平成とは何だったのか?平成とはどんな時代だったのか?と一言で総括すると
「CHA-LA HEAD CHA-LA」じゃダメだった30年間
という言葉で完全に言い表せます。
2019年5月1日に「平成」という元号と共に一つの時代が終わり、「令和」という新元号の新しい時代が始まるに伴い、インターネットでも平成の総括の議論が盛んです。
Google検索でも平成の関連語句に以下の様な言葉が表示され、平成の総括に対する興味と関心が高まっていることが伺えます。
- 平成 時代 総括
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この様な平成とは何だったのか?平成とはどんな時代だったのか?という問題提起に対して
「CHA-LA HEAD CHA-LA」じゃダメだった30年間
であると一言で総括した理由を詳しく説明していきます。
「CHA-LA HEAD CHA-LA」はドラゴンボールZのオープニング曲
皆さんご存知の様に「CHA-LA HEAD CHA-LA」(チャラ・ヘッチャラ)は週刊少年ジャンプに連載された鳥山明の漫画を原作とする人気テレビアニメ・ドラゴンボールZのオープニング曲です。
以下はドラゴンボールZのオープニング動画です。懐かしいですね。音割れしているのが逆に古い雰囲気でいい感じです。
CHA-LA HEAD-CHA-LA – Wikipedia
「CHA-LA HEAD-CHA-LA」(チャラ・ヘッチャラ)は、影山ヒロノブの16枚目のシングル。1989年5月1日に日本コロムビアから8cmCDとして発売され、2005年8月3日に再録音版『CHA-LA HEAD-CHA-LA~2005~』がティームエンタテインメントからマキシシングルとして発売された。シングルのタイトルは『ドラゴンボールZ』とも表記される。
『ドラゴンボールZ』のオープニングテーマとして発表された楽曲で、同アニメ第1話から第199話までの前期オープニングとして約4年5か月の間使用され、その後、『WE GOTTA POWER』へと変わった。オリジナル版のカップリングには、MANNAが歌う同アニメの前期エンディングテーマ「でてこい とびきりZENKAIパワー!」が収録されている。
そして奇しくもこの「CHA-LA HEAD CHA-LA」をOP曲とするドラゴンボールZが放送開始されたのが平成元年である1989年4月26日。
ちょうど平成という時代が始まるタイミングとほぼ重なります。
その様な偶然もあり、平成という時代の雰囲気を表す曲として「CHA-LA HEAD CHA-LA」は最も相応しいのではないかと私には思われます。
平成という時代の雰囲気を表す「CHA-LA HEAD CHA-LA」の歌詞
平成という時代の雰囲気を最も的確に表す曲である「CHA-LA HEAD CHA-LA」。
そんなドラゴンボールZのオープニング主題歌「CHA-LA HEAD CHA-LA」の歌詞は以下の通りです。
作詞:森雪之丞
作曲:清岡千穂光る 雲を突き抜け Fly Away (Fly Away)
からだじゅうに
広がるパノラマ
顔を 蹴られた地球が怒って
(怒って)
火山を爆発させる溶けた北極の中に恐竜がいたら
玉乗り仕込みたいねCHA-LA HEAD-CHA-LA
何が起きても気分は
ヘのヘのカッパ
CHA-LA HEAD-CHA-LA
胸がパチパチするほど
騒ぐ元気玉…Sparking!空を 急降下 Jet Coaster
(Coaster)
落ちてゆくよ
パニックの楽園へ
景色 逆さになると愉快さ
(愉快さ)
山さえ お尻に見える悩む時間はないよ何処かに潜む
「ビックリ!」に
逢いたいからCHA-LA HEAD-CHA-LA
頭カラッポの方が
夢詰め込めるCHA-LA HEAD-CHA-LA
笑顔ウルトラZで
今日もアイヤイヤイヤイヤイ
CHA-LA HEAD-CHA-LA
何が起きても気分は
ヘのヘのカッパCHA-LA HEAD-CHA-LA
胸がパチパチするほど
騒ぐ元気玉…Sparking!
爽快感溢れる曲に超ポジティブで楽天的な歌詞を乗せています。
音割れしていない綺麗な音の「CHA-LA HEAD CHA-LA」を聴きたい方は以下から音源を購入できます。
この「CHA-LA HEAD CHA-LA」こそが平成という時代のテーマソングではないかと私は主張したい訳です。
「CHA-LA HEAD CHA-LA」の歌詞の様に危機感が欠落していた平成の日本人
この「CHA-LA HEAD CHA-LA」の歌詞は、まさに重大な危機にありながら無根拠な楽観主義に支配され危機感が欠落していた平成の日本人の雰囲気を非常に良く表しています。
それでは「CHA-LA HEAD-CHA-LA」の歌詞の中から特に特徴的なフレーズを抜き出しつつ、突っ込んでいきます。
CHA-LA HEAD-CHA-LA
何が起きても気分は
ヘのヘのカッパ
バブル崩壊してもヘのヘのカッパか!
不況もヘのヘのカッパか!
不良債権問題もヘのヘのカッパか!
空を 急降下 Jet Coaster
(Coaster)
落ちてゆくよ
パニックの楽園へ
景色 逆さになると愉快さ
(愉快さ)
山さえ お尻に見える
日本が低迷して真っ逆さまに急降下でも愉快か!
CHA-LA HEAD-CHA-LA
頭カラッポの方が
夢詰め込める
日本がダメになっても頭空っぽのお花畑で夢ばかりみてるのか!
と言った感じで、平成の時代の始まりと共に日本全国のお茶の間に流された「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は、まさに危機感なく真っ逆さまに落ちて行った平成日本の雰囲気を表している歌詞です。
悟空の様なヒーローに祭り上げられた小泉純一郎は平成のミスターサタンだった
そして「チャーラ、ヘッチャラ!」とか言ってる間にフリーザが来襲して日本経済はあっという間に吹っ飛ばされてしまいました。
日本にはフリーザと戦えるZ戦士もいなかったですし、「聖域なき構造改革」のスローガンで国民から圧倒的な支持と人気を集めた内閣総理大臣・小泉純一郎も世界を救うヒーローの悟空ではなくパフォーマンスと見掛け倒しのミスターサタンだったのです。
小泉純一郎の雄ライオンのタテガミの様な立派な髪型。
しかし、それはミスターサタンのアフロヘアと同じで「小者である自分を大きく見せる」ためだったのです。
国民から支持を受けた小泉政権の進めた構造改革も期待外れで、結局、停滞する平成日本を立ち直らせることはありませんでした。
私は小泉改革の「抵抗勢力」として悪役にされた元自民党幹事長の故・野中広務さんのファンなので、どうしても小泉政権には辛口の評価になってしまいます。
抵抗勢力として悪役にされた故・野中広務氏について知りたい方は以下をお読みください。
橋本、小渕、森、そして小泉政権誕生まで、「影の総理」と言われ政局の表裏すべてを見続けた著者が、自ら見聞きし決断したすべてを明かす。文庫版には、戦後保守政治の良識を破壊しつくした小泉首相の政治手法への痛烈な批判を加筆。自らの五十二年間の政治生活の総決算であり、日本の将来への痛切な祈りの書である。
話を平成時代の概説に戻すと…
日本人は平成という危機の時代に「へっちゃらさ!」とか言ってリアル・ミスターサタンである小泉純一郎に頼っている間に、貧富の格差は悪化し年間自殺者数が3万人を超え、日本経済はフリーザである米国巨大IT企業のGAFA(Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc.)に侵略されてしまったという訳です。
圧倒的戦闘力で日本を侵略したフリーザである米国巨大IT企業のGAFA
「CHA-LA HEAD CHA-LA」じゃダメだった平成の30年間
この様にまさに「CHA-LA HEAD CHA-LA」じゃダメだった30年間という言葉で平成という時代の本質は総括できます。
奇しくも「CHA-LA HEAD CHA-LA」をOP曲とするドラゴンボールZが放送開始されたのが平成元年である1989年4月26日。
そして「CHA-LA HEAD CHA-LA」の歌詞の様に日本人が「ヘッチャラさ!」と言っている間に、日本経済はフリーザである米国巨大IT企業のGAFA(Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc.)に侵略されてしまったのです。
日本人は「何が起きても気分はヘのヘのカッパ」などと言っている場合じゃなかった訳ですね。
令和が一体どんな時代になるか?人気アニメ主題歌から予想する
平成元年に放送開始された当時の人気No.1アニメ「ドラゴンボールZ」の主題歌が平成という時代の危機感の欠落した楽観的な雰囲気を象徴していたという話をしてきました。
しかし、日本が右肩下がりに凋落し続けた平成の30年間は「へっちゃら」な時代では全くなかった。平成は日本が経済的に完全に侵略された時代でした。
ではこの平成の分析を応用して、「令和が一体どんな時代になるのか?」を令和元年である今季の人気アニメ主題歌から予想してみたいと思います。
令和元年の人気No.1テレビアニメはワンパンマン第2期
オープニング曲は「静寂のアポストル」
株式会社カカクコムの運営する大手ヲタク文化サイト「アキバ総研」の集計では、令和元年である今季の人気No.1テレビアニメはワンパンマン第2期という結果になっています(2019年5月1日時点)。
ワンパンマンという漫画・アニメの概要は以下の通りです。
『ワンパンマン』は、ONEによる日本の漫画。2009年7月3日からウェブサイト上で連載され、2012年9月2日放送のNHK『ネット発 マンガ革命』によれば、1日2万回閲覧され累計1000万人以上が閲覧したという。
あらゆる敵をパンチ1発(ワンパン)で倒してしまう最強ヒーロー・サイタマが主人公のギャグ系アクション漫画。話数カウントは「○撃目」。
2011年6月24日までウェブコミック投稿サイト「新都社」に登録されていた。現在も作品ページ(ONEのホームページ)は存続しており更新継続中である。
本作は当初、ONEがパソコン用の漫画原稿制作ソフトComicStudioの練習のために執筆したものであった。しかし、読者からの反応が予想より大きかったことを受け、最終話までのプロットを作り、現在はそれに従い制作しているという。
2015年3月12日発売の『週刊ヤングジャンプ』15号にて、テレビアニメ化が発表された。2016年3月には、第2回SUGOI JAPAN Awardでマンガ部門1位を獲得した。
名前から「アンパンマンとラッキーマンのパクリか!」という感じですが大人気作品のようです。もしも興味があれば以下などご購入ください。
このワンパンマン第2期のオープニング主題歌は、JAM Project(参照:Wikipedia)というグループの歌う「静寂のアポストル」です。
奇しくも平成のテーマソングである「CHA-LA HEAD CHA-LA」と同じく影山ヒロノブがボーカルです。
この曲は聴いたことも無い方も多いと思いますのでまずお聴きください。
以下は「静寂のアポストル」の歌詞です。
平穏だった街に
轟音響かせ来るぞ
ヤバい!ケバい! Monsters!先陣切んの誰だ?
怪人排除の際は
破壊&誤解…無礼講!
We know“We are HEROES!”(Ah) なぜ悪に
(オマエ) 生まれたのか?
(答え) 知りたいなら
(特別) 教えよう
今夜正義のパンチでド派手に
散るのが宿命(さだめ)(HERO) その名はヤツのためにある
(Go! Go!) 静寂の拳(けん)を 突き上げろ!
(HERO) 孤独を背負う使徒(アポストル)
(Go! Go!) 憎しみじゃない
平和を護るだけさ
混沌とした世界観の曲調や歌詞からも明らかな様に「ヤバい!」という危機感が半端ない雰囲気になっています。
「チャーラ、ヘッチャラ!」とか言ってる間に侵略された平成という時代の末に、日本人の危機意識が非常に高まっている雰囲気が「静寂のアポストル」からは感じられます。
令和は平成とは異なり日本人の危機意識が非常に高まる時代
令和元年の人気No.1アニメの主題歌「静寂のアポストル」の雰囲気から、令和時代は「チャーラ、ヘッチャラ!」の楽天的な平成とは異なり日本人の危機意識が非常に高まる時代になると予想できます。
さすがに平和ボケした日本人も平成時代の日本凋落で「ノー天気な考え方ではダメだ」と懲りたのだと思います。
令和時代は意外と明るい時代になるのではないか
危機感なく平和ボケしたままでボロボロになっていった平成時代の日本。
逆に日本人が危機感に溢れている令和元年。
平成時代と逆に非常に日本人の危機意識が高まっているので、令和時代はその危機感が功を奏して意外と明るい時代になるではないかと私は予想しています。
令和時代が明るい時代となる根拠はサッカー日本代表W杯成績
この時代予測の根拠の一つとして挙げられるのがサッカー日本代表のW杯成績です。
近年のサッカー日本代表のW杯成績は
「黄金世代の全盛期」と大きな期待を集めた2006年ドイツ大会が1分2敗でGL惨敗。
逆に2010年南アWW杯では「3戦全敗確実」と言われた岡田ジャパンがGL突破する大健闘。
そして「史上最強」と言われたザックジャパンの2014年ブラジルW杯は1分2敗でGL惨敗。
大会直前にハリルホジッチ監督の解任などがあり再び「3戦全敗確実」と言われた西野ジャパンは見事にGL突破。
という様に日本人は楽観した時に失敗し、危機感を持った時は意外と上手くいく民族だということが示されています。
楽観して「チャーラ、ヘッチャラ!」という雰囲気から始まった平成時代は凋落の時代となり、逆に「ヤバい!」という半端ない危機感で始まる令和時代は意外と何とかなりそうです。
日本の未来にあまりにも悲観して絶望する必要はないと思います。
これからの日本の未来の予想については以下の記事も書いています。もし興味があればお読みください。
以上、「平成とは何だったのか?平成とはどんな時代だったのか一言で総括」の記事でした。