引きこもり期間は人生に必要な生物としてのメカニズム

引きこもり期間は人生に必要な生物としてのメカニズムです。

引きこもり状態は生物としての自然で当たり前の生理現象ですので、周囲も本人も、引きこもりだからと言って何も焦る必要はありませんし、何も心配する必要はありません。

人間が引きこもるのは呼吸をしたり睡眠をとったりなどと本質的に同じことですので、無理矢理やめさせたりなどする必要はりませんし、むしろそのままにしておいた方がいいのです。

一生の半分を引きこもりで過ごす哺乳類のメカニズム

多くの哺乳類には一生の半分を引きこもりで過ごすメカニズムが埋め込まれています。

例えばツキノワグマは11月から翌年4月まで5~6ヶ月間を冬眠状態で過ごします。

コウモリは11月から翌年4月まで180日間を冬眠状態で過ごします。

シマリスは10月から翌年4月まで200日間を冬眠状態で過ごします。

彼らは気温が下がり食糧も極度に減少する冬という危機的状況を乗り越える為に、一生のうちの実に半分の時間を実質引きこもり状態で過ごしています。

哺乳類の遺伝子には「危機的状況に直面すると引きこもることで生命を守るメカニズム」が刻み込まれているのです。

人間の平均寿命は80年。40年間の引きこもり期間が必要

では、人間の場合はどうでしょうか。

現在の日本人の平均寿命は80年。

もしも上記の哺乳類と同様に冬眠を行った場合、人生の半分の40年間は引きこもり状態で過ごすことになります。

高校を卒業してから受験失敗をきっかけに5年間引きこもり、就職してから激務で鬱になり10年間引きこもり。

などのケースがあると思いますが、これらのケースは全く心配する必要などないです。

本来であれば哺乳類である人類に必要な引きこもり期間は40年間。

5年や10年程度の引きこもり期間など短すぎるくらいです。

冬眠が不要なのは主に温暖な気候に生息する哺乳類

とは言っても、ゾウは冬眠しないじゃないか、ライオンは冬眠しないじゃないか。

人間もゾウやライオンと同じで冬眠が不要な種族なんじゃないか。

と疑問を呈される方もいると思います。

確かにそのご指摘は半分は正しいですが、半分は間違っています。

ゾウもライオンもアフリカなど一年中温暖な気候に生息する哺乳類です。

彼らは寒い寒い冬を乗り越える必要がないので冬眠の習性が不要なだけなのです。

バブル崩壊以降の日本は長い冬の時代の真っただ中

人間は厚着や暖房で体を温めることが出来ますし、寒い冬であっても普通に生活することが可能です。

野生動物とは違い気候的な危機状態に対して冬眠という方法で対処する必要はありません。

しかし、動物とは違い経済活動を通して生活の糧を得ている我々人間にとって、危機状態は季節や気温の低さばかりではありません。

人間にとっては経済の低迷や景気の冷え込みも野生動物にとっての冬と同様に生死に関わる重大な危機的状況なのです。

「就職氷河期」などの言葉もあるようにバブル崩壊後の日本経済は30年間にも及ぶ長い長い冬の時代が続いています。

その様な危機的状況で、哺乳類に備わっている冬眠スイッチがオンになり引きこもり状態になってしまったとしても、生物学的には全く何らおかしなことではないのです。

これが生物学的な引きこもりのメカニズムです。

人生にはじっと身を潜めて耐えるしかない時期もある

しょうもない屁理屈を長々と読ませてしまいすみません。

しかし、この日本には春・夏・秋・冬の季節の移り変わりがあるように、私たちの人生にも夏の様にイケイケでホットな時期と冬の様に冷え込む時期を一定周期で繰り返すバイオリズムがあることは確かです。

冬山の遭難ではその場を離れて動き回ることは絶対にしてはいけない危険な禁止事項とされていますが、これは人生についても同様に言えます。

何もかも上手く行かないスランプの時期に無理にもがいて動こうとしても余計なエネルギーを消耗してしまうだけです。

その様な時に重要なのはとにかく余計なことをせずじっとして耐えること。

冬眠で冬を越す野生動物の様にじっと身を潜めて耐えるしかない時期も人生にはあるのです。

クマやリスは一生の半分を冬眠状態で過ごします。

日本人の一生は80年以上と非常に長いのですから、上手く行かない数年程度の時期をじっと家の中に引きこもってやり過ごすことは、決しておかしなことではありません。

今は慌てずに身を潜めて春になってから動き出せば

2021年現在の日本は新型コロナによって経済も求人も完全に冷え込み、冬の様に寒々しい状況となっています。

ひきこもりの方もそして引きこもりの保護者の方も、今は無理に社会復帰を焦らず、耐える時期と考えられてはいかがでしょうか。

春になって冬眠したクマが巣穴から這い出すように、厳しい冷え込みが終わり周囲の状況が暖まってから社会復帰へと動き出しても、決して遅くはありません。

引きこもりからの社会復帰については以下の記事も書いています。もしよければこちらもお読みください。

引きこもりでも貯金があれば精神的に余裕が出来る

リスも冬眠する時にはたくさんの木の実やドングリを貯め込んでおくのですから、私たち人間の場合も、可能であれば引きこもるなら数年は何もせず生きていける程度の貯金を貯めてからのんびり引きこもるのがベターです。

私自身もプロフィール情報に書いている様に真性社会不適合者の引きこもりですが、引きこもりながら1年で300万円を貯金しました。

私が引きこもり生活を送りながら毎月25万円貯金を増やし続けている方法については以下の記事をお読みください。

私自身の現在の働き方と生活については以下の記事をお読みください。

ずっと家の中に籠って外敵からは完璧に身を守ることの出来る引きこもり生活の最大の敵は心の中の不安です。

ヒキコモリ生活は焦りや将来の不安に悩まされがちですが、働かなくても数年は生きていける程度の貯金があれば精神的余裕も出来ますし不安も薄れるので幸福度が上がります。

現在は生活費のために仕方なく会社員を続けていて、将来引きこもりになろうと考えている方は、まずは家でも出来る在宅ワークをして引きこもりながらお金を稼ぎ貯金を貯めることもご検討ください。

以上、「引きこもり期間は人生に必要な生物としてのメカニズム」の記事でした。

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