冬場のホテルフロントの仕事は客室のドアノブの静電気が悩みの種。対策は手の甲でドアノブを触ること

「情報発信者のプロフィール」に書いています通り、私は大卒後ホテルのフロントマンとして3年間働いていました。ホテルフロント勤務の実態をお伝えするため、その実際のホテルフロント勤務での自分の悩みや困ったことなども紹介していきます。

冬場のホテルフロントの仕事はドアノブの静電気が悩みの種です。

それにしてもなぜホテルの客室のドアノブはあんなに異常に静電気が発生するのでしょうか。

私は子供の頃から静電気体質などでは全くなく、むしろ家族や友達が静電気で困っていても自分だけは全く平気な方でした。そんな私ですが、冬場のホテルでは客室のドアノブを触るのが怖くなるくらいに尋常でない静電気地獄に遭遇しました。

冬場は客室のドアノブに触る度にほぼ100%ビリビリと静電気にやられました。毎回痛い思いをするので、客室のドアノブを触る際に一瞬躊躇するくらいになりました。

私のホテル客室のドアノブの静電気への対処法

この様に冬場の静電気に悩まされ続けた私のホテル客室のドアノブでの静電気への対処法は、「最初に手の甲でドアノブを触る」という方法でした。

ドアノブを触る際に神経が通っている指先に静電気が走ると非常に痛いのですが、手の甲にはそれほど繊細な神経が走っていないため、それほどの痛みは感じません。

ですので、まずは最初に手の甲でドアノブを触り静電気を逃がして、それから普通にドアノブを掴んでドアを開けるという解決法で静電気に対処していました。

ビジネスホテルなどを頻繁に利用される方で、冬場の静電気に悩まされるという方は、まずは手の甲でドアノブに触れて静電気を逃がす、というのが静電気の酷い痛みを回避する方法としておすすめです。

指先の静電気は本当に痛いんですよね。

神経が多く最も痛みの強い指先の静電気の痛みを確実に回避するだけでも、ドアノブの静電気問題は大分気にならなくなります。

ただ、業務で忙しい時など、まずは手の甲でドアノブに触れて静電気を逃がす、ということをたまに忘れて普通にドアノブを触ってしまうと地獄を見ますが、私は「ドアノブ、手の甲から」と冬場は心の中で自分に言い聞かせ続けていました。

ホテルの客室のドアノブは異常な静電気を発する理由

なぜホテルの客室のドアノブはあれほど異常な静電気を発するのでしょうか。

まず、ホテルは非常に乾燥しているということが原因として言えます。お客様が寒がらない様に廊下も客室もかなり温かめに暖房を入れていますので、それが乾燥を促してしまう理由の一つです。

その様に冬場は室内が非常に乾燥するホテルですので、お客様としてビジネスホテルなどに宿泊した際は、喉を乾燥から守る為に「濡れたタオルを客室にかけておく」「入浴後はお湯を張ったままにする」「枕元にコップ1杯の水を入れておく」などの乾燥対策が重要になります。

特に遠隔地での受験の為にホテルを利用されている方、アーティストやアイドル、歌手などの遠征でホテルを利用される方は、上記の対策で入念に乾燥対策をすることは必須だと思います。まあ、アイドルでもAKBですと口パクですので喉をやられてもパフォーマンスでは問題ありませんが。

ホテルの側でもご希望のお客様の部屋に加湿器を入れておくなどのサービスも行っていましたが、加湿器の数が全部で5~6個とかしかなかったので300部屋の客室全てを加湿器でカバーすることはできず、特に冬場はお客様がご希望をされても加湿器が足りずにお断りしてしまうことが多々ありました。

立派なホテルですと全ての客室に加湿器が備え付けの施設などもあるかもしれませんが、通常のビジネスホテルは価格競争のために厳しいコストカットを強いられていますので、濡れたタオルをかけておくなどで、お客様の側で工夫して乾燥を防ぐ他ないのではないかと思います。

この様に、とにかくホテルの客室や廊下は非常に乾燥するということが、ホテルの客室のドアノブに静電気を発生させる原因の一つです。

静電気を発生させるもう一つの理由として言えるのがホテルの廊下の絨毯です。

ホテルは廊下も立派な絨毯やカーペットを敷き詰めていますので、それが摩擦によって異常な静電気を発生させる温床になります。

絨毯やカーペットを敷き詰めていますと普通のオフィスなどと違って暖かくていいのですが、反面、静電気という悩みの種を発生させてしまうわけです。

静電気が起きにくいウールラグなどの絨毯を使用出来ればいいのでしょうが、一般的なビジネスホテルはコスト面で非常に厳しいので、なかなか価格的に導入は難しいでしょう。

ホテルという空間は意外と人間の身体や健康に悪い

静電気に限らず、ホテルという空間はしっかりサービスが行き届き居心地がいいようで、実は意外と人間の身体や健康に悪い要素が一杯です。

乾燥・静電気・カビ・ダニ…

ホテルの客室は実はこの様な健康を脅かす要素がてんこ盛りです。冷暖房の効率上、客室では換気がほとんど行われないという問題もあります。

私もフロント夜勤の時間的に不規則な勤務で睡眠のリズムを完全に崩してしまっていたということもありましたが、ホテルで働いていた時は、常にどこか身体の調子が悪かったです。あのホテルという空間にいるだけで、何となくどこか身体の調子が優れなくなってしまう感じでした。

この様にホテルは人間の身体の調子を崩してしまう面がありますので、ホテルに宿泊される際は体調管理費には特に気を付けて下さい。ホテルは乾燥の為に喉を壊しやすいですし、ホテルの宿泊で体調を壊してしまうという例が非常に多いのです。

この様にホテルは全体的に人間の健康に害を及ぼす空間ですので、「健康的で身体にいい空間のヘルシーなホテル」とかいうコンセプトのホテルがあれば、特に旅行や出張のヘビーユーザーから結構需要があるのではないかと思います。

旅行や出張を頻繁にしてビジネスホテルを頻繁に利用される方は、ホテルに泊まると何となく体調が悪い問題をかなり切実に実感されていると思いますので、静電気もなく乾燥もなく換気も行き届いたホテルがあれば、通常のホテルとの違いはかなり気付かれるはずです。

ホテルの見た目を豪華に立派にするのもいいですが、この様なより人間の身体的な面まで気を払った肉体を休める空間としての泊まり心地というのが、これからのホテル業界には求められるのではないでしょうか。

最後は少し静電気以外の話題にも話が及んでしまいましたが、以上、「冬場のホテルフロントの仕事は客室のドアノブの静電気が悩みの種。対策は手の甲でドアノブを触ること」の記事でした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする