サービス業で働いていて「接客しながらのレジ締めが苦手で上手くできない!」という人は今すぐに他の業界や業種に転職すべきです。
何故ならレジ締めには素質と適性があり、レジ締めが遅くて下手な人はいくら頑張って努力してもずっとレジ締めが上手く出来ずに大変な思いをすることになるからです。
私自身も宿泊サービス業(ホテルのフロント)で3年働きましたが、最後までレジ締めがとても遅くて早く出来ずに死ぬほど大変な思いをしました。
その後私は現在のIT関連の仕事に転職しましたが、ホテルのフロントマンとしては全くダメダメだった私も人並みに仕事が出来るようになり収入も1.5倍に増えました。
人間にはそれぞれ向き不向きや適性・適職というものがあるのです。
私にとっての適職はサービス業ではなくITの技術職でした。
不器用でレジ締めの苦手な人・レジ締めのセンスの無い人は、どれだけ努力してもレジ絞が早くなるのは無理です!
努力によって少しはレジ締めが上手に早くなれるかもしれませんが、結局そんな努力は焼石に水にしか過ぎません。
余りにも効率が悪過ぎです。
自分に出来ないことや苦手なことを無理に人並みに出来るまでやろうとすることは、貴重な人生の時間の無駄です。
その時間と労力を他の得意なことに費やした方が、自分の人材としての評価も高まりますし収入も大きく伸ばせます。
実際に私は自分の適性に合った仕事に転職したことで、他人からの評価も高まり収入も大きく増えました。
レジ締めが苦手で適性がないと思った方は、とっとと他の自分に向いた仕事に転職してください。
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レジ締めという想像を絶するほど面倒で難しい業務
「レジ締め」という業務、宿泊・飲食のサービス業や小売業を経験した人間には分かりますが、本当に面倒で大変な業務ですよね。
特にひっきりなしにお客さんがレジカウンターに来る中で「間違えてはいけない」「もっと早くレジを締めなければいけない」と神経をすり減らし追い立てられるという精神的な面で、レジ締めのプレッシャーは想像を絶するほど凄まじいです。
以下の記事に書いている様に私はかつて大学新卒でビジネスホテルのフロントマンとして働いていました。
宿泊サービス業はあらゆる業種や業界の中でも一二を争うほどのブラック業界ですが、私の勤め先のホテルフロントも300時間労働で手取り月収20万円以下という時給換算でアルバイトの最低賃金並の超絶ブラック職場でした。
そしてフロントマンの業務としてはベッドメイキングやチャックイン処理など様々な面倒な仕事があったのですが、それらのフロント業務の中でも私にとって最も面倒で大変、そして最も苦手だったのがレジ締め業務でした。
今でも思い出す何度数え直してもレジ現金の残金が合わない時の絶望感
レジ締めにはクレジットカードの締めや売掛の締めなど様々な手順があるのですが、私にとってそれらの中でも最大の難所が現金の締めでした。
レジに残ったお札を1枚1枚全て数える。
小銭を1個1個全て数える。
私は手先がやや不器用なこともありますが、これが本当に苦手でした。
そして私にとって特に難所だったのが、大量のお札を1枚1枚正確に数えることでした。
お札を数える札勘定の業務は今思い出しても冷や汗と動悸が止まらなくなります。
札勘定にはやり方があり下の動画の様に数えるのが正しい方法です。
しかし、私は不器用だったのでこれが上手く出来なかった。
形だけ見様見真似で似た様なお札の持ち方をしても、引っ付いている2枚のお札を1枚と数えてしまったり、上手く1枚だけをズラすことが出来なかったり。
そのためお札数えでは他の同僚のフロント従業員の3倍くらい時間が掛かりました。
そして何100枚という大量のお札を数えるのですが、引っ付いている2枚のお札を1枚と数えてしまったりするので、どうしても計算とレジ残金が合わなくなってしまう訳です。
そして、「あれ?おかしい」ともう一度お札を数え直し。
そんな感じでのたうち回りながらレジ締めをするという感じでした。
レジ締め業務の間もレジ締めだけに集中出来ない
そしてそんな札勘定に悪戦苦闘する私をさらに追い込んだのが、レジ締め業務の間もレジ締めだけに集中出来ないということでした。
多くのビジネスホテルやシティホテルではレジ締め業務は昼と夜の2回行い、夜のレジ締めはチェックインの時間帯と重なります。
レジ締め業務が大変と言っても、比較的ホテルにチェックインするお客さんが空いている日で、ゆっくりじっくりとその仕事に専念できる状況ならまだマシです。
しかし私が勤務していた客室数300室のビジネスホテルではそんな日はごく稀でした。
レジ締めをしながらもチェックインのお客様にも対応しなければいけない。
私はレジ締めだけも悪戦苦闘していっぱいいっぱいでしたので、このレジ締めとチェックインを同時並行的に行う状況には完全にパニック状態でした。
絶対に数え間違わない様に物凄く気を付けてお札を数えている最中に、チェックインのお客さんが来て作業が中断される。
そのちょっとのズレでまたお札を数え間違えてしまったりする訳です。
そしてお札の枚数がピッタリと合わないとレジ締め業務を終えられない。
そして夜勤の自分がレジ締め業務を終えられないと昼番の同僚や先輩が家に帰れない。
レジ締めの苦手な自分とってこの焦燥感とプレッシャーは凄まじいものでした。
レジ締めが苦手で上手く出来ないならサービス業から異業種に転職すべし
レジ締めが苦手で上手く出来ないならサービス業から異業種に転職してしまいしょう。
いつまでも適性がなく不得意なレジ締めで人生の貴重な時間と労力を消耗している余裕はありません。
しかもレジ締め業務のあるようなサービス業は全体的に生産性が低く、低賃金でブラックですので、仕事を頑張ったところで決してお金や収入の面で報われることもありません。
サービス業からレジ締め業務のない異業種に転職してしまうべきです。
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以上、「接客しながらのレジ締めが苦手で上手くできない!という人は転職すべき」の記事でした。