔を曇らせて、「全否定」をし始めます。ロジャーズは、「私たちのような投資家にとっては良いかもしれないが、長期的に見れば、このような政策は破たんを招く」と言って譲りません。

国家崩壊の80年目にあたる2025年のカタストロフィー

そしてこの80年周期説で戦後日本における国家崩壊の80年目にあたるのが、2017年現在から8年後の2025年です。

近代の文豪が生きた時代から未来を読み解けるか – 考えるための書評集
http://ueshin.blog60.fc2.com/blog-entry-1420.html

稲村博はこんにちのサイクルのカタストロフィー、破滅的状況をむかえるのは2025年だと設定した。2010年からあと15年だ。1985年のピークから25年たっているから、明治のサイクルでいえばピークの1906年から25年で1931年に当たり、世界大恐慌の最悪期と重なることになる。くしくも2008年に世界的株価暴落がおこったのは偶然か、サイクルの一致か。

1929年の世界大恐慌はピークから23年、こんにちのピーク1985年から23年はちょうど2008年になるわけで、サイクルはぴたりと整合してしまったわけだ。この暴落が世界大恐慌ほどの惨禍をもたらすとはいまのところ感じられないところなんだが。

2025年のカタスロフィー状況とはどのようなものになるのだろうか。1939年から第二次世界大戦がおこっている。サイクルでいえばあと8年後の2018年だ。しかしこんにち好戦的な情勢は先進諸国にはほぼないから戦争の危険はかなりすくないといえるだろう。こんにちは経済的な時代であるから、経済的な危機がサイクル・パターンからは2018年ころにおこりそうだということがいえるかもしれない。

日本のバブルが崩壊したのは1992年、不良債権がつもりにつもって大手証券や銀行が破綻したのは1997年、それから不況はいっきに進展したのだが、世界の不良債権がどうしようもなくなるタイムラグがあるのかもしれない。危機は2025年ほどまでにつづき、ひとつの時代の区切りをむかえて社会は新しい時代の上昇期をむかえるのかもしれない。あと15年ほどわれわれは経済の惨劇を味わうのかもしれない。

そしてこの2025年までの日本崩壊は、歴史の循環を捉えた80年周期説だけではなく、国家財政の収支という側面からも確実なものと考えられています。

2030年になる前に、日本の財政は破綻するでしょう – リクルートオピニオン
https://www.recruit-ms.co.jp/research/2030/opinion/detail7.html

国債暴落とその顛末について、私は2011年に、週刊誌にシミュレーション小説「老人が泣き 若者は笑う」を発表しました。その小説では2013年に国債が暴落することになっていますが、今は、東京五輪が開かれる2020年までは財政出動により暴落は起こらず、Xデイは2021年にやってくると考えています。

現在、国の借金は1000兆円を超えており、絶え間なく増え続ける利子の他に、財政赤字によってここ2、3年は毎年40兆円ほどが積み上がっています。今後もしばらくは同程度の赤字が続く見込みですから、消費税を仮に10%にしても到底プラスにはなりません。少子高齢化がさらに進みますので、GDPが増えて税収が上がることも考えにくい。このままではいずれ間違いなく日本国債は信用を失い、私が小説に書いたように暴落して国家財政を破綻させます。

(中略)

■最も困るのは公務員と銀行員、そして高齢者です

環境が激変するのは、当然ながら国から給与が支払われている公務員です。大規模な解雇などは考えにくいですが、給与は大幅に削られることになるでしょう。長い間、公務員は一番人気の仕事でしたが、破綻後は一気にその地位から転落するのではないかと思います。

それから、メガバンクをはじめとして国債を大量に買っている国内金融機関が相次いで倒産し、外資系企業に買収される確率が高いです。このとき、スキルの高い営業やプロジェクトファイナンスの専門家などスペシャリストは再就職できると思いますが、従来はエリートとされてきたゼネラリストはリストラの対象になりかねません。

最も悲惨なのは高齢者です。年金の支給額が急減し、国内金融機関にある預金は保護される1000万円以上は戻ってこないでしょう。困窮する高齢者が増えることになると思います。

私の場合もAI(人工知能)の事務労働への導入と人員削減という側面から、「これからの時代では公務員と銀行員はフリーターより将来が不安定である」と再三指摘し、若者達に将来の安定を求めてこれらの職業を選ばない様に警告していますが、このコラムの著者も私と同様の考えの様です。

私達は2025年の国家破綻にどの様に備えるべきか?

では、この様に来たるべき2025年の国家破綻に備えて私達は何をするべきでしょうか?

必要以上の貯金は無意味!お金は使える時に使うべき!

老後や将来が不安で不安で仕方なく、神経症の様に必死に貯金を貯めている方がいますが、必要以上の貯金は無意味です!

なぜなら、2025年までに起こる日本の財政破綻によって国が発行する国債の価値が暴落し、その国際を大量に買い込んでいる銀行や金融機関も完全に経営が破綻するからです。

日本財政が破綻すれば、1000万円までの貯金は法律で定められたペイオフ制度(預金保護制度預)で保護されたとしても、それ以上の金額の貯金は戻っては来ないでしょう。

しかし、現実的に考えれば、日本の国家財政と日本中の銀行が同時に破綻するのですから、このペイオフ制度も恐らく完全に破綻しているはずです。

私達が生活保護などに頼ることなく生きていくには、万が一の事態の為の当面の備えとして100万円程度の貯金は重要ですが、将来の備えとして必要以上の金額の貯金は完全に無意味ですので、お金は使える時に使ってしまいましょう。

参考:余りにも多過ぎる貯蓄や貯金は無意味。お金の価値が無くなる前に使いましょう

不動産価値は大暴落する!家やマンションをローンで買うな!

また、2025年までに不動産価値は大暴落するので、それまでは絶対に家やマンションをローンで買うなということです。

先ほどご紹介した「リクルートオピニオン」のインタビューでは、

2030年になる前に、日本の財政は破綻するでしょう – リクルートオピニオン
https://www.recruit-ms.co.jp/research/2030/opinion/detail7.html

ただ、現代日本は住宅以外の生活コストは安いので、持ち家のある人たちは何とか生活できるのではないでしょうか。問題は住宅のない人です。仕事に就けたとしても低賃金でしょうから、それで生活できるかどうか。多くの高齢者が、路上生活者となったり、田舎の廃校などで集団になってギリギリの生活を送るといった事態に陥りかねません。

と書いていますが、このインタビューに答えている渡邉正裕さんは不動産に関してはド素人なので、この見解については完全に見当外れです。

■渡邉正裕氏プロフィール
株式会社MyNewsJapan 代表取締役社長 編集長 ジャーナリスト
慶應義塾大学(SFC)卒。日本経済新聞記者、日本アイ・ビー・エムのコンサルタントを経て、2004年、ジャーナリズムに特化したインターネット新聞社MyNewsJapanを創業。自らもジャーナリストとして雇用・労働問題を中心に”企業ミシュラン”シリーズの執筆を続ける。著書に『若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか』『トヨタの闇』『35歳までに読むキャリアの教科書』などがある。

不動産に関わった実務的な経歴まるでなし!

不動産についてはド素人の渡邉正裕さんではなく、実務経験と実績豊富な不動産買収・開発のプロフェッショナルである牧野知弘さんの著書の見解を参考として下さい。


2020年マンション大崩壊 (文春新書)

あなたのマンションは大丈夫!?

空室急増でスラム化、高齢化で多発する孤独死、中国人に占拠される理事会…全国600万戸時代を迎えたマンションに未来はあるのか。

東京五輪を前にマンション価格は高騰中。しかし、その裏で管理費や修繕積立金の滞納、相続権の拡散など問題が顕在化しつつあります。少子高齢化を背景に、いま、最も優良な資産と言われた不動産価値が変容しているのです。空室急増でスラム化する大規模マンション、高齢化による孤独死の多発、中国人が牛耳る理事会…。楽しかったはずのマンション生活が、気がつくと取り返しのつかないことに!? 全国600万戸時代を迎えたマンションに未来はあるのか? マンションを買った人、これから買う人すべてに必読の書です!

■目次
第1章 「地方」の問題ではなくなった空き家問題
第2章 都心部ですすむ「マンション空き家問題」
第3章 老朽化マンションが抱える「スラム化」の恐怖
第4章 問題解決を阻む管理組合という存在
第5章 タワーマンションの将来
第6章 マンションの資産価値を考える
第7章 解決のための処方箋
第8章 不動産価値の大変革を迎えて

■著者:牧野 知弘
オラガHSC株式会社、株式会社オフィス・牧野代表取締役。東京大学経済学部卒業。ボストン・コンサルティング・グループを経て、三井不動産に勤務。2006年、J‐REIT(不動産投資信託)の日本コマーシャル投資法人を上場。現在はホテルや不動産の開発・運用アドバイザリーのほか、事業顧問や講演活動を展開

この書籍の内容を要約すると、日本は人口減少で空き家だらけになり、特に東京五輪後に都心のタワーマンションは価値が大暴落するので、絶対に今は買うなということです。

2025年の日本はそこら中が空き家だらけになっており、また第二の不動産バブル崩壊によって、現在と比べるとただ同然の安い価格で部屋や家に住める様になっていますので、お金がなくなってもホームレスとなって路頭に迷うということは心配する必要は全くありません。おそらくこれからの部屋余り・家余りの日本では、ホームレスという概念自体が消滅するものと思います。

10年後の日本は物件相場が暴落し、ほとんどただ同然でいくらでも家に住める様な時代となりますので、その前に高いお金を払ってマイホームを購入してしまうことは完全にお金の無駄遣いにしかなりません。当面は賃貸の住居に住み、不動産相場の下落と共により安い賃貸に住み替える様にして下さい。

以下はアベノミクスが破綻し東京五輪バブルが崩壊する2020年から2025年を見据えてのアドバイスです。ほぼ必ず訪れようとしている破滅を回避する方法を検討の方はお読みください。

参考:日本株への投資はギャンブルと同じ。堅実な資産運用を望むなら海外投資で外国株を買うべき
参考:東京五輪開催前のタイミングでローンを組んでのマイホーム購入は絶対にしてはいけません!

以上、「2020年から2025年に日本は破滅します!その未来を意識して資産や不動産を運用して下さい」の記事でした。

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