就労移行支援の訓練は厳しい!精神障害者でも普通に働く方が楽な場合も

「就労移行支援の訓練は厳しい!」「就労移行支援の仕事が辛過ぎる」という方は、精神障害者であっても逆に普通に健常者の職場で働いた方が遙かに楽な場合も多くあります。

精神障害者向けの就労移行支援の仕事は一般の仕事に比べて工賃が安く人並みの収入が得られない上に、働いているのに逆に利用料を取られるなどの場合も多いですが、就労移行支援施設通いで「何で毎日こんなに辛い思いをしなければいけないんだ!」と苦しんでいる方は、逆に一般の仕事への転職を検討してみてください。

障害者枠の仕事ではなく一般の仕事をすることで劇的に働くことが楽になる上に、賃金も大幅に増えて人並みの収入を得られる様になる場合があります。

就労移行支援の訓練は普通の仕事よりも厳しい場合が多い

「就労移行支援」という言葉から、普通に働けない人間のためのリハビリの様な施設というイメージを持ち、鬱病・不安障害・パニック障害などで普通に働けない方は、精神障害者向けの就労移行支援から働き始めるのが無難じゃないかと思われている方は多いと思います。

しかし、それは完全な間違いです。

精神障害者向けの就労移行支援の訓練は、普通の会社勤めの仕事よりも逆に遙かに厳しい場合が想像以上に多いのです。

実際に過去に普通に働く会社勤めの正社員を経験した後に鬱病になり、現在は就労移行支援の訓練を受けている方の中にも、以下の様に就労移行支援の厳しさを語っていいる方が多くいます。

就労移行支援は意識や生活態度を叩き直して健常な社会人に更生させる場

なぜ就労移行支援の訓練が普通に会社勤めよりよりも厳しいのか?

それは、就労移行支援事業所の目的は「通所者の意識や生活態度を叩き直して健常な社会人に更生させること」であるからです。

めちゃくちゃなダメ人間でも意外と社会の中で働けている

会社でそれなりに人並みに仕事をこなしてさえいれば、意外と細かい生活態度などを注意されたりなどはそれほど多くないものです。

社会人であれば普通は「大人扱い」されますし、特殊な人間関係の体育会系の職場や異常なブラック企業などでなければ、大の大人が子供を叱るように怒鳴られたり厳しく注意されたりなどは普通はあり得ません。

もしも普通の会社員やサラリーマンがそんなに大変で厳しい仕事であれば、これほど多くの人間が会社員やサラリーマンの仕事を続けることは出来ません。

周りの人間を見渡しても、本当にめちゃくちゃでどうしようもないダメ人間であっても、意外とサラリーマンとして社会の中でそれなりにまともに働けていたりするものです。

私自身も現在は、そんな社会の中でIT技術職としてそれなりに働いて、人並み程度の収入を得て生きることが出来ているどうしようもないダメ人間の一人です。

どうしようもないダメ人間で健常な社会人ではなくとも、社会に出て働けば意外とそれなりになんとかなる場合もあるのです。

「健全な社会人」であることを厳しく強いられる就労移行支援

一方で鬱病・不安障害・パニック障害などで離職した精神障害者の方が訓練を受ける就労移行支援事業所の目的は、「通所者の意識や生活態度を叩き直して健常な社会人に更生させること」です。

実際にはこの社会には、私の様に健常な社会人ではなくとも、何となく働いて人並み程度の収入を得て生きているというダメ人間が多くいます。

そんな私みたいなダメ人間がもしも就労移行支援に入れられたら、毎日厳しく注意されることは確実です。

私はコミュ障でも出来るIT技術職として働いて収入を得ているので、まともに電話を取ることすら出来ませんし、社会人としての基本的なマナーもロクに知らず、健全な社会人としては完全に不合格だからです。

健全な社会人になるように訓練するという就労移行支援の目的のために、逆に普通の会社や職場で働く以上に就労移行支援への通所は辛く厳しくなってしまうという状況が発生してしまうのです。

就労移行支援が厳しくて辛い場合は普通に働いてみた方が楽なケースも

この様に精神障害者向けの就労移行支援事業所の訓練が厳しくて我慢できないほど辛い場合は、逆に一般向けの求人に応募して会社や職場で普通に働いてみた方が遙かに楽なケースもあります。

「就労移行支援すら辛過ぎる…これじゃ普通に働くことなんて絶対に無理だ…」と人生に絶望してしまう前に、一度考え方を切り替えて、逆に一般向けの求人を探してみてはいかがでしょうか。

世の中には、以前の職場で「お前は小学生並」と怒られた私みたいなどうしようもないダメ人間でも人並み程度の収入を得られる仕事も意外と存在しますし、そういう自分に合った仕事と出会うことが出来れば、わざわざ辛い思いをして就労移行支援事業所に通い続ける必要もありません。

精神障害があるからと言って、自分の仕事の適性やキャリアの可能性を最初から限定してしまう必要はありません。

必ずしも就労移行支援のプログラムをクリアしなければ社会復帰できないという訳ではないのです。

発達障害的な傾向がある場合「誰でも出来る簡単な仕事」が逆に難しい

鬱病・不安障害・パニック障害などの精神障害は、生まれながらのADHD(注意欠如多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)などの発達障害による社会への適応障害・コミュニケーション障害が原因で引き起こされるケースが非常に多いです。

そしてこの様な発達障害的な傾向のある方は、本人は精一杯仕事をして真面目に社会に適応しようとしても、低賃金の事務作業や誰でも出来るはずの時給1,000円以下の簡単な接客のアルバイトですら、ミスや不注意を連発してパニックになるなどしてまともに仕事の出来ない場合が多いです。

以下の記事で書いている様に、誰でも出来る低賃金の仕事から専門職に転職して「全く仕事が出来ない奴」から「仕事が出来る人」扱いになり、給与も時給換算で3倍の水準になった私自身の経験からも言えることですが、

世間で言われる様な「賃金は安いけど簡単な仕事」ほど、実は得意不得意や能力のバラツキが極端な発達障害者にとっては逆に超ハードゲームの難しい仕事であることが結構多いのです。

発達障害者は普通の人間とは脳の作りが違う異常者なのですから、普通に生きている健常者の言う「簡単な仕事」「誰にでも出来る仕事」は、発達障害者にとっての簡単に出来る仕事と決してイコールではないということです。

この様に発達障害者と健常者には大きなギャップがありますので、しっかりとこのギャップを自覚し「自分は普通の人間とは脳が違う」ということを考えて仕事を選ぶことで、社会に適応しづらい発達障害者であっても意外と転職が上手く行く場合があります。

発達障害的者は自分のペースが仕事の出来るIT技術者に向いている場合も多い

発達障害があるために「普通の仕事がまともに出来ない」「誰でも出来るはずの簡単な仕事すら人並み出来ない」と悩む方の場合、プログラマーやエンジニア、WEBクリエイターなど自分のペースで黙々とパソコンのディスプレイを見て作業の出来るIT技術者に転職する解決法も有効です。

「誰でも出来る簡単な仕事」もまともに出来ない異常者である発達障害者にとっては、プログラマーやエンジニアなど時給換算でコンビニバイトなどの3倍以上の賃金が得られるような高賃金・高待遇な技術職や専門職の方が、逆に周りに自分のペースで黙々と作業することができ、集中力や持続力を生かして一般の方以上の能力を発揮できるというケースもかなり多いです。

発達障害があるために「どれだけ注意してもミスを連発してしまう」「仕事が出来ずに毎日上司に叱責されて辛い」「会社で働くことが辛い」「何年経っても新人よりも仕事が出来ない」「自分は出来損ない人間だ」と悩み心を病んでしまった方は、プログラマーやエンジニアなどのIT業界の専門技術職への転職を検討してみて下さい。

以上、「就労移行支援の訓練は厳しい!精神障害者でも普通に働く方が楽な場合も」の記事でした。

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