30代~40代で飲食店勤務の方、飲食店の独立開業だけは絶対にしてはいけません!

飲食店開業は成功率が約1割とも言われる非常に非常に厳しい世界です。

約3分の1の飲食店が開業後1年以内に閉店・廃業、半数の飲食店が開業後2年以内に閉店・廃業、7割の飲食店は開業後3年間のうちに閉店・廃業、開業後10年後には9割の飲食店が閉店・閉業しているのが、一般的な飲食店開業の実態と言われています。

大半の飲食店開業者は、店舗の開業資金の為に借り入れた膨大な借金やローンを残したまま、店を廃業して路頭に迷うことになります。死ぬまで老体に鞭打ってタクシー運亭主や警備員などをして泥の様に働いて、膨大な借金を返し続けるだけの人生でしょう。

よっぽどの成功の自信がなければ、飲食店開業だけは絶対にするべきではありません。

飲食店の開業は費用とリスクが余りにも大き過ぎる

飲食店を開業することの問題点は、そのために必要となる費用の金額が余りにも大き過ぎるということです。店舗を始めるために人通りの多い繁華街に物件を借り、飲食店の店舗として内装と外装改装し、厨房などの設備や器具を整備し、チラシなどを撒いて広告する。そしてオープンの日には、料理を作ってお客さんに出せる様に、食材も買わなければなりません。

厨房などの設備費用は、内装設備等がないスケルトン物件ではなく、すでに前テナントが残している飲食店として必要な設備をそのまま受け継ぐ居抜き物件を利用することで、大幅に削減は出来ますが、それでも余裕を持った運営を行う為には大半のケースでは最低でも1,000万円以上の資金を準備する必要があります。

※居抜き物件・無借金で飲食店を開業した場合の開業資金

テナント物件の賃貸料半年分(15万円×6ヶ月=90万円)
食材費半年分(15万円×6ヶ月=90万円)
水道光熱費半年分(5万円×6ヶ月=30万円)
テナント敷金・礼金・仲介料(100万円)
内外装改装費(500万円)
器具・設備費用(250万円)
広告宣伝費用(40万円)
=============
合計:1,100万円

上は一般的な居ぬき物件のケースでのシミュレーションですが、内装設備等がないスケルトン物件の場合は、さらに300万円~400万円程度の費用が必要となります。

1,000万円や1,500万円という多額の出費は、一般的な給与と貯蓄の普通のサラリーマンには現金で準備することが出来ませんから、足りない部分は金融公庫や銀行などの金融機関から融資を受けて資金を調達することになります。その場合はさらに、上の金額に加えて半年間程度分の借金返済金額も開業に必要な資金の計算に入れなければなりません。

※スケルトン物件・1,000万円の借金で飲食店を開業した場合の開業資金

テナント物件の賃貸料半年分(15万円×6ヶ月=90万円)
食材費半年分(15万円×6ヶ月=90万円)
水道光熱費半年分(5万円×6ヶ月=30万円)
融資返済半年分(15万円×6ヶ月=90万円)
テナント敷金・礼金・仲介料(100万円)
内外装改装費(500万円)
器具・設備費用(550万円)
広告宣伝費用(40万円)
=============
合計:1,490万円

この様に飲食店の開業には多額の開業資金を必要とし、しかも会社から必ず毎月の給与を支払われる身分を捨てて、成功率1割程度の飲食店事業を始めるのですから、自殺行為と言っても過言ではないほどのリスクを背負う訳です。

家族や周囲からの反対を押し切り、脱サラして借金をして飲食店を辞めたものの、結局廃業して莫大な借金だけが残り、借金を返済するためだけに働いて生きている様な人生になる。飲食店開業の成功率は1割程度ですので、誇張抜きに圧倒的多数である大半の飲食店開業者はこの様な末路になるわけです。

飲食業界の中年は非正規・派遣労働者になるのが無難

飲食業界で何年も働き続け、正社員としての転職の可能性が断たれる30代後半や40代の中年になってしまったら、望み薄の独立開業で一発勝負するために膨大な金額の借金を背負ってしまうより、妥協してフリーターや非正規・派遣労働者になった方がいいです。

30代後半や40代などの中年の年齢でまともなホワイト企業への正社員の転職はかなり厳しいですが、現在の日本はバブル期以上の歴史的な人手不足状態ですので、フリーターや派遣労働者、非正規社員でも食いっぱぐれることは有りません。

今から約20~30年後の日本では経済社会のオートメーション化がさらに進み、フリーターや非正規労働者の人間が行う様な単純作業の労働は社会からほぼ完全に淘汰されているものと思われます。

しかし、日本では少子化・高齢化によって労働力人口の減少が今後10~20年でさらに進み続けますので、現在30代後半や40代の中年の方が定年退職の年齢を迎える頃までは、フリーターや非正規労働者の仕事は尽きることなく豊富に残されいると考えて間違いありません。

仮に非正規社員や派遣労働者としての雇用契約を切られても、日本中が深刻な人手不足であるために、他の非正規や派遣の仕事がいくらでも得られる状況ですので、絶対に食いっぱぐれることはないのです。

社会全体が深刻な人手不足の中で、非正規労働者や派遣労働者は次々と身軽に労働需要のある仕事を乗り換えていけるため、ある意味、「これから先の20年で最高の安定職はフリーターと非正規労働者である」と言っても全く過言ではないのです。

ですので、飲食業界で働き続けて30代後半や40代などの中年を迎えてしまった方は、飲食店の独立開業など決してせずに非正規労働者や派遣労働者になって下さい。

非正規労働者や派遣労働者は時給でキッチリ給与を支払って貰えますので、時給換算で給与を計算すれば、薄給激務でサービス残業当たり前というブラック体質の飲食業界の正社員よりはよっぽど給与も待遇もマシです。

中年の年齢でフリーターや非正規社員というのは世間体も悪く屈辱だと思いますが、「一国一城の主である飲食店の店主」というたった一瞬の儚い見栄とプライドと自己満足の肩書きの為に、独立開業に失敗して膨大な借金を背負って、死ぬまで泥の様に働いて苦しみ続ける人生よりは、最初からフリーターや非正規社員として働いた方がマシです。

30代後半や40代以上の年齢で飲食業界で働かれている方は、一時のプライドや見栄、下らない世間体などに惑わされず、どうか冷静に自分の行く先と人生のプランをお考えください。

大手ホワイト企業の非正規社員では年収400万円も可能

非正規社員でもあってもトヨタやホンダや大手自動車会社の自動車工場のライン工など、大手ホワイト企業での勤務であれば年収400万円も可能です。

派遣労働者や非正規労働者であっても勤め先が大手企業の工場などであれば、残業代も10分単位でキッチリと支払われるなどサービス残業が横行するブラック企業より待遇や労働環境も遥かに整備されており、時給換算で見た場合の給与水準も薄給激務のブラック企業に比べればかなり高くなっています。

ブラック企業の正社員の場合、月300時間労働で手取り20万円などの待遇や給与水準が当たり前ですが、労働法規やコンプライアンスの遵守された大手の派遣労働者や非正規労働者として働いていれば、月300時間の労働をすれば確実に30万円程度の月収は得ることが出来ます。

また、大手ホワイト企業の非正規社員の待遇は、ブラック企業の正社員とは違い、夜間の労働には夜勤手当が付く、残業には残業時間分の時給の他に残業手当が付く、既定の契約期間を欠勤なく働けば数10万円の満了慰労金が給付されるなど、給与の保障も非常に充実しており、それが積み重なれば非正規社員で年収400万円も十分に可能なのです。

自動車工場のライン工などは体力的に厳しい仕事ですが、企業風土もクリーンでブラック企業の様な理不尽は絶対にありませんし、労働時間や休憩時間なども労働規約によってしっかり適正に管理されていますので、まともに眠ることも出来ず身体を壊すほどの激務のブラック飲食業界で働く正社員よりは遥かにホワイトな労働環境と言えます。

非正規労働者であれば工場勤務の仕事がおすすめな理由は以下の記事に私自身の体験談も交えて書いています。工場勤務の仕事に興味があれば、こちらも是非お読み下さい。

40代も大歓迎!工場勤務の仕事に特化した求人サイト「工場求人ナビ」

「工場求人ナビ」は工場勤務の仕事に特化した求人サイトです。

工場系の求人が非常に豊富で寮完備・月収30万円以上などの求人も数多く紹介しています。

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と言った大手メーカーの求人が豊富なことに加え、月収30万円以上の高収入求人も600件以上と数多く登録されており、年収400万円以上の高報酬も可能です。

働かれている方の年齢が幅広く50代の方なども現場で活躍されており、勤務地・収入など希望に合った工場系のお仕事を探すことが可能です。

「工場求人ナビ」を運営する日総工産は日本全国に拠点を持つ人材サービス企業ですので、遠隔地での仕事に従事する入寮者に対しても日本全国に300人以上いるサポートスタッフが万全のサポートを行え、安心して働くことの出来る環境が整備されています。

また、特に工場勤務初心者の方には注意点がありますので、登録の前に以下の記事を必ずお読み下さい。

工場勤務の仕事をご検討の方は以下の公式サイトから応募下さい。

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養う家族が居ないので肉体労働よりも楽な仕事がいい方へ

1人暮らしや親との同居で養う家族が居ないので年収400万円も必要ない、それほど給与が高くなくとも工場の肉体労働よりも楽な仕事がいいという方へ。

その場合は派遣社員として働くという手もあります。

通常の派遣社員であれば年収は200万円から300万円といった程度になりますが、養う家族や子供などが居なければ十分に生活していくことの出来る収入は得られるはずです。

飲食店業界は本当にブラックで過酷な業界ですので、毎日まともに寝ることも休むことも出来ず体も心も限界に達している方も多いと思います。

完全に限界を超えてしまい重度の鬱病や精神疾患になったりすれば、まともに働くことすら困難になってしまいますので、本当に耐えられないほど仕事がキツいという場合は、収入が減ったとしても無理に我慢せずに派遣社員になった方がマシです。

人材業界の最大手・リクルートが手がける人材派遣サービス「リクルートスタッフィング」

より待遇や賃金の良い派遣の仕事をお探しの方へおすすめなのが、インターネットから幅広く様々な業種や職種の仕事を探せる人材派遣サービスです。

「リクルートスタッフィング」は人材業界の国内最大手である株式会社リクルートホールディングスが手がける日本全国展開の人材派遣サービスです。

リクルートの派遣会社「リクルートスタッフィング」【公式サイト】



人材業界の最大手のリクルートが手掛けるサービスということもあり、求人の内容も幅広く、求人数や登録企業数は業界トップクラスですので、様々な業種や職種から、そして北は北海道から南は沖縄まで日本全国の勤務地から、自分にあった仕事を探すことが可能です。

リクルートスタッフィングに派遣登録するメリットとしては以下の3つのポイントがあります。

【メリット1】幅広い働き方や希望業種・職種から選べる

求人数・登録企業数が業界トップクラスですので、「残業なし」「週4勤務」「商社」「大学」「マスコミ」「英文事務」「メーカー」など、幅広い働き方や希望業種・職種の条件から派遣先を選ぶことが出来ます。

【メリット2】未経験から派遣にチャレンジできる安心サポート

就業経験がない方、派遣がはじめての方、その他様々な事情をお持ちの方に合った仕事が見つかるよう、専任のジョブコーディネーターがサポートします。

【メリット3】派遣から正社員になれる「紹介予定派遣」制度

派遣スタッフとして一定の就業期間を経た後に「正社員」「契約社員」になれる紹介予定派遣の仕事も多数取り揃えています。

派遣登録は以下の公式サイトから。全国31ヶ所にある登録センターへの直接来社を予約するか、もしくはオンライン登録だけでも派遣登録可能です。

リクルートの派遣会社「リクルートスタッフィング」【公式サイト】



リクルートスタッフィングは交通費が支給されない

注意点として、派遣会社の大半は交通費を支給しませんが、リクルートスタッフィングも交通費に関しては支給してくれません。

「どうしても交通費の支給を受けたい!」「派遣社員だけが交通費を支給されないのはおかしい!」「交通費が給与に含まれるなんて意味不明!」と不満を感じる方は、派遣社員に対しても正社員と同様に交通費を全額支給してくれる派遣会社も存在しますので、その様な交通費全額支給の派遣会社を選んで登録してください。

以下の記事では派遣会社の交通費支給の現実と全額支給の派遣会社を紹介しています。派遣社員の交通費支給状況が気になる方は是非お読み下さい。

以上、「30代~40代で飲食店勤務の方、飲食店の独立開業だけは絶対にしてはいけません!」の記事でした。

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