IT業界への転職で失敗して後悔したくなければ「正社員は勝ち組」という古臭い常識は捨てろ!

実際にIT業界で働く私の視点から、IT業界への転職を検討しているIT業界未経験者の方へのアドバイスとして声を大にして言いたいのは、

IT業界への転職で失敗して後悔したくなければ
「正社員は勝ち組」という古臭い常識は捨てろ!

ということです。

正社員は勝ち組という世間の古臭い常識は、先端産業であるIT業界では全く通用しません。

IT業界未経験者の方が安易な考えで「正社員は勝ち組」「非正規社員は負け組」という古臭い常識に囚われてIT業界に転職してしまうと、とんでもないブラック企業で搾取されてしまうリスクが非常に高いのです。

未経験者採用のIT企業の正社員職はブラック労働の巣窟

IT業界への転職を希望しているIT業界未経験者の方に最も注意して貰いたいことは、未経験者採用のIT企業の正社員職はブラック労働の巣窟だということです。

  • パワハラワンマン経営者
  • 労働を際限なく搾取する見なし残業
  • 残業代の支払われないサービス残業
  • 低賃金での長時間労働
  • 異常に高い離職率

はっきり言って中途採用で未経験者を正社員として採用しているIT企業は、この様なブラック企業の巣窟です。

もちろんIT企業の中には規模の大小に関わらずホワイトなベンチャー企業や零細企業なども多く存在しています。

しかし、中途採用で未経験者を正社員採用するIT企業はブラック企業である可能性が高いので、「正社員の求人があるから」と安易にこの様な企業に就職することはお勧め出来ません。

ブラックIT企業は正社員として奴隷を囲い込みたい

なぜ、未経験者採用のIT企業の正社員求人はブラック労働の巣窟となっているのか。

それはIT業界には「正社員として奴隷を囲い込みたい」というブラックIT企業のドス黒い思惑がうごめいているからです。

正社員職であれば、「正社員だからこのくらいやって当然」と重い責任や膨大な業務を押し付けて、サービス残業や見なし残業に追い込み、際限なく労働を搾取することが出来る。

それが労働を搾取して使い潰すブラックIT企業の正社員の実態です。

特に安易な考えで「この会社に就職すれば正社員になれるから」と未経験者からIT業界に転職して来る様な求職者は、ブラックIT企業にとって非常に都合がいいのです。

この様なブラックIT企業への正社員就職の先には、月300時間労働で月給20万円などで際限なく労働搾取をされ続ける地獄絵図の未来しかありません。

現在は派遣社員の方が不当な労働搾取を受けにくい

派遣社員であれば、厚生労働省によって非常に厳しく労働状況を監査されていますので、サービス残業や見なし残業などをさせることは出来ません。

現在の日本では2015年の「労働者派遣法改正」など派遣労働に関する法整備と労働環境の改善が進められており、基準に違反した派遣会社は営業資格を奪われるなど、派遣労働者の待遇や労働環境は非常に監査が厳しくなっています。

この様に現在の日本では派遣社員は不当な労働搾取を受けにくいのです。

一方で正社員の労働状況は、派遣労働に比べて改善が遅れているのが現実です。

本来であれば長時間のサービス残業や見なし残業などは、労働法の観点から完全なる違法行為です。

この様な労働を社員に課す企業は営業停止の処罰を下すべきです。

しかし、現実では正社員の長時間のサービス残業や見なし残業などは、日本企業では企業文化として当たり前の様に横行しています。

そして日本のあらゆる業界の中でも、とんでもないブラック労働による正社員に対する労働搾取がまかり通っているのがIT業界です。

IT業界経験者からの「IT業界だけはやめておけ」という様な悪評や口コミが多いのも、蔓延する労働搾取の被害者が非常に多いからです。

この様に特にIT業界の様な限度を超えた労働搾取が当たり前に蔓延する業界において、政府の監査が厳しく法律での保護の厳格な派遣社員として働くことは、ブラック労働に対する自己防衛として賢い選択なのです。

IT業界の派遣社員は正社員以上にキャリアアップが可能

業界未経験者がIT業界で安易に正社員就職を目指すことの危険性とリスクを説明してきましたが、IT業界未経験者の場合、最初は派遣社員からキャリアを始めるのが一番安心で確実です。

派遣社員であればサービス残業や見なし残業などはなく、働いた時間の分は必ずキッチリと給与が支払われます。

そしてIT業界では、派遣社員も普通の正社員以上にキャリアアップすることが可能です。

以下の記事で説明している様に、IT派遣エンジニアであればスキルと経験を積み続けることで、未経験の初心者から4~5年で年収600万円以上にキャリアアップしていくことも十分に可能なのです。

普通の世間の感覚だと、「キャリアップ出来るのは正社員だけ」「派遣社員はどれだけ働き続けてもキャリアアップ出来ない」「派遣社員には将来性がない」というのが常識ですが、IT業界ではその考えは正しくありません。

むしろ下らないブラックIT企業の正社員として労働搾取されて使い潰されるよりは、IT派遣社員として働いた方が遥かに将来性がありますしワークライフバランスもマトモです。

IT業界に就職するなら「正社員幻想」は捨て去れ!

「正社員は勝ち組」「非正規社員は負け組」

既卒者がIT業界に就職するなら、そういう古臭い「正社員幻想」は完全に捨て去ってください!

さもないとブラックIT企業の搾取のカモにされてしまいます。

特にソシャゲ業界などは未経験者の正社員就職も積極的に行っていますが、IT業界の中でも特に悪質な搾取が横行するブラック業界ですので要注意です。

ソシャゲ業界のIT企業などが積極的に未経験者を正社員採用できるのは、想像を絶するブラック労働であり離職率が極めて高いため常に人手不足状態だからです。

雇っても雇ってもすぐに人が辞めていくから人員が足りない。

だから次から次へとポンポンと正社員を採用することが出来るのです。

IT業界の正社員求人はこの様なブラック求人が非常に多いので、IT業界に転職する際はくれぐれも気を付けてください。

特に「正社員は勝ち組」「非正規社員は負け組」という思い込みを持ってしまっている方は、ブラック正社員の求人に飛びついてしまう可能性が高いので非常に危険です。

未経験からのIT業界への転職でブラック企業に就職してしまい後悔したくなければ、「正社員の方が派遣社員より上」という様な偏見は一番最初に捨て去って下さい。

業務未経験の初心者からIT技術者として派遣社員からキャリアアップしていく具体的な流れについては以下の記事も書いています。IT業界への転職をご希望の方は是非こちらもお読み下さい。

どうしても正社員就職したい場合は優良中小企業が狙い目

これだけ「未経験者からIT業界に転職する場合、正社員就職にこだわるとブラック企業のカモにされるリスクがある」と訴えてきましたが、それでも精神的な安心などを求めて「どうしても正社員就職したい」という方はいると思います。

実際、私自身も未経験者から地方のホワイト零細IT企業に就職して、正社員のWEBクリエイターとして普通のサラリーマンと比べて労働時間などの面で恵まれた待遇を得られています。

中小企業やベンチャー企業の中にも収益性や生産性の高い隠れたホワイト企業があり、私の様に当たりを引けば、正社員として大企業のサラリーマンよりも時間当たりの給与や労働時間などの面で恵まれた待遇を得られる可能性も存在する。

それもまた事実です。

ややギャンブル的で堅実な方法とは言えませんが、ソーシャルゲームでガチャを引く様にその様な穴場のホワイト中小企業への就職を狙ってみるというのも手かもしれません。

優良ベンチャーIT企業や隠れたホワイト中小企業を探して転職するなら「マイナビエージェント×IT」

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数多くの転職エージェントが存在しますが、IT技術者が優良ベンチャー企業や隠れたホワイト中小企業への転職を狙うのであれば、「マイナビエージェント×IT」が一番おすすめのサービスです。

以下の記事では「マイナビエージェント×IT」のメリットとデメリット、そして注意点を説明しています。転職を検討しているIT技術者の方は是非参考にして下さい。

以上、「IT業界への転職で失敗して後悔したくなければ「正社員は勝ち組」という古臭い常識は捨てろ!」の記事でした

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