仕事での電話使用を法律で禁じれば日本企業の労働生産性は大幅に改善する

電話を仕事で使用することを法律で禁じれば日本企業の労働生産性は大幅に改善します。日本は銃規制の国ですが、世界に先駆けて電話規制も導入するのです。

その道具やテクノロジーは本当に人を幸せにするのか?

2017年10月1日に米ラスベガスの高級ホテルからカントリー音楽の音楽祭会場を狙った銃の乱射事件が発生し、死亡者59人というアメリカ犯罪史上最悪の犠牲者を出しました。

ラスベガス乱射、少なくとも59人死亡 527人負傷と警察 – BBCニュース
http://www.bbc.com/japanese/41466370

米ラスベガスのマンダレイ・ベイ・ホテル近くで1日午後10時(日本時間2日午後2時)すぎ、乱射事件があった。ラスベガス警察によると、少なくとも59人死亡。確認された負傷者は527人に増えた。被害者の多さで、近年の米国最悪の乱射事件となった。警察によると、容疑者は近郊在住の白人男性で、警察の突入と同時に自殺。これまで警察との接触はほとんどなかったという。

テクノロジーや道具には人間の生活の質を向上させ、人生をより幸福にする力があります。

しかし一方では、この銃乱射事件の惨劇の様に、それを使用することで人生を破壊し人間を不幸にしてしまう側面を持っているのがテクノロジーやツール(道具)です。

「その道具やテクノロジーを使用することは本当に人を幸せにするのか?」という問いは常に提起していかなければなりませんし、時には銃規制などの様にその道具の使用自体を禁止・制限してしまうことも必要です。

電話がない時代の方が日本人は豊かだったという一面

グラハム・ベルによって発明され、遠く離れた相手ともすぐ近くで話す様に会話の出来る電話は、確かに非常に便利な道具です。そして電話の誕生と普及は、この人間社会の利便性を劇的に向上させました。

しかし、もう一面では電話の普及によって失われた情緒や豊かさもありました。

今から約千年前の平安時代の日本には、スマホはもちろんのこと電話などもありませんから、貴族階級の恋人たちは美しい色紙に和歌をしたため季節の花などを添えた恋文によって、お互いに愛を伝えあっていました。

手紙は文使い(ふみづかい)と呼ばれる使者によって相手の元に届けられ、平安京の大路小路には貴族達の手紙を挟んだ「文刺し」という棒を手にした文使いが行きかっていました。文使いはほとんどが身分の低い下仕えであり、貴族の家などに上り込むことはできません。それで、庭先に控えてこの文刺しの棒に文を挟み、御殿の上にいる相手に差し出したのです。

平安時代の厳格な身分制度を感じさせますが、この様な手紙や恋文のやりとりによって、和歌などの情緒豊かな日本独自の貴族文化が花開いたのです。

では、もしも平安時代にスマホや電話があったらどうでしょうか。

光源氏「あーもしもし、俺だけど。今夜泊まりに行っていい?」

これでは豊かな情緒も糞もありません。日本独自の貴族文化が花開くこともなかったでしょうし、源氏物語などの素晴らしい文学が誕生するすこともなかったでしょう。

つまり、スマホや電話という便利な道具(ツール)が無い制約や不自由さが、逆に独自の豊かな文化を花開かせる土壌となったと言えます。

電話という便利な道具の発明と普及によって社会の利便性が増した一方で、この様な日本古来からの文化の情緒的な豊かさが失われてしまったという一面もあるのです。

100%業務の妨害でしかない仕事中に掛かってくる電話

まあ、こんな大昔の平安貴族連中の恋話なんて私にはぶっちゃけどうでもいいのですが、とにかく仕事中に掛かって来る電話には心底イラつかされます。

電話セールスとか、メールで済む連絡でわざわざ電話を掛けて来る馬鹿とか、一体何を考えているんでしょうか?

元・金満IT起業家のホリエモンで、投獄・収監されたゼンカモンを経て、現在はメスイキアナル豚のホラレモンとして知られるホリエモンこと堀江貴文氏がこんなこと言ってますが、これについては私も完全にホラレモンに同感です。

堀江貴文氏「電話してくる人とは仕事するな」 – 東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/174408

「自分の時間」を奪う最たるもの。それは「電話」だ。 僕は「電話に出ないキャラ」を確立している。電話で話す必然性のない用事なのに、やたらと気軽に人の電話を鳴らす者がいるが、僕は絶対に応答しない。相手がどんなに偉い人であろうが、僕は「電話に出ないキャラ」になると決めている。電話は多動力をジャマする最悪のツールであり、百害あって一利ない。仕事をしているときに電話を鳴らされると、そのせいで仕事は強制的に中断され、リズムが崩れてしまう。

ライブドア時代、僕は社員と面と向かってしゃべらないことをすごく批判されたことがある。同じフロアにいる社員や秘書にメールやチャットで指示を出していたからだ。「ホリエモンは隣の秘書にすらパソコンを使って連絡をする。なんと機械的で冷たいのか」という印象をもたれたようだ。

僕だってちょっと一服したいときには、お茶を飲みながらそのへんにいるスタッフと雑談くらいは当然する。しかし、スケジュールの調整やちょっとした打ち合わせや連絡なんて、面と向かったミーティングや電話という同期通信でやる必要はない。メールやLINE、メッセンジャーを使った非同期通信で十分だ。

1日の中には、細かいすき間時間がたくさん発生する。そのすき間時間を利用し、非同期通信によって仕事を効率的に進めていくのだ。 前時代の感覚にとらわれている人は、コミュニケーションというのは、お互い同時間に行う同期通信でなければ意図が伝わらないと盲信している。そういう人が僕の電話を平気で鳴らし、人の仕事をジャマするのだ。 驚くべきことに、メールやファクスを送ったあとに「今メールを送りましたから」「今ファクスしましたから」と電話を鳴らしてくるバカもいる。

私は電話をかけてくる人間は「時間泥棒」だと考えていましたが、強制的に時間を奪うということから「時間レイプ」という言い方もあるようです。

はあちゅう「電話は時間のレイプ」 イケハヤ「超絶同意、電話とか消滅せよ」
http://www.ikedahayato.com/20170323/69781430.html

知人がネット上で電話のことを「時間のレイプ」と例えていましたが、私もこの考え方に賛成です。というのも、相手の都合で自分の時間を突然搾取される、そんな電話の乱暴さがとにかく苦手なんです。

集中して原稿を書いているときや家族との団らん中に突然電話が鳴ると、それだけでテンションが下がり、親しくもない相手の都合に無理やり付き合わされた気になります。何の権利があって、私の時間に踏み込んでくるんでしょうか。

家族と恋人とクロネコヤマトさん以外からの予告のない電話は不快です。最近はどこかから勝手に番号を手に入れていきなり電話してくる人もいますが、私にとって、突然の電話は、突然家に来られるのと同じくらいぶしつけに感じます。

私が全ての電話を完全に無視する様になって起こったこと

私も上記の彼らと同様かそれ以上に極度の電話嫌いですので、在宅ワークに変わってからは絶対に電話に出なくなりました。クライアントからの電話も完全無視。余りにしつこくうるさい時は電話の電源を切ります。

この様に電話をかけてくるクライアントに対しては、何度電話をかけられても絶対に出ない一方で、メールを送ってくれば意図的に、出来るだけ5分とか10分で即効で返事のメールを返すようにしました。

そうすると、クライアントの側でも、私に連絡するには「電話よりもメールの方が遥かに早い」という認識が完全に広まったのか、急ぎの連絡でもメールで送って来るようになり、電話をかけてこなくなりました。

この様にして現在は皆メールで連絡して来るようになりましたので、上司でもクライアントでも私の電話を鳴らす人間はいません。電話が不要になったので、そろそろ電話の契約自体を解除しようかと思っています。

電話を全く使わなくなって良かったと思うのは、必ずメールという通信手段を取ることで、全ての仕事のやりとりに必ず証拠が残せるということです。

電話でのコミュニケーションの場合、「言った」「言わない」などのトラブルが起こる場合がありますが、メールの場合は過去のやりとりが全てがデータとして完全に残りますので、何かあればそのデータを参照して「この様な指示を受けていた」と上司やクライアントに証拠として提出することが可能です。

これによって仕事上の些細なトラブルは激減し、仕事の効率性も改善されました。

電話を仕事で使用することを法律で禁じるべき

この様に自分自身が全く電話に出ないことを実践して思ったことですが、電話を仕事や営利活動で使用することは法律で禁じてしまうべきです。

仕事や営利活動での電話の使用を禁止すれば、セールス電話を掛けて来る迷惑企業なども根絶やしに出来ます。また、電話が掛かって来る度にいちいち作業の手を止めることもなくなりますので、日本企業の課題である労働生産性も飛躍的に改善します。

現在では働き方改革での業務効率化と生産性向上の為に、1~2時間の間、電話を取らずに集中して目の間の業務にあたる「集中タイム」「がんばるタイム」などを導入する企業が増えていますが、まずもって最初から電話がどこからも掛かって来なければ、業務時間の全てが集中タイムとなるわけです。

法律によって仕事での電話使用を廃止して各企業の生産性が向上すれば、私の様に1日3時間労働のサラリーマンという就業形態もより当たり前の様になっていくでしょう。

電話と労働生産性については以下の記事も書いています。

また、日本企業の労働生産性については以下の記事を書いています。

以上、「仕事での電話使用を法律で禁じれば日本企業の労働生産性は大幅に改善する」の記事でした。

転職支援サービスの紹介

転職を成功させたい方の為のお役立ちコンテンツ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする