正社員になりたい非正規の方へ。ブラック企業の正社員になっても全く何の意味もありません

正社員になりたい非正規の方へ。ブラック企業の正社員になっても全く何の意味もありません。ブラック企業の正社員になるくらいならフリーターでいた方が遥かにマシです。

フリーターや契約社員として働いていて「正社員になりたい」という願望を持っている方は非常に多いですが、あなたが「給与が良い」「安定している」「ボーナスがある」「保障されている」という漠然とした“正社員”のイメージで憧れているのは“ホワイト企業の正社員”です。この核心を取り違えてしまっては絶対にいけないのです。

ブラック企業の正社員には、まともな給与も安定もボーナスも将来の保障も全くありません。雇用形態の上では正社員である彼らの実態は、フリーターや契約社員などの非正規労働者以下の社会の底辺です。

本人はブラック企業の正社員になって喜んでいても、実際は元のフリーター以下の人生の袋小路に迷い込んでしまっているのです。

正社員のメリットであった年功序列が崩壊している

ブラック企業の正社員がフリーターや非正規以下の底辺である理由の一つとして、現在の日本では年功序列制度が崩壊しているということが言えます。

かつての日本であれば、正社員になってしまえば会社にしがみ付いているだけで昇進や昇給によって給与や待遇が右肩上がりで良くなっていきました。しかし現在の日本では年功序列制度が崩壊しているために、ただ同じ会社に勤め続けているだけではまともな昇給は望めなくなっています。

フリーターは非正規はいつまでも経っても低賃金で正社員は昇級によって給与が増え続けるというのがかつのて日本でしたが、現在の日本のブラック企業では、正社員として何年会社に勤め続けても、ほとんど給与が昇給することなく低賃金のままです。

勤続10年以上で主任などの役職持ちの中堅・ベテラン社員であっても手取りの月給金額が10万円台。現在の日本のブラック企業の正社員ではそんな状態がもはや当たり前なのです。はっきり言ってこんな給与水準であれば、ずっとフリーターしているのと変わりません。

しかし、給与はフリーターだとしても肩書きとしては役職持ちの正社員ですから、その分仕事では重い責任を負わされます。責任を持って仕事をきっちり終える為に、所定の労働時間を超えて残業することも当たり前の様に求められます。そしてブラック企業ですから、その様な残業代がまともに支払われないということも当たり前です。

この様なサービス残業が横行する事情もあり、時給単価で見えるとアルバイト以下の給与水準というブラック企業正社員は決して少なくないのです。法律で定められたアルバイトの最低賃金を下回っているというケースすら存在します。

この様なブラック企業に勤務している正社員の生活水準は、余裕でフリーターや非正規労働者を下回ります。その会社を辞めない限り人生も完全に袋小路と言えるでしょう。

フリーターや非正規労働者の様な自由や気楽さもなく、そしてフリーターと同レベルの薄給にも関わらず大きな負担と重い責任ばかりを背負わされて、ひたすらに心身を消耗していくだけの人生となるのです。

フリーターだからと言って死ぬことはないが、ブラック企業の正社員には死のリスクすらある

フリーターや非正規社員だから将来や老後が心配で不安だと思われている方もいるかもしれませんが、実際問題、フリーターや非正規労働者、派遣社員だからと言っていますぐ死ぬ危険は全くありません。

慎ましい生活を続けていれば非正規でもずっと暮らして行くことが出来ますし、日本は高齢化などで年々ますます人手不足が加速していますので、保障が無く雇用の不安定な非正規やフリーターであっても、「全く何も仕事がない」という状態で職にあぶれて野垂れ死ぬということは100%絶対にあり得ないのです。

一方で、ブラック企業の正社員には、重度の鬱などになって駅で線路に飛び込んだりビルから飛び降りて自殺して死んでしまうリスクすら存在しています。鬱になって自殺して死ぬというまで行かなくとも、ブラック企業で正社員として働き続けたことにより、長時間労働や過労で身体を壊したりしまうことは、十分に起こり得ます。

「不安定なフリーターや非正規社員にはリスクがある」という風潮がありますが、実際はブラック企業の正社員の方が人生において遥かに大きなリスクを背負わされているのです。

この様な大きなデメリットだらけであったとしても、正社員という空疎な肩書き欲しさだけのために、ブラック企業での正社員を続ける意味があるでしょうか?

正社員でもホワイト企業の正社員でなければ意味が無い

結局の所、正社員であってもホワイト企業の正社員でなければ、正社員である意味が全く無い。ブラック企業の正社員は非正規社員やフリーターと何ら変わらない。という結論に行きつきます。

もしあなたが非正規を脱して正社員になることを望んでいるとしても、無理矢理に「正社員になる」ということを追い求めるよりも、まずは「ホワイト企業に勤める」ということを最優先で考えた方がいいです。

ブラック企業に勤めて正社員に登用されたとしても、それではあなたにとって全く何のプラスにもならないからです。

あなたの親が時代遅れの考えの持ち主のどうしようもない馬鹿親であるのなら、あなたが非正規を脱して正社員になれたことを大喜びするでしょうが、ちゃんとしたまともな親であれば、あなたが心身をすり減らして消耗し続ける様なブラック企業に正社員で勤めることを絶対に好ましく思わないはずです。

ですので、正社員を目指すとしても、ただ闇雲に正社員になろうとするのではなく、「ホワイト企業の正社員になる」というより一歩進んだ目標を立てるべきなのです。

中小・零細であれば非正規から正社員登用の可能性も高い

私自身もそうでしたが、中小企業や零細企業であれば、きちんと日々の業務や仕事をこなすことで派遣社員や非正規社員から正社員に登用される可能性も高いです。

人手不足の今の時代、特に中小企業や零細企業は人材の募集に非常に苦労しています。

大手ホワイト企業であれば人手不足の今の時代であっても、大企業の知名度や認知度、高い給与や待遇などで多くの就職希望者が集まり、有名大学を卒業しようとしている有望な学生から選り取り見取りで新卒の人材を補充することが出来ますが、中小企業や零細企業は大企業と比べて知名度や認知度が非常に低いために、たとえ待遇や労働環境などがホワイトな企業であってもなかなか新卒の人材を集めることが出来ません。

また、中小企業や零細企業は大企業と比べてOJTや人材育成のシステムもそれほどシステマティックに整備されておらず、新入社員が一人前となるには本人の自助努力に拠る所がかなり大きいですので、たとえ多大な募集コストを掛けて大学新卒の人材を補充できたとしても、一人前の戦力に育て上げられる保証はありません。

そのため中小企業や零細企業では、派遣社員や非正規社員として十分な実務経験と実績を積み上げた労働者が、貴重な即戦力として正社員に登用されるというケースも決して少なくないのです。

ですので、どうしても派遣社員や非正規社員から正社員にステップアップしたいと考えているのであれば、まずはホワイトな中小企業や零細企業で非正規として働く、というのも正社員へのステップアップを狙う一つの手ではあります。

ホワイト中小企業の非正規から正社員登用を狙うのも手

派遣社員や非正規労働者から正社員へのステップアップを狙うのでれば、焦ってとんでもないブラック企業の正社員になってしまわずに、まずはホワイト中小企業やホワイト零細企業の非正規社員から段階を踏んで正社員登用を狙うのも手です。

特に贅沢をする気もなく、仕事は生活出来る程度の最低限の収入を得る為のものと割り切って、何よりも日々平穏な気持ちで居られる暮らしと自分だけの私生活の時間を大切にしたいという私と同じ様なタイプの人間の場合、そういう目的に適った比較的のんびりと働けるホワイトな仕事や会社は、中小・零細企業の中にも探せば意外と多くあります。

「情報発信者のプロフィール」のページに書いている通り、私もブラック企業を健康の問題で辞めた後、IT関連のホワイト零細企業で最初は非正規として働き、その後その会社で正社員に登用されて、今は大学生時代以上にのんびりと在宅ワークで働いて収入を得て生活している一人です。

私が現在勤めている会社は従業員10人未満の超零細IT企業ですが、「零細企業だからブラック」「IT企業だからブラック」ということなどはなく、給与面では年収380万円とそれほど多くの年収ではないものの(それでも地方では贅沢をせず質素に生活するのであれば十分以上の金額です)、大半の大手企業よりも遥かにホワイトな環境で働くことが出来ています。

また、在宅ワークで労働量的にも時間的にもゆとりがありますので、その時間を活用して個人で請けているWEB制作の副業で年間70万円ほどの副収入があり、450万円程度の年収を得られています。

「一旦、派遣社員や非正規労働者になってしまうとホワイトな職場では絶対に正社員になれない」「派遣社員や非正規労働者になってしまうと人生は終わり」という先入観での思い込みや決めつけを一度捨てて、ホワイト中小企業の非正規から正社員登用を狙うという選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

人材業界の最大手・リクルートが手がける人材派遣サービス「リクルートスタッフィング」

「リクルートスタッフィング」は人材業界の国内最大手である株式会社リクルートホールディングスが手がける日本全国展開の人材派遣サービスです。

リクルートの派遣会社「リクルートスタッフィング」【公式サイト】



人材業界の最大手のリクルートが手掛けるサービスということもあり、求人の内容も幅広く、求人数や登録企業数は業界トップクラスですので、様々な業種や職種から、そして北は北海道から南は沖縄まで日本全国の勤務地から、自分にあった仕事を探すことが可能です。

リクルートスタッフィングに派遣登録するメリットとしては以下の3つのポイントがあります。

【メリット1】幅広い働き方や希望業種・職種から選べる

求人数・登録企業数が業界トップクラスですので、「残業なし」「週4勤務」「商社」「大学」「マスコミ」「英文事務」「メーカー」など、幅広い働き方や希望業種・職種の条件から派遣先を選ぶことが出来ます。

【メリット2】未経験から派遣にチャレンジできる安心サポート

就業経験がない方、派遣がはじめての方、その他様々な事情をお持ちの方に合った仕事が見つかるよう、専任のジョブコーディネーターがサポートします。

【メリット3】派遣から正社員になれる「紹介予定派遣」制度

派遣スタッフとして一定の就業期間を経た後に「正社員」「契約社員」になれる紹介予定派遣の仕事も多数取り揃えています。

「直接雇用の実績あり」「直接雇用の可能性あり」などの情報のある会社は、派遣社員からの直接雇用も積極的に行っていますので、正社員への登用を目指す方は、登録後これらの求人へエントリーすることをおすすめします。

派遣登録は以下の公式サイトから。全国31ヶ所にある登録センターへの直接来社を予約するか、もしくはオンライン登録だけでも派遣登録可能です。

リクルートの派遣会社「リクルートスタッフィング」【公式サイト】



リクルートスタッフィングは交通費が支給されない

注意点として、派遣会社の大半は交通費を支給しませんが、リクルートスタッフィングも交通費に関しては支給してくれません。

「どうしても交通費の支給を受けたい!」「派遣社員だけが交通費を支給されないのはおかしい!」「交通費が給与に含まれるなんて意味不明!」と不満を感じる方は、派遣社員に対しても正社員と同様に交通費を全額支給してくれる派遣会社も存在しますので、その様な交通費全額支給の派遣会社を選んで登録してください。

以下の記事では派遣会社の交通費支給の現実と全額支給の派遣会社を紹介しています。派遣社員の交通費支給状況が気になる方は是非お読み下さい。

以上、「正社員になりたい非正規の方へ。ブラック企業の正社員になっても全く何の意味もありません」の記事でした。

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