年末の忘年会シーズンに入ると多くの会社や職場でも仕事の延長の忘年会が盛んに行われるというのは、個人主義の欧米人には理解の出来ない日本独自の企業文化です。
- 会社の忘年会は苦痛で面倒臭いだけ
- お酒が飲めないのに忘年会に参加させられるのが疑問
- 何で飲み会のために5,000円も会費を払わないといけないのか
- 忘年会なんてお金と時間の無駄
- 忘年会なんて参加したくない
- 忘年会の幹事を押し付けられて大変だ
- 上司のアルハラに付き合わされたくない
- 下らない上司の自慢話に付き合わされるのが苦痛
- 飲み会に参加してもずっと席の隅で無言で黙ってるだけで居づらい
- なんで飲み会が強制参加なのか
と不満やストレスに思われているサラリーマンの方も多いのではないでしょうか。
しかし文句を言っても仕方ありません。
サラリーマンは会社の忘年会で5,000円の会費を支払わされたり、上司との付き合いの飲み会を強要されたりなど想像以上に交際費の出費が多い職業です。
また、一見すると給与の多い業種のサラリーマンでも、実際は交際費の出費などが多く可処分所得は意外と少ない場合が多いですので、転職先や就職先を選択する際は気を付けて下さい。
日本でサラリーマンとして働く以上職場の人付合いは必須
この日本に生まれて正社員のサラリーマンという職業を選んだ時点で、日本的な人付き合いの風習は避けることの出来ない要素ですので、円滑にスムーズなコミュニケーションを図りたいのであれば我慢して忘年会に参加しましょう。
忘年会の参加費と言ってもたった5,000円の出費、そして忘年会に付き合わされて無駄にする時間もたった数時間の我慢です。
ただ、そのたった5,000円の出費やたった数時間の我慢すら地獄の様な苦痛で仕方ないというのであれば、ハッキリと参加を拒否して断ればいいのではないかと思います。
その結果、上司に嫌われたり同僚にハブられたり職場で浮いて孤立してしまうなど人間関係はギクシャクすることになる可能性が大きいですが、最初から職場での居心地の良さなどは求めずに、「会社や職場は仕事をして給与を得る為に行く場所」と完全に割り切って鉄の心で働きましょう。
そういう生き方をするのも個人の自由ですし、私と同様に極端に非リア充タイプの人間やコミュ障タイプの人間は、無理に周りの空気に合せるよりも割り切ってしまった方が人生の幸福度は上がります。
ただ、この様な生き方をすると失うものも多いですので、私の様な異常なレベルの非リア充ではない世の中の大半を占める普通の方であれば、たった5,000円程度の出費や数時間の苦痛な時間の浪費は、我慢した方が得策ではないかと思います。
正社員のサラリーマンとは、この様な飲み会などへの出費や苦痛に対する見返り込みで、安定した給与や待遇を得られる職業なのです。
それに年に数回の5,000円程度の出費や数時間の苦痛な時間を我慢することなど、仕事の飲み代の為に借金までする商社マンや銀行員の大変さを想えば余裕です。
「商社マンや銀行員よりはマシ」という気持ちを心の支えに忘年会の苦行を乗り越えていきましょう。
月の飲み代10万円は当たり前の商社マンと銀行員
特に商社マンや銀行員などは会社の取引先への接待や上司などとの仕事の付き合いの為の飲み会が非常に多いために、高収入な職業というイメージの割には可処分所得は意外と少なく、特に若手の社員は仕事上の飲み代の為に借金をすることも当たり前など、かなり厳しい懐事情なのです。
忘年会などの会社の飲み会が年に数回程度であれば、5,000円の会費を支払わされるとしても、交際費の出費は年間で数万円程度で済みます。
しかし、商社マンや銀行員などは週3回以上も仕事関連の飲み会に参加するというのが当たり前で、毎月10万円前後も仕事の為の飲み代にお金を使わなければなりませんので、実は実質的な可処分所得で言えば、商社マンや銀行員は入社間もなくの若手の間はフリーター以下の賃金水準なのです。
「飲み会なんて断ればいいだろ」と思う方も居るかと思いますが、銀行員の業務の8割は社内政治と上司へのゴマすり、商社マンの仕事の8割は取引先やメーカーとの人付き合いやコミュニケーションですので、商社マンや銀行員になってしまえば、飲み会に参加せずにまともに仕事をすることなど不可能というのが現実です。
真面目で安定したイメージの銀行員が実は毎日飲んだくれていて飲み代のために借金まみれであるとか、国際的なイメージの商社マンが実際にはいかにも日本的な企業文化である体育会系的な飲みニケーションの世界で仕事をしているという世間的な職業イメージとのギャップがありますので、大学新卒を控えてこれらの就職先を志望する学生は進路選択を後悔しないように気を付けてください。
どうしても飲み会が耐えられないほど苦痛なのであれば在宅ワークに転職するのも手
この様に普通の正社員サラリーマンにとっては必須要素の会社での人付き合いや飲み会・忘年会ですが、その様な日本的な仕来たりが本気で耐えられないほど苦痛なのであれば、多少給与や収入が減ったとしてもストレスフリーな在宅ワークの仕事に転職するのも手です。
「情報発信者のプロフィール」にある通り、私自身も現在はIT関連の零細企業に勤めて在宅ワークの正社員として働いている人間です。
会社からの給与のみでは年収380万円という程度ですが、飲み代や交通費などの無駄なコストが掛からず、人間関係の面でもストレスの無い生活を送ることが出来ています。
在宅ワークは非常にコストパフォーマンスが高い勤務形態ですので、たとえ月収が5万円程度下がったとしても、毎日の通勤が必要な一般のサラリーマンから転職して在宅ワークで働くことで可処分所得は逆にアップする可能性が高いです。
毎日通勤が必要な一般の会社員と比較しての在宅ワークのコスパの良さについては詳しくは以下の記事をお読みください。
参考:在宅ワークのメリットは生活費が掛からないこと。月収20万でも貯金が可能
以上、「苦痛なだけの会社の忘年会や上司との飲み会で会費を払わされるサラリーマン。出費が多く意外と可処分所得が少ない」の記事でした。