乏しい食料自給率と経済破綻の先に待つ未来。2030年の日本は新・農奴制の国となっている

2030年の日本は戦前までの小作人制度を現代的に復刻した「新・農奴制」の国となっています。これが乏しい食料自給率とアベノミクス後の経済破綻の先に待つ日本の未来です。

そして新興大地主として地方や農村部に君臨するのは、イケダハヤトなどの桁違いの高収入を得るアフィリエイターやブロガーです。

世界最低レベルの食料自給率である食糧輸入国の日本

日本は世界最低レベルの食料自給率の国家であり、また世界最大の食糧輸入国でもあります。

以下はカロリーベースで算出した主な先進国の食料自給率の比較のグラフです。

日本と世界の食料自給率 – 東北農政局
http://www.maff.go.jp/tohoku/monosiritai/touhoku/jirei1.html

アメリカの食料自給率が130%、フランスが127%、オーストラリアが223%などを達成している中で、日本の食料自給率は38%と5割を大きく割り込み主な先進国の中で最低水準の食料自給率となっています。

この様に乏しい食料自給率の為に、日本の食料事情は大部分を海外からの輸入に頼らなければならず、世界最大の食料輸入国となっています。

日本の食料自給率 – Wikipedia

日本は世界最大の食糧輸入国であり、平成20年(2008年)財務省貿易統計によると、食糧輸入額は約5兆6000億円で世界全体の10%を占めている。

(中略)

また、穀物自給率は28%となっている。これは、173カ国・地域中124番目(2002年時点)となっている。
日本国民の意識としては、7割の人が食料自給率を低いと感じている。

2025年までに日本は財政的・経済的に破綻する

この様に食料自給率が非常に低く海外からの輸入に食料調達の大部分を依存している日本ですが、2025年までに日本は財政的・経済的に破綻し貧困国となります。

2025年までに日本経済が破綻するという予測は、経済・財政の各指標や歴史の循環説に基づく非常に可能性の高い近未来予測です。東京五輪後に迫りくる日本経済の破綻について詳しくは以下の記事をお読みください。

参考:2020年から2025年に日本は破滅します!その未来を意識して資産や不動産を運用して下さい

食料自給率の非常に乏しい日本が頼みの綱である経済力を失い貧困国となるとどうなるか。

十分な食料を輸入することが出来ずに深刻な食料不足と飢餓に見舞われることになります。

以下は品目ごとの日本の食料自給率の数値です。

日本の食料自給率 – Wikipedia

農林水産省の試算では日本の平成26年(2014年)度の品目別自給率は

  • 米 97%
  • 小麦 13%
  • 大麦・はだか麦 9%
  • いも類 78%
  • 豆類 10%
  • 野菜 80%
  • 果実 43%
  • 肉類 55%
  • 鶏卵 95%
  • 牛乳・乳製品 63%
  • 魚介類 54%
  • 海藻類 66%
  • 砂糖類 31%
  • 油脂類 13%
  • きのこ類 87%

平成26年(2014年)度の米、麦、とうもろこし等の穀類の日本国内の総需要(仕向量)は、3310万トンで国内生産は968万トン(総需要の29%)であった。総需要3310万トンの内訳は飼料用1489万トン(45%)、加工用503万トン(15%)、純食料1159万トン(35%)となっている。

小麦、大麦・豆類などは壊滅状態。果実・肉類・魚介類などは半減し、砂糖や油脂といった調味料や調理に用いる補助的な品目もその大半が手に入らない状態となります。

また、肉類や卵類や乳製品などについても下記の様に、家畜の飼料となる穀類は大部分を輸入に頼ったものであり、食料の輸入が途絶えた場合はこれらの供給も壊滅状態となります。

畜産物(肉類・卵類・牛乳・乳製品等)の自給率が高くなっているが、必要とする飼料用の穀類は4分の3は輸入に頼っており、輸入飼料による飼育分を輸入畜産物と見なすと、畜産物の自給率は16%(2010年度)である。

食糧不足と飢餓で地獄と化す食料自給率1%の東京

この様に経済破綻によって輸入が途絶えることで、最も危機的な食料不足と飢餓に見舞われるのは、1,300万人以上の膨大な人口を有し、そして1%という絶望的な食料自給率である巨大都市の東京です。

日本の食料自給率 – Wikipedia

各都道府県の食料自給率(カロリーベース)では、100%を超える都道府県は北海道と青森県、岩手県、秋田県、山形県のみである。北海道は192%と全国一の値を誇る。一方、一番低い東京都は、約1%となる。

日本の財政破綻→日本経済破綻→日本は貧困国に→食料輸入が不可能→東京が飢餓地獄に

これが2020年から2025年までに発生するアベノミクスの反動である経済危機によって引き起こされる破滅のシナリオです。

膨大な人口を抱える巨大都市・東京は食糧不足と飢餓によって地獄と化し、多くの市民が食料を求めて首都圏から地方や農村へと流出することになります。

では、食料を求め仕事も捨てて東京とその近隣の首都圏から地方や農村へと流出した多くの市民はどうするのか。

食料と生活の糧を得るために地方の地主に雇われて小作農として働くことになるでしょう。

これが2030年の日本の「新・農奴制社会」です。

アフィリエイターが大地主となる2030年の新・農奴制

では2030年に実現する日本の「新・農奴制社会」において、東京や首都圏から脱出して小作農となった大量の日本人の雇い主となるのは一体誰でしょうか。

新興大地主として地方や農村部に君臨して大規模な農業を行い大量の小作農を雇用するのは、イケダハヤトなどの桁違いの高収入を得るアフィリエイターやブロガーです。

なぜアフィリエイターやブロガーが地方や農村で地主となるかというと、どこに居住していても富を生み出すことの出来る彼らは都市という場所に全く規定されないからです。

東京の都心部で人混みに紛れて暮らしていようが、全く周囲に人のいない東北地方の農村の限界集落に住んでいようが、彼らアフィリエイターやブロガーはインターネットの仮想空間を通して収入を得て生きて行くことが可能です。

通常の企業や実業家であれば、ある程度の顧客や労働力を確保できる都市部でなければ経営が成り立ちませんが、場所に縛られないアフィリエイターやブロガーという職業は、地方や農村と非常に相性がいいのです。

また、彼らトップクラスのアフィリエイターやブログーは爆発的な集客力を誇るサイトやブログを運営していますので、サイトやブログで収穫物を宣伝し販売することで、農協や既存の流通卸売業者に依存する旧来の農家とは異なり直接消費者に対して農産物を届けることが可能です。

農協や流通卸売業者による中間搾取が発生しませんし、自サイトやブログで無農薬栽培の収穫物の生育過程を報告するなどして商品のブランド化を図る面でも圧倒的に有利ですので、旧来の農家が行う農業と比べて遥かに優れた収益性を実現することが可能なのです。

この様に2030年の日本で最も躍進の期待される産業は実は農業である。これが私の持論です。

農業の素晴らしい将来性については以下の記事も書いています。

いかがだったでしょうか。

突拍子もない荒唐無稽な妄想となってしまいましたが、これが私がイメージする2030年の日本の姿です。

下らない妄想を延々と聞かされて「いかがだったでしょうかじゃねえよ!」とブチ切れる皆さんの怒りの表情が見えるようですが、私が15年前から薄々と頭の中で思い描いてきた妄想を文章にしてみました。

たまにはこの様な中学生の書いた未来小説の様な荒唐無稽で突拍子もない妄想をするのも楽しいものではないでしょうか。

私はこの様な空想や妄想が大好きですので(オナニーももちろん妄想でアイドルとセックスするエロ妄想で抜いています)、一般世間から見ればまるでニートの様な1日3時間労働の生活でも、暇だったり飽きるということは一切ありません。

一見暇人の様に見えても、時間があればひたすらに妄想と空想をしており、むしろ妄想と空想の時間が十分に取れずに忙しくて忙しく仕方ないくらいです。

もしも万が一、この下らない妄想文をここまで全部読んで下さる仏の様な心を持った方がいらっしゃれば(大半の人間はこんな記事は10秒で閉じると思いますが)、延々と私の自己満足の妄想に付き合わせて貴重なお時間を費やさせてしまい申し訳ありません。

以上、「乏しい食料自給率と経済破綻の先に待つ未来。2030年の日本は新・農奴制の国となっている」の記事でした。

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