派遣社員と正社員の違いとは?正社員と比較しての派遣社員のデメリットとメリット

派遣社員のデメリットとメリット。一般的な正社員と比較しての派遣社員の待遇や正社員と派遣社員の違いについてのまとめです。

まずは正社員と比較しての派遣社員のデメリットから挙げていきます。

正社員と比較しての派遣社員のデメリット

一般的に正社員と比較しての派遣社員のデメリットとして以下の様なことが言われています。

正社員に比べて給与が安い

一般的に言えば正社員に比べて派遣社員は給与が安いです。派遣社員の場合、派遣会社が仲介料を取りますので、その分、直接雇用の正社員に比べて給与は安くなります。

ただし、サービス残業などが横行するブラック企業などでは、正社員であっても時給換算で派遣社員やアルバイトよりも給与が安い場合もありますので注意が必要です。

私が大学新卒後に勤めていた業界大手のビジネスホテルもその様なブラック企業でした。300時間労働で月給25万円、時給に換算すると800円程度ですので、2017年現在での東京都の時給の最低賃金である958円よりも安い賃金でした。

この様に必ずしも正社員であれば十分給与が得られる訳ではありません。

また、派遣社員であってもプログラムなどIT関連の専門技術を持つ派遣エンジニアであれば、年収600万円以上など正社員以上の給与を得ることも可能です。

参考:派遣社員は正社員より賃金が安い?IT派遣エンジニアになれば初心者から4~5年で年収600万円以上も可能です!

正社員と違ってボーナスがない

正社員と違って派遣社員にはボーナスが支払われないのが一般的です。同じ月給であっても年2回のボーナスが支払われるかどうかで、年収にすれば50万円から100万円程度の差が生じますので、その収入差は大きいです。

ただし、中小企業などでは正社員であってもボーナスが支払わない企業、10万円以下の寸志程度しかボーナスが支払われない企業が多いのですので、正社員になれば必ずボーナスが支払われると思い込んでしまわない様に注意してください。

中小の4割はボーナス支給「ゼロ円」 – プレジデントオンライン
http://president.jp/articles/-/13928?page=3

大阪シティ信用金庫が大阪府内の1108社を対象に実施した夏のボーナスの支給状況調査によると、支給すると答えた企業は59.4%、支給しない企業(小額手当含む)は40.6%に上っている。

私も現在はIT零細企業に勤めていますが、原則的にボーナスは支払われません。労働時間が短くその分副業で収入を得ていて待遇には非常に満足していますので全く文句はありませんが。

正社員と違って昇給がない

派遣社員には正社員と違って昇給がありません。一方で正社員には昇給がありますので、長く働き続けることで収入の格差が生じます。

ただし、日本の大部分を占める中小企業の場合、正社員であっても昇給金額はほとんど無いも同然の金額に近づいています。一方で派遣社員やアルバイトなどの賃金は人手不足によって高騰を続けていますので、派遣社員の賃金の方が正社員の賃金よりも上昇率が高いという逆転現象が発生しています。詳しくは以下の記事をお読みください。

参考:今の日本は正社員の給与が全く上がらない時代。実は非正規社員の方が賃金が昇給していく

正社員と違って昇進できない

非正規社員である派遣社員は正社員と違って昇給することが出来ません。正社員が出世して役職を得て行く一方で、非正規社員はずっと一番下のままです。

ただし、現在の日本の企業ではポスト不足によって正社員でも出世をして役職を得ることが非常に困難になっていますので、正社員になってただ長く会社に勤め続ければ出世をして役職を得ることが出来るという認識は間違いです。

また、末端の平社員から中間管理職などに昇進すると待遇や給与が上がる半面、上層部と部下に板挟みにされ人間関係での様々な悩みや苦しみが生まれます。

決して昇進は良い事ばかりではなく、正社員として働いているサラリーマンの中にも上司の大変さや苦労を間近で見て「自分は管理職になりたくない」「気楽な平社員のままでいたい」という方も非常に増えてきています。

参考:日本の中間管理職は上司と部下の板挟みで理不尽な要求に追われる辛い役職

雇用が不安定でリスクが大きい

雇用が保障された正社員と違い、派遣社員の場合、不況などで会社の経営が悪化すれば、派遣切りなどによって真っ先に契約を解除されて失職するリスクがあります。

ただし、経営不振によって会社が倒産した場合は、正社員も派遣社員も関係なく失職します。大企業でも倒産することが当たり前の時代となっていますので、正社員であれば絶対にリスクがないということはありません。

また、近年の日本は人手不足によって求人が豊富にありますので、派遣社員であっても複数の派遣会社に登録するなどしておくことで、派遣の契約を切られた場合に、すぐに次の仕事を得ることが容易です。

参考:派遣切りでの失職のリスクと不安を回避する方法は複数の人材派遣会社に登録すること

福利厚生が保障されない

派遣社員のデメリットとして福利厚生が保障されないということが言えます。

ただし、派遣社員や契約社員であっても大手自動車工場の工場勤務などの場合、既定の契約期間を欠勤なく働けば数10万円の満了慰労金が支払われる上に、格安の社員食堂を利用することが出来る、寮などを住居を手配されるなど、正社員並みに福利厚生が厚く様々な手当が付く場合が多くあります。

交通費が支給されない

派遣社員の大きなデメリットとして交通費が支給されないということが言えます。

2013年度の東京都産業労働局の調査で派遣社員の交通費支給率は僅か20%であったように、派遣労働者の場合は交通費が支給されない場合が大半です。

派遣社員の「通勤手当」時給に上乗せされ、非課税にならないケースも…控除は可能?
http://news.livedoor.com/article/detail/11955438/

正社員やパートなど、直接雇用では当たり前のように支給されている通勤費だが、派遣社員への支給率は極めて低い。

東京都産業労働局が通勤費の支給率を調べたところ、正社員は97.1%、パートは88.5%だった(2013年度)。一方、日本人材派遣協会が1万人を対象に行った「派遣スタッフWebアンケート」(2012年)によると、通勤手当が別途支給されている派遣労働者は22.2%しかいなかった。

正社員であればほぼ100%、パートでも9割の労働者が通勤のための交通費を支給されていることを考えると、たった全体の2割しか交通費を支給されない派遣労働者の交通費支給率は残念ながら極めて低いと言えます。

しかし、派遣会社の中にも交通費を全額支給してくれる派遣会社も存在しますので、その様な派遣会社に登録することでデメリットを解消できます。

参考:派遣社員は交通費が出ないのが当たり前!しかし交通費を全額支給してくれる派遣会社も存在する

社会保険に加入できない

派遣社員のデメリットとして「正社員は社会保険に加入できるが派遣社員は社会保険に加入できない」ということが言われます。

しかし、実際には派遣社員であっても、「通常の社員の3/4以上の労働時間で1年以上の雇用契約の場合」などの一定の条件を満たせば、正社員と同様に「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」「雇用保険」などの社会保険に加入することが可能です。

仕事の専門性を極めることが出来ない

一般的な派遣社員のデメリットとして、正社員と違い自分の仕事の専門性を極めることが出来ないというデメリットがあります。

ただし、派遣社員であってもプログラマーなどの専門的な領域の派遣社員も存在しており、彼らは特定領域のプロフェッショナルとして派遣先の正社員よりも高い専門技術と知識を持っています。

正社員と違って職歴が評価されない

派遣社員として働くデメリットとして非常に大きいのは、正社員と違って転職活動において職歴が評価されないということです。

しかし、現在の日本は深刻な人手不足の状態ですので、転職の場面においても一部の専門職以外はそれほど職歴を問われない状態になってきています。

世間体が悪く結婚などに不利

派遣社員として働くことの最大のデメリットとして、特に男性の場合、世間体が悪く結婚などに不利ということが言えます。

たとえ相手の女性が派遣社員という立場を理解してくれたとしても、女性の親の世代は古臭い昭和的な価値観で「非正規社員はまともに働かないロクデナシ人間」というイメージを持っている場合も多いですので、結婚への同意を得ることは難しいでしょう。

ただし、最初から「結婚に対して意欲が無い」「結婚願望が無い」という男性の方の場合、特にこのことはデメリットになりません。

また、欧米などの日本以外の先進国ではすでに「結婚制度は時代遅れ」とされており、結婚という風習自体が消滅つつあります。日本でも欧米の先進国の後を追う様に結婚制度自体がなっていくと予想されますので、将来的にはこの派遣社員のデメリットも解消されます。

参考:結婚という時代錯誤の風習を完全に廃止すれば日本は遥かに住みやすい国になる

正社員と比較しての派遣社員のメリット

逆に一般的に正社員と比較しての派遣社員のメリットとしては以下の様なことが言えます。

様々な業種や職種の仕事を経験することが出来る

派遣社員として働くことのメリットとして、様々な業種や職種の仕事を経験することが出来るということが言えます。

正社員として会社に就職した場合、他の業種や職種を経験することが出来ません。

しかし、派遣社員の場合、様々な業種の会社や様々な職種の職場で働くことが出来ますので、様々な業種や職種の仕事を実際に経験しながら、本当に自分の適性に合った仕事を探すことが可能です。

出勤日や勤務時間に自由がある

正社員の場合は平日は毎日出勤して、朝から夜まで8時間労働というのが当たり前ですが、派遣社員の場合は出勤する曜日や時間などの条件から仕事を選ぶことも可能です。

そのため、夢を追って俳優やお笑い芸人、ミュージシャン、弁護士、起業家などを目指している方のダブルワークや副業、さらに資格取得のための勉強や自分の趣味などとの両立が比較的容易です。

余談ですが、世界の平和を悪から守る正義のヒーロー達も、たとえ平日の昼間であってもイザという時にすぐに現場に駆け付けられる様に世を忍ぶ仮の姿の職業は無職かフリーターです。

参考:無職やフリーターでも恥ずかしがる必要はない。平成仮面ライダーの職業も半数が無職かバイト

派遣会社が労働環境を守ってくれる

直接雇用の正社員の場合、会社と自分の間に入って交渉などをしてくれる存在が誰も存在せず、会社から不当なノルマや労働条件などを強いられた場合も、自分一人で自分の身を守るしか方法がありません。

一方で派遣社員の場合は、派遣会社が派遣先の会社との間に入って交渉をし労働環境の改善を図ってくれますので、正社員よりも長時間労働によって鬱になったり過労死するなどのブラック企業の被害に遭う危険性はかなり低くなります。

参考:派遣会社は賃金をピンハネして金を儲けている悪徳企業というマイナスイメージへの反論

会社倒産による失職のリスクを減らせる

現在の日本では大企業であっても倒産が当たり前の状況となっていますが、勤め先であるたった一つの企業にだけ依存する正社員とは違い、派遣社員の場合は複数の派遣会社に登録して無数の企業から勤務先を選ぶことが出来ますので、完全に失職してしまうリスクを減らすことが可能です。

派遣社員にはデメリットだけでなくメリットもある

2008年のリーマンショック後の派遣切りなどから、雇用が不安定であるなどのマイナスイメージを持たれがちな派遣社員ですが、上記の様に派遣社員として働くことのメリットも存在しています。

また、日本では労働力人口の減少に伴い慢性的な人手不足がさらに加速していくことが確実ですので、かつての様などこにも働き先がなくなってしまうという派遣社員の失職のリスクは非常に低くなっています。

2000年代までであれば派遣社員は完全な社会の負け組でしたが、AI(人工知能)のオフィスワークへの導入などによって人間の仕事を奪われて行くこれからの激動の時代では、複数の企業や職場にリスク分散できる派遣社員という生き方は、一つの会社や職場だけに依存する正社員よりも、むしろ堅実な生き方となっていくと考えられます。

参考:大企業の正社員はAI導入が進む現代ではフリーターより将来が不安定です!

派遣社員という働き方を検討されている方は、取りあえず派遣会社に登録してみてはいかがでしょうか。

月収55万円も可能な高額報酬のITエンジニア派遣「ソフトウェアジョブズ」

派遣社員は正社員に比べて責任が軽くサービス残業なども無いというメリットがありますが、その反面ずっと賃金が安いままというマイナスイメージが付きまとうと思います。

しかし、月給20万円などが当たり前の派遣社員でも中には普通の正社員よりも稼げる仕事も存在します。

それはズバリ、エンジニア派遣の仕事です!

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「ポテンシャル採用」という制度によって実務未経験の初心者の方も多く採用しています。

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ソフトウェアジョブズの仕事内容は「テストエンジニア」と呼ばれる仕事です。

テストエンジニア(テスター)とは、システム開発における様々なテストを行うことで不具合を発見するエンジニアのことで、製品の品質を守ることにおいて重要な役割を担う仕事です。

地道な反復作業を繰り返す粘り強さと集中力が求められますが、派遣社員としては給与水準も非常に高くパソコンで黙々と作業することが苦でない方にはおすすめの仕事です。

しかもテストエンジニアの業務はIT業界の中でも非常に待遇が良くホワイトな職場が多く、残業などもほとんど存在しません!

「負担の少ない派遣社員で正社員並みに稼ぎたい!」という方は、テストエンジニア派遣「ソフトウェアジョブズ」への登録をご検討ください。

ソフトウェアジョブズの詳しい説明や注意点などは以下の記事でご確認ください。

以上、「派遣社員と正社員の違いとは?正社員と比較しての派遣社員のデメリットとメリット」の記事でした。

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