ホテルフロント勤務の実態 | ホワイト零細IT企業への転職 https://white-reisai.com 大手ブラック企業からホワイトIT零細企業に転職し在宅勤務しての実感とアドバイス Sun, 15 Dec 2019 05:43:14 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.3.2 接客しながらのレジ締めが苦手で上手くできない!という人は転職すべき https://white-reisai.com/?p=46428 Fri, 16 Mar 2018 05:56:41 +0000 http://white-reisai.com/?p=46428 サービス業で働いていて「接客しながらのレジ締めが苦手で上手くできない!」という人は今すぐに他の業界や業種に転職すべきです。

何故ならレジ締めには素質と適性があり、レジ締めが遅くて下手な人はいくら頑張って努力してもずっとレジ締めが上手く出来ずに大変な思いをすることになるからです。

私自身も宿泊サービス業(ホテルのフロント)で3年働きましたが、最後までレジ締めがとても遅くて早く出来ずに死ぬほど大変な思いをしました。

その後私は現在のIT関連の仕事に転職しましたが、ホテルのフロントマンとしては全くダメダメだった私も人並みに仕事が出来るようになり収入も1.5倍に増えました。

人間にはそれぞれ向き不向きや適性・適職というものがあるのです。

私にとっての適職はサービス業ではなくITの技術職でした。

不器用でレジ締めの苦手な人・レジ締めのセンスの無い人は、どれだけ努力してもレジ絞が早くなるのは無理です!

努力によって少しはレジ締めが上手に早くなれるかもしれませんが、結局そんな努力は焼石に水にしか過ぎません。

余りにも効率が悪過ぎです。

自分に出来ないことや苦手なことを無理に人並みに出来るまでやろうとすることは、貴重な人生の時間の無駄です。

その時間と労力を他の得意なことに費やした方が、自分の人材としての評価も高まりますし収入も大きく伸ばせます。

実際に私は自分の適性に合った仕事に転職したことで、他人からの評価も高まり収入も大きく増えました。

レジ締めが苦手で適性がないと思った方は、とっとと他の自分に向いた仕事に転職してください。

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レジ締めという想像を絶するほど面倒で難しい業務

「レジ締め」という業務、宿泊・飲食のサービス業や小売業を経験した人間には分かりますが、本当に面倒で大変な業務ですよね。

特にひっきりなしにお客さんがレジカウンターに来る中で「間違えてはいけない」「もっと早くレジを締めなければいけない」と神経をすり減らし追い立てられるという精神的な面で、レジ締めのプレッシャーは想像を絶するほど凄まじいです。

以下の記事に書いている様に私はかつて大学新卒でビジネスホテルのフロントマンとして働いていました。

宿泊サービス業はあらゆる業種や業界の中でも一二を争うほどのブラック業界ですが、私の勤め先のホテルフロントも300時間労働で手取り月収20万円以下という時給換算でアルバイトの最低賃金並の超絶ブラック職場でした。

そしてフロントマンの業務としてはベッドメイキングやチャックイン処理など様々な面倒な仕事があったのですが、それらのフロント業務の中でも私にとって最も面倒で大変、そして最も苦手だったのがレジ締め業務でした。

今でも思い出す何度数え直してもレジ現金の残金が合わない時の絶望感

レジ締めにはクレジットカードの締めや売掛の締めなど様々な手順があるのですが、私にとってそれらの中でも最大の難所が現金の締めでした。

レジに残ったお札を1枚1枚全て数える。

小銭を1個1個全て数える。

私は手先がやや不器用なこともありますが、これが本当に苦手でした。

そして私にとって特に難所だったのが、大量のお札を1枚1枚正確に数えることでした。

お札を数える札勘定の業務は今思い出しても冷や汗と動悸が止まらなくなります。

札勘定にはやり方があり下の動画の様に数えるのが正しい方法です。

レジでのお札の数え方 – 縦方向・横方向2種類

しかし、私は不器用だったのでこれが上手く出来なかった。

形だけ見様見真似で似た様なお札の持ち方をしても、引っ付いている2枚のお札を1枚と数えてしまったり、上手く1枚だけをズラすことが出来なかったり。

そのためお札数えでは他の同僚のフロント従業員の3倍くらい時間が掛かりました。

そして何100枚という大量のお札を数えるのですが、引っ付いている2枚のお札を1枚と数えてしまったりするので、どうしても計算とレジ残金が合わなくなってしまう訳です。

そして、「あれ?おかしい」ともう一度お札を数え直し。

そんな感じでのたうち回りながらレジ締めをするという感じでした。

レジ締め業務の間もレジ締めだけに集中出来ない

そしてそんな札勘定に悪戦苦闘する私をさらに追い込んだのが、レジ締め業務の間もレジ締めだけに集中出来ないということでした。

多くのビジネスホテルやシティホテルではレジ締め業務は昼と夜の2回行い、夜のレジ締めはチェックインの時間帯と重なります。

レジ締め業務が大変と言っても、比較的ホテルにチェックインするお客さんが空いている日で、ゆっくりじっくりとその仕事に専念できる状況ならまだマシです。

しかし私が勤務していた客室数300室のビジネスホテルではそんな日はごく稀でした。

レジ締めをしながらもチェックインのお客様にも対応しなければいけない。

私はレジ締めだけも悪戦苦闘していっぱいいっぱいでしたので、このレジ締めとチェックインを同時並行的に行う状況には完全にパニック状態でした。

絶対に数え間違わない様に物凄く気を付けてお札を数えている最中に、チェックインのお客さんが来て作業が中断される。

そのちょっとのズレでまたお札を数え間違えてしまったりする訳です。

そしてお札の枚数がピッタリと合わないとレジ締め業務を終えられない。

そして夜勤の自分がレジ締め業務を終えられないと昼番の同僚や先輩が家に帰れない。

レジ締めの苦手な自分とってこの焦燥感とプレッシャーは凄まじいものでした。

レジ締めが苦手で上手く出来ないならサービス業から異業種に転職すべし

レジ締めが苦手で上手く出来ないならサービス業から異業種に転職してしまいしょう。

いつまでも適性がなく不得意なレジ締めで人生の貴重な時間と労力を消耗している余裕はありません。

しかもレジ締め業務のあるようなサービス業は全体的に生産性が低く、低賃金でブラックですので、仕事を頑張ったところで決してお金や収入の面で報われることもありません。

サービス業からレジ締め業務のない異業種に転職してしまうべきです。

自分に合った会社や職場を探してくれる転職エージェント

実際に一歩を踏み出して転職活動をしてみようと思っても、転職が初めて方の場合や転職経験の無い方の場合、履歴書・職務履歴書の書き方や、応募する仕事の選び方、面接のノウハウなど分からないことや不安なことだらけだと思います。

そこで、転職エージェントを活用して、実績豊富な転職のプロに自分に合った会社や職場を探してもらうのが確実で手間の掛からない方法です。

転職エージェントの利用料は最初から最後まで全て無料です。

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転職エージェントを活用することで、エージェントがあなたと企業との間を仲介して給与交渉を行ってくれるので、年収などの待遇アップの可能性も大幅に上昇します。

また、転職エージェントの求人は離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業は除外されているので、転職に失敗してブラック企業に就職してしまうリスクも減らすことが可能です。

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リクルートエージェントの3つのメリット

既卒者向け転職支援・転職サポート業界の最大手である「リクルートエージェント」には以下の3つのメリットがあります。

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リクルートエージェントの利用の仕方

リクルートエージェントを利用する場合、まず登録ページから転職希望時期・希望勤務地・現在の年収・現在の年収などの転職条件、次に名前・生年月日・住所・連絡先・学歴・職歴・アピール項目などのプロフィール情報を入力し、「転職支援サービスに申し込む」を押してユーザー登録を行います。

最後の方で入力する「伝えておきたいこと」には、連絡出来る曜日や時間帯などを記入しておいて下さい。

ユーザー登録完了後は以下の3ステップで転職活動が始まります。

  1. お申し込み完了のご連絡
    ご入力いただいたメールアドレスに「お申し込み完了の確認メール」を24時間以内にお届けします。
  2. 面談日程調整のご連絡
    キャリアアドバイザーとの面談日時をご相談させていただくため、1週間以内にメールまたはお電話にてご連絡します。
  3. キャリアアドバイザーと面談
    キャリアアドバイザーが、あなたに最適なキャリアプランを一緒に考えます。

リクルートエージェントへのユーザー登録は以下の登録ページから無料で行えます。

「リクルートエージェント」登録ページ

リクルートエージェントを利用する上での留意点

リクルートエージェントの転職支援サービスを利用しても、転職するかしないかは完全に自由なので、自分の判断で実際に転職するかどうかを決定することが出来ます。

面談の末、キャリアアドバイザーから「現時点では無理に転職を勧めません」とアドバイスされる場合もあるので、じっくり検討した後、しばらく経ってから再度転職支援サービスを利用することも可能です。

以上、「接客しながらのレジ締めが苦手で上手くできない!という人は転職すべき」の記事でした。

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ビジネスホテルへの就職はおすすめ出来ない。ホテルで働くなら高級ホテルかリゾートホテルを選ぶべき https://white-reisai.com/?p=21227 Mon, 06 Nov 2017 13:38:17 +0000 http://white-reisai.com/?p=21227 私自身、かつて大学卒業後、新卒で大手ビジネスホテルのフロントマンとして働いていましたが、庶民的な宿泊料金のビジネスホテルへの就職はおすすめ出来ません。

ホテルで働くなら高級ホテルかリゾートホテルを選ぶべきです。

ビジネスホテルではなく高級ホテルかリゾートホテルで働くべき理由

なぜ庶民的な宿泊料金のビジネスホテルへの就職はおすすめできないのか、端的に言えば、それはホテルの宿泊料金とフロントやレストランなどで働くホテルの従業員の給与は比例するからです。

ですので、庶民的な宿泊料金のビジネスホテルへ就職すれば給与は薄給であり、宿泊料金の比較的高い高級ホテルやリゾートホテルで働ければ給与は比較的高くなります。

ビジネスホテルの仕事は薄給激務のブラック労働であり、一方で高級ホテルやリゾートホテルであっても同じホテルの仕事ですので激務という側面は変わりませんが、給与の面ではビジネスホテルで働くよりも数段上の待遇を受けることが出来ます。

薄給激務のブラック労働よりは、それなりに給与が貰える激務のブラック労働の方が遥かにマシでしょう。

同じ激務であるのなら絶対に給与や賃金は高い方がいいのですので、ホテルへの就職を検討されている方には、ビジネスホテルではなく高級ホテル、高級ホテルへの就職が難しいのであればリゾートホテルへ就職することを、元フロント勤務のホテルマンとして強くお勧めします。

ホテルの仕事はブラック労働なので就職すると後悔する

ホテルの仕事はブラック労働なので、憧れだけでホテルに就職すると後悔します。

はっきりと言い切ってしまいましたが、これが元ホテルマンとしての正直な意見です。

ホテルの仕事、特にホテルの大半を占めている庶民的な宿泊料金の価格帯のビジネスホテルの仕事は、想像以上の薄給激務のブラック労働です。

ビジネスホテル業界では300時間労働で月給20万円程度の待遇が当たり前です。

300時間労働で月給20万円程度ですと時給換算では700円以下です。

ビジネスホテル業界では正社員であっても国の定める最低時給未満の給与水準が当たり前の様にまかり通っているのです。

はっきり言って、ビジネスホテル業界の正社員の賃金水準はアルバイトの時給以下です。ビジネスホテルで働くくらいなら本当にフリーターになった方が100倍マシです。

ただ、この様にホテル業界の現実をお伝えしても、ホテルという仕事に憧れを抱いているという方の気持ちは変えられないかもしれません。

そこでフロント勤務などのホテル業界の仕事に漠然とした夢や憧れを抱いている方に、現実のホテルの仕事の厳しさを思い知るための人生経験としてお勧めしたいのが、高時給の短期滞在リゾートバイト「アルファリゾート」です。

高時給のリゾート滞在型バイト「アルファリゾート」

「アルファリゾート」は高時給のリゾート滞在型アルバイトです。

宿泊料金の高いリゾート地や観光地のホテルでのアルバイトですので、バイトにも関わらずビジネスホテルの正社員よりも賃金が高く、またホテルへの住み込みで家賃や食費も掛かりませんので、2か月間の短期バイトで50万円の貯金も余裕で可能です。

2ヶ月で50万円の貯金!高時給のリゾートバイト「アルファリゾート」【公式サイト】



以下は高時給リゾート滞在型バイト「アルファリゾート」の説明です。

アルファリゾートは株式会社アルファスタッフが運営するリゾートバイト専門の求人サイトです。北海道から沖縄まで全国リゾートバイトの最新情報をリアルタイムでお届けしています。「ガッツリ稼げるお仕事」・「着物を着るお仕事」・「語学力を活かせるお仕事」など短期・長期の求人情報を500件以上掲載しています。

また仲居さんのお仕事なら初心者でも時給1,100円は保証しています。

現在、全国有名リゾートホテル・旅館・ リゾート施設・スキー場等、全国500館以上の取引先を持ち、急成長を続けています。

海外からの留学生・ワーキングホリデー等の求職者も積極的に受け入れ現在、登録スタッフ延べ6万人・月間5万人のユーザーが閲覧する人気の求人サイトとなっています。

仲居をはじめ、フロント・調理・レストランホール・売店・裏方 その他レジャー関連、マリンスポーツ関連、スキー場等、その職種は多岐にわたります。

アルファリゾートは10代から40代まで幅広い世代の方を対象としています。

リゾートバイトは寮費・水道光熱費無料・食事付だから一定期間にお金が貯まるのが最大のメリット。2か月で50万・半年で100万貯めた方も大勢います。

まあ、元フロント勤務のホテルマンとして見解を述べさせて貰えば、正直に言ってこの様な宿泊関連のバイトは滅茶苦茶キツい仕事であることは間違いありません。

ただ、住み込みで働けば食費も住居費も生活費も一切掛かりませんので、2か月で50万円・半年で100万円程度であれば本当に貯金出来るはずです。

私の場合は1泊5,000円以下の庶民的な宿泊料金のビジネスホテルでの勤務でしたので、月間300時間労働で月給25万円程度と、正社員にもかかわらず時給換算でアルバイト並の低賃金の薄給激務でした。

しかし、この様な南国の観光リゾート地のリゾートホテルは、宿泊料金も1泊1万円や1泊2万円などと一般的なビジネスホテルと比較してかなり高額になりますので、その宿泊単価をアルバイトなどの従業員の賃金へと還元することが出来、月200時間程度働いて月給25万円程度の待遇が可能です。

アルファリゾートの賃金水準は未経験者であっても時給換算で最低1,000円以上ですので、ビジネスホテルの正社員よりも断然に給与水準は高いです。

また、年齢の上限などがなく10代から40代まで幅広い世代が働けるというのも魅力です。

私はホテルを辞めた今ではホワイト零細企業に勤めてそれなりの給与を貰えていますし、もういくら大金を積まれてもホテルや宿泊関連の大変な仕事はしたくないので、こういう仕事に応募することはありません。

しかし、「どうしても短期間で大金を稼ぎたい」という方には、アルファリゾートのリゾート滞在バイトはピッタリの仕事だと思います。

「留学やワーキングホリデーの資金を貯めたい」「お金を貯めて海外旅行をしたい」「車の免許・車の購入のために貯金したい」「独立資金を貯める」「借金を返済するため」などの様々な理由で、どうしても手っ取り早く短期間で大金を貯金したいという方は、リゾートバイトに挑戦してみるのもいいかもしれません。

ホテル業界志望者にとってアルファリゾートは最高の職場体験

アルファリゾートは非常に時給が高いアルバイトですのでお金は確実に溜まりますし、ホテルの仕事の現実を知るにはこの様な短期アルバイトの実体験は最高の職場体験の機会です。

私の様に何もホテルの仕事の実態を知らずにビジネスホテルに就職して後悔しないためにも、ホテル志望の大学生の方などは絶対にこのアルバイトを体験してみて下さい。

それで「ホテル業界は自分に無理だ」と思えば進路や志望を変えればいい話ですし、「ホテル業界でやれる」「自分はホテルの仕事に向いている」という自信が持てれば、ホテルに就職すればいいと思います。

まあ、リゾートバイトを終えた後は絶対に「こんなキツい仕事は二度とやりたくない!」と思うこと間違いなしですが、2ヶ月程度の短期間であれば、その様な苦労をするというのも、後から思い返せば貴重な人生経験となるかもしれません。

ホテル業界に正社員として就職してしまうと「こんな仕事を辞めたい」「自分には向いていなかった」と思ってももう取り返しが尽きませんが、アルファリゾートの短期バイトであれば、人生やキャリアへのダメージも少ないです。

女性の方が旅館でバイトする場合、着物を着て中居さんとして働けるらしいので、ドラマなどで見る旅館の内側の世界を自分で実際に体験することが出来ます。

宿泊業界やホテル業界に憧れを抱ている方は、このバイトでホテル勤務の仕事の現実を知って幻想を打ち砕かれて下さい。仕事内容はおそらく地獄ですが、勤務先はリゾート地や観光地ですので景色は天国だと思います。

登録は下の公式サイトから行って下さい。

2ヶ月で50万円の貯金!高時給のリゾートバイト「アルファリゾート」【公式サイト】



また、以下の記事は私のホテル勤務時代の知人が実際にアルファリゾートに登録して1ヶ月働いた話をインタビューした体験談です。アルファリゾートのリゾート滞在バイトに興味がある方は、是非こちらの記事もお読み下さい。

参考:リゾートバイト未経験30代女性のアルファリゾート体験談「リゾバはキツかった」

ホテル業界には簡単に正社員として就職出来る

実際にアルファリゾートでホテル勤務を体験して「ホテル業界でやれる」「自分はホテルの仕事に向いている」という自信が持てれば、ホテルに就職すればいいと思います。

ブラック職場であるホテルはどこも慢性的に深刻な人手不足ですので面接を受けて正社員になるのも簡単です。

また、ホテル業界ではアルバイトから正社員への登用も非常に盛んに行われています。

実際に私がかつてフロントマンとして勤めていたホテルフロントの職場でも、フリーターの女性が6ヶ月のアルバイト勤務で正社員のフロントレディに登用されました。

客室清掃やウェイトレスなどよりも、夜勤もある長時間で過酷なフロント業務の方がさらに人手不足が深刻であり、フロント従業員の方がより正社員として登用されやすいです。

就職先としてビジネスホテルは選んではいけない

ただし、ビジネスホテルは本当に薄給激務のブラック職場でおすすめ出来ませんので、仮にホテル業界に就職する場合も、就職先は必ずまともな給与の望める高級ホテルかリゾートホテルにして下さい。

何度もしつこく繰り返しになりますが、ビジネスホテルにだけは絶対に就職しては駄目です。

ビジネスホテルの仕事は、年収300万円程度の薄給で身も心も擦り切れるまで長時間労働で働かされるブラック職場ですので、どう考えても仕事として割に合いません。

そしてホテル勤務は余りにも過酷で激務な仕事であるため、正社員として就職出来ても、体を壊して働けなくってしまい辞めることになったという最悪のケースも非常に多いのです。

実際、かつて私が務めていたビジネスホテルのフロントも、私を含めて過半数の社員が離職しています。

この様にブラック職場のビジネスホテルは離職率が激高なのでたとえ正社員就職出来てもフリーターより将来不安定です。

まともな人生を送りたいのであれば、時給換算でアルバイト未満の給与しか貰えない薄給激務のビジネスホテルで働くよりは、工場勤務の派遣社員にでもなった方が遥かにマシです。

仮にホテル業界に就職する場合も、就職先は必ずまともな給与の望める高級ホテルかリゾートホテルにして下さい。

業界最大手であるリクルートが提供する転職サイトの定番「リクナビNEXT」

求人業界の最大手であるリクルートが運営する転職サイト「リクナビNEXT」には、9,000件前後もの豊富な求人が掲載されています。多様な業界や勤務地から条件に合う会社や職場を見つけることが可能です。

インターネットから会員登録をすれば利用は完全に無料ですので、転職をご検討の方はこちらからご登録下さい。

リクナビNEXT【公式サイト】



リクナビNEXTにはリゾートホテルの求人も豊富にある

リクナビNEXTにはリゾートホテルの求人も全国500件以上と豊富に登録されています。

登録画面から簡単なプロフィールなどを入力して無料でリクナビNEXTに登録後、詳細検索ボタンを押すとリゾートホテルの仕事を検索することが出来ます。

リクナビNEXでリゾートホテルの求人を探す手順

無料登録後、リクナビNEXのトップページから「詳細検索」ボタンを押す。

検索画面で「検索キーワード」の項目に「リゾート」と入力して検索。

上記の方法でリゾートホテルの求人を探すことが可能です。

ただし、転職サイトに掲載された求人情報だけではその企業の実態を知ることは出来ません。ブラックな仕事の求人に引っかかってしまわないように、口コミの投稿から会社の内部事情や社員の満足度といった実態を知ることの出来る転職情報サイト「キャリコネ」もリクナビNEXTと併せて利用することをお勧めします。

登録企業数43万社の転職情報サイト「キャリコネ」

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なぜなら、企業発信の求人情報には当然ですが「都合の良い事」しか掲載されないからです。

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「キャリコネ」は企業の口コミ情報サイトとして登録企業数43万社以上を網羅し、多くのビジネスパーソンや転職志望者から支持を得ている転職情報サイトです。

サイトに会員登録することで、口コミなどの内部情報も含めて、多角的な視点で多くの企業の待遇・年収・企業風土・社員の満足度といった実態を比較することが可能です。

「今すぐ転職する」という方だけでなく、現職に不満や不安をお持ちの方も、同業他社の口コミや年収を確認し「転職すべきかどうか」を判断するためにもサイトを活用できます。

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以上、「ビジネスホテルへの就職はおすすめ出来ない。ホテルで働くなら高級ホテルかリゾートホテルを選ぶべき」の記事でした。

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ホテルの客室清掃は給与が少なく体力的にも厳しいハードな肉体労働。元フロントマンの経験談 https://white-reisai.com/?p=14745 Fri, 13 Oct 2017 04:55:09 +0000 http://white-reisai.com/?p=14745 情報発信者のプロフィール」にある通り、私は元ホテルのフロントマンでしたが、その関係で勤め先のホテルの客室清掃やルームクリーニングをしている子とも知り合いになり、客室清掃の仕事の大変さや職場の悩みなど色々と詳しく聞かされる機会がありました。

また、私自身がホテルでフロントとして働いていましたので、ホテルの内側の様子や客室清掃の業務内容なども把握しています。この記事では私が客室清掃員の女の子から聞いた話と私自身の経験も含めて、ホテルの客室清掃の実態について情報を明かしていきたいと思います。

ホテルの客室清掃の仕事は肉体労働のハードワーク

ホテルの客室清掃やルームクリーニングの職場はほぼ全員が女性で、なおかつ40代から60代までの主婦のおばさんやお婆ちゃんが多いパートタイムの仕事ですが(私が話を聞かされた女の子は20代でしたが)、かなり激しい肉体労働のハードワークです。

清掃の仕事というと比較的のんびりした仕事というイメージがあるかもしれませんが、ホテルの客室清掃やルームクリーニングの仕事は、ビル清掃などの他の清掃の仕事と比べて飛びぬけて体力的にハードです。

シティホテルやビジネスホテルなど、近年の日本の一般的なホテルの大半は、激化する価格競争によって客室単価の下落と売上・収益の減少に悩まされています。

この様な厳しい経営状態でホテルの経営側が経営を維持するためにどの様な判断を下さざるを得ないかというと、人件費などの経費削減のために出来るだけ最小限の人数であらゆる業務を回していくということが必要になります。

その結果、ホテルで働いて給与を得ている従業員側から見てどの様な状況が発生するかというと、人員が削減されるために従業一人あたりの仕事の負担は増加して激務となり、そして仕事の負担が増加の一方で給与も低く据え置かれるというブラック労働的な労働状況が深刻化していきます。

参考:ホテル関連の仕事は正社員でも一部の一流高級ホテル以外は想像以上の薄給激務です

この様な労働状況の中で、多くの庶民的な客室価格帯のビジネスホテルでは、フロント勤務の従業員は30歳前後の中堅社員であっても月間300時間労働で手取り10万円代などという想像以上の薄給激務で働かされているのですが、パートタイムの客室清掃員もまた、人件費削減のためにギリギリまで人数を減らされ、非常にキツい労働内容を強いられています。

多くのシティホテルやビジネスホテルの運営スケジュールとして、お客様のチェックイン時刻は夕方頃の15時~16時から開始し、お客様のチェックアウト時刻は午前中の10時~11時頃までというタイムテーブルが一般的です。

ですので、スムーズに客室を運営するためには、原則として宿泊されたお客様が午前中の10時~11時までにチェックアウトしてから、次の宿泊客がチェックインして部屋に入る15時~16時頃までに、宿泊した全ての客室の清掃を行いルームクリーニング業務を完了する必要があります。

そして、上で書きました様に、多くのホテルでは客室清掃員も人件費削減の為にギリギリまで人数を減らされていますので、少ない人数でホテルの規模によっては200部屋や300部屋などの大量の部屋数を、この時間制限内に間に合う様に清掃していかなければなりません。

ですので、ホテルの客室清掃員の制服を着たオバちゃん達は、凄まじく大急ぎで素早く客室清掃の仕事を進めていかなければなりません。

私もホテルフロントとして客室清掃中のオバちゃん達の姿を見ることが多かったのですが、時間的に追い込まれている清掃員のオバちゃん達は、汗まみれになり凄まじい殺気立った雰囲気で客室のルームクリーニングやベッドメイキングをしています。

客室清掃は腰を曲げる姿勢での作業が多く身体的に負担が掛かりますし、また、ベッドメイキングでホテルのベッドの分厚く重いマットレスにシーツをビシッと折り込ませて敷く作業などは意外と腕力も使いますので、それを何10回もひたすら繰り返して行く作業は肉体的にもかなりハードです。

また、宿泊されたお客様が全員、綺麗に部屋を使って頂ければルームクリーニングもまだ楽なのですが、中には学校の部活の団体客など非常に汚く部屋やバスルームを使う方もおり、その様なお客様が使用された客室の清掃は清掃員の負担も大変なものになります。

この様にホテルの客室清掃の仕事は、現在では想像している以上にハードな体力勝負の肉体労働なのです。

客室清掃員はハードな仕事の割に時給は低く給与が少ない

この様に体力的に消耗が大きくかなりハードな客室清掃の仕事ですが、客室清掃員の時給は地方のビジネスホテルでは800円~900円程度と決して高くなく、また、時間制限に追い立てられて短時間に力を使い尽くす様な働き方ですので、時間的にもあまり長い勤務時間を働くことができません。

地方では800円で1日5時間労働、月間20日勤務で月給80,000円というのが、ホテルで客室清掃をしているパートのオバちゃん達の一般的な給与です。

この様に体力的にかなりハードな割に月給で10万円にも満たない給与ですので、ホテルの清掃員のパートの仕事だけで自立して生きて行くということは、現実的に非常に困難です。

ですので、ホテルで清掃員をしている女性は、その大半が主婦のオバちゃんです。

私が話を聞いたのは20代の女性の客室清掃員でしたが、やはり、自活しているのではなく親元にパラサイトして生活している女の子でした。

主婦のオバちゃんや親元に依存できるなど、家族や親や夫が自分を養ってくれるという立場でなければ、ホテルの客室清掃の仕事を選ぶことは厳しいと思います。

また、客室清掃の女の子から聞いた話ですが、ホテルの客室清掃は男のいない女性だらけの職場、そして40代~60代などの主婦のオバサンだらけの職場ということで派閥争いなども酷く、人間関係が非常に大変な仕事だということでした。

ホテルの客室清掃のパートタイムで働くことを検討されている女性の方は、肉体的にハードな仕事であること、労働時間が短く給与の少ない仕事であること、人間関係や派閥争いが大変仕事であること、というのは覚悟してパートの求人を探して頂ければと思います。

まずは客室清掃以外のバイトやパートを探すのが無難

この様にホテルの客室清掃は様々な面で非常にハードな仕事ですので、家事・育児の合間の時間に働いて家計を助けたい主婦の方は、まずは幅広く客室清掃以外のバイトやパートを探すのが無難です。

様々なアルバイトやパートの中でも特に工場勤務のパートは、時給1,000円以上も当たり前であるなど待遇が非常によく、女性や主婦の方にも非常にオススメです。

日本最大級の工場求人サイト「工場ワークス」では、パート勤務・シフト勤務の仕事も含め2万件以上の非常に幅広い工場勤務の求人を掲載しています。



お住まいの地域やご希望の勤務地から工場勤務のパート・アルバイトを探せますので、以下から仕事を探してみてください。

以上、「ホテルの客室清掃は給与が少なく体力的にも厳しいハードな肉体労働。元フロントマンの経験談」の記事でした。

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職場不倫でドロドロのホテル勤務の恋愛事情。元フロントマンの経験談 https://white-reisai.com/?p=14604 Fri, 13 Oct 2017 02:58:04 +0000 http://white-reisai.com/?p=14604 特に若い女性の方などであれば、職場の恋愛事情というのも、非常に興味や関心を持たれる気になるポイントではないでしょうか。

情報発信者のプロフィール」にある通り、元ホテルのフロントマンである私自身の経験から、ホテル勤務の恋愛事情を暴露していきたいと思います。

ホテルという職場では男女の職場恋愛が当たり前

ホテルという職場では同僚の男女が職場恋愛に発展する可能性が非常に高いです。特にフロントなどは男女の職場恋愛が当たり前の職場、そう思っていただいて間違いありません。

ホテル業は接客業であり密接な連携が求められる職場

なぜホテル勤務は職場恋愛に発展する可能性が非常に高いのか、一つには接客業であり、そして従業員や同僚同士がスムーズに連携することが必須の職場であるということが言えます。

特にホテルのフロント勤務やラウンジやレストランのウェイター・ウェイトレスなどは、最前線でお客様に対応する接客業ですので、男女ともに社交的な性格で話上手の方や明るい性格の方が多い傾向にあります。

もちろん中には、かつての私の様にあまり社交的な性格ではないフロント従業員もいますが、大半は話し好きの明るい社交的な性格の方が働いている職場がホテルです。

この様な明るく話上手でコミュニケーション力が高く社交的な方は恋愛などに対しても積極的ですので、職場の異性などにも積極的にアプローチして男女の仲となるケースが多い傾向にあります。

また、ホテルの接客業務ではそれぞれのお客様への対応の仕方など、情報の引き継ぎや共有、細かい密な連絡、スムーズな連携などが不可欠ですので、同僚や上司・部下がお互いにコミュニケーションを取り合わなければならない場面も非常に多く、その様な密接に連携した業務の中で、関係が仕事仲間から男女の仲へと発展しやすいということが言えます。

ホテルは20代から30代前半までの若い従業員の多い職場

もう一つの理由として、ホテルのフロント従業員やラウンジやレストランのウェイター・ウェイトレスなどは、20代から30代前半までの年齢的に若い方の比率が圧倒的に多いということが言えます。

ホテルの中でも日本料理の調理場はベテランの板前さんが多いですし、ルームクリーニングや客室清掃を行う従業員は40代~70代などのおばちゃんやお婆ちゃんが多いのですが、フロントなどの接客部門の従業員の大半は若い方です。

以下の記事でも私のホテル勤務時代の経験を元に書いていますが、大半のホテルはフロントなども含めて薄給激務のブラック職場であり、大半の従業員は30代中盤に差し掛かる頃にはホテルの仕事に見切りを付け、さっさと職場を辞めて他の仕事へと転職していきます。

参考:ホテル関連の仕事は正社員でも一部の一流高級ホテル以外は想像以上の薄給激務です
参考:ブラック企業のチェック方法「30代半ばから40代の働き盛りの年代の社員の割合」

この様な背景もあり、ホテルのフロントなどは20代から30代前半までの年齢の若い社員や従業員の方が大半を占めています。

年齢が若いということは、それだけエネルギーがありお互いに男女の恋愛などに発展する可能性も高いということでもあり、ホテルには職場恋愛の活発な環境が醸成されています。

職場であるホテルの客室を男女関係に利用できる

ホテルという職場では従業員同士が男女の仲に発展しやすい理由として、下世話な話となってしまいますが、職場であるホテルの客室や休憩室(多くのホテルは24時間営業なので従業員用の仮眠室があります)を男女関係に利用できるということが言えます。

従業員同士や職場の上司と部下が空室の客室や休憩室などを利用して肉体関係になる。この様なケースが非常に多いのがホテルという職場です。

私自身は真面目な性格でしたので、職場で同僚の女性と男女関係になるということは1回もありませんでしたが、私と同年代の同僚のフロントマンは、ホテル内のラウンジ喫茶店のウェイトレスの女の子と男女関係になっており、その為にホテル内の休憩室のベッドを頻繁に利用していました。

この様に従業員同士が当たり前の様に恋愛関係や男女の関係に至りやすいあらゆる要素が揃っているのが、ホテルという職場ではないかと言えます。

上司と部下のドロドロの不倫関係も珍しくないホテル勤務

この様に職場そのものにベッドもあり寝泊まりが可能であるなど、まるで「どうぞ不倫してください」という様な環境が整っているホテル勤務では、上司と部下のドロドロの不倫関係というケースも決して珍しくありません。

ホテルで上司の男性と部下の女の子が不倫関係にあったとしても、職場の内部だけで男女関係の全てが完結出来ますので、そんなことは上司の奥様にも知りようがありません。

一緒に外に出てラブホテルなどに行く必要もなく、職場の客室や休憩室のベッドを利用すればいいわけですから、不倫をする側からすれば、妻や夫にバレずに安心して不倫が出来る環境が整っているということが言えます。

妻や夫から疑問を持たれて怪しまれても、ずっと職場にいたことは事実ですので、「ずっと職場に居て仕事をしていた」と言いやすいという心理も働きます。まさにホテル勤務という職場は不倫の誘惑の塊なのです。

私のホテル勤務時代の上司や先輩にも、妻子持ちであり家庭がありながら、やはり職場の同僚の女の子と肉体関係を持ったという方はいました。上司本人が直接私に暴露した話ですので、噂話ではなくほぼ確かな話です。

また、これは聞いた話ですが、私の勤め先だったホテルでは、職場での部下の女の子との不倫が発覚して奥様と離婚、そして同じグループ系列の他のホテルに左遷された管理職の方もいたようです。

この様に私自身のホテルフロント時代の経験から言っても(私自身がホテルでの職場恋愛を体験することはありませんでしたが)、上司と部下の肉体関係、そして不倫。この様な恋愛事情や男女関係が非常に活発なのが、一見すると「真面目で華やかな仕事」というイメージもあるホテルという職場のドロドロの人間模様の実態と言えます。

ホテル従業員は職場恋愛はせずに出会い系サイトを利用すべき

男性もそうですが、特に女性の方の場合、会社や職場に対して「異性との出会いの場」を期待する気持ちも心のどこかにあると思います。

しかし、実際にホテルで働いた私自身の経験からも、ホテル従業員同士の職場恋愛は泥沼化することが多く、仕事や家庭など人生において大切なものを犠牲にしてしまう場合が多いのでオススメ出来ません。

異性との出会いが欲しいのであれば、後腐れの無いように以下の「ハッピーメール」の様な安心安全な大手の出会い系サイトを利用しましょう。

ハッピーメール会員募集(18禁)



今回の記事では特に若い女性の方が興味や関心を持たれる職場の恋愛事情などについてホテル勤務の実態を暴露してみました。

女性の方向けには以下の記事も書いていますので、ホテルのフロントの仕事に興味のある女性はこちらもお読みください。

参考:ホテルのフロントは女性におすすめ出来る仕事や職場ではない。元フロントマンの経験談

以上、「職場不倫でドロドロのホテル勤務の恋愛事情。元フロントマンの経験談」の記事でした。

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ホテルのフロントは女性におすすめ出来る仕事や職場ではない。元フロントマンの経験談 https://white-reisai.com/?p=14459 Thu, 12 Oct 2017 14:11:40 +0000 http://white-reisai.com/?p=14459 ホテルのフロントというと「華やかな仕事」などのイメージで憧れを持っている女性の方なども多いのではないでしょうか。

2015年7月7日から9月22日の毎週火曜日には、TBS系で西内まりや主演の『ホテルコンシェルジュ』が22:00-22:54のゴールデン・プライムタイムの時間帯に放送されたことの影響などで、もしかするとホテルのフロントという仕事に若い女性などが憧れる風潮が高まっているかもしれません。

火曜ドラマ『ホテルコンシェルジュ』|TBSテレビ
http://www.tbs.co.jp/hotel_2015/

しかし、以下の記事にある様に私は元ホテルのフロントマンとして働いていましたが、ホテルのフロント、特にこの日本のホテルの大部分を占める一般的なシティホテルやビジネスホテルのフロントは、女性には余りおすすめ出来る仕事や職場ではありません。

参考:ホテルのフロント勤務で辛かったこと大変だったこと。元フロントマンの体験談

なぜホテルのフロントは女性におすすめ出来る仕事や職場ではないのかその理由を説明していきたいと思います。

フロント業務は女性の方がソツなくミスも少なく得意

ホテルのフロント業務は接客業ですが、確かに接客業は女性の方が男性よりもソツなくお客様に対応出来、より得意な傾向が高いです。

私の勤めていた職場でも、概ね女性でフロント勤務をされているの方がお客様からの接客評価やポイントカードの勧誘の達成率などが高く、男性のフロントよりも優秀でした。

また、ホテルのフロントは接客業という側面の他にも、電話やインターネットから予約を受け付けて部屋のアサイン状況(予約状況)を適切に管理するなど、手早く正確な事務作業が求められる事務職的な面も非常に大きいのですが、女性のフロント勤務の方はミスが少く、この点でも男性のフロントマンよりも優秀な傾向がありました。

もちろん中には事務作業でミスの多い女性フロントの方もいましたし、女性であっても中には接客などが苦手だという方もいますが、私の経験から言っても、概ねホテルフロントとしての仕事や業務を遂行することの適性は、男性よりも女性の方がより高いと感じました。

この様に単純に業務を遂行する能力が高いかどうかという点では、ホテルのフロントは完全に女性向きの仕事だと言えます。

しかし、この様に業務自体の得意不得意の面から言えば女性向けであるホテルのフロントの仕事ですが、正直に言って、女性におすすめ出来る仕事ではありません。

フロント業務の女性はヒールで10時間も立ちっぱなし

まずホテルのフロント勤務が女性におすすめ出来ない最大の理由として言えるのが、ホテルのフロント業務はずっと立ちっぱなしの仕事だということです。

立ちっぱなしの仕事ということ自体は男女平等であり、男も女も有利不利や違いはありませんが、最大の問題は、革靴を履いている男性とは違って、女性の場合はずっとヒールの靴を履いて仕事をしなければならいということです。

ホテルのフロント勤務は来客数の多い混雑時には2~3時間の残業なども当たり前であり、平均10時間程度と勤務時間や労働時間が長い仕事です。途中で1時間程度の休止時間はありますが、それ以外はずっと座ることなく立ちっぱなしで業務を行っています。

10時間もずっと立ちっぱなしという状況は、男性でも辛いと感じる方がいますが、足元への負担の大きいヒールの靴を履かなければならない女性にとっては地獄の状況です。

私の勤めていたホテルの若い女性フロントも、お客様から見えないところでいつも顔をしかめながらふくらはぎをマッサージしていました。

私がホテルに勤めていたのは10年以上昔のことですが現在であれば完全に#KuToo案件です。

#KuToo(クートゥー)は、日本の職場で女性がハイヒールおよびパンプスの着用を義務づけられていることに抗議する社会運動である。MeTooをもじって「靴」と「苦痛」を掛け合わせた造語である。

女性であってもヒール靴を履かない様に出来ればこの問題はだいぶ改善するのではないかと思いますが、ホテルのフロントはお客様の前に立つ接客業ですので、現実的にはこの問題の解決は難しいと思います。

ヒールを履いて10時間ずっと立ちっぱなしでも我慢して耐えることの出来る根性のある女性以外には、ホテルのフロントの仕事はおすすめ出来ません。

フロント業務の夜勤もある不規則で非健康的な勤務形態

帝国ホテルなどの一部のブランド化した高級ホテルは例外ですが、この日本で大半を占める一般的なシティホテルやビジネスホテルは近年はどこも価格競争に巻き込まれて客室単価が下がり、経営的に非常に厳しい状態に置かれています。

フロントの職場でも細かい注意点が沢山作られるほどに経費削減ということが求められますし、また、経営的に厳しい状況であるために、フロントの社員や客室清掃などの従業員に対しても決して十分な給与を支給することは出来ません。

参考:ホテル関連の仕事は正社員でも一部の一流高級ホテル以外は想像以上の薄給激務です

ただでさえ現在の日本の労働市場は人手不足という状況で、さらにその上多くのホテルのフロントは給与も低く離職率も高いということで、ホテル業界では男性のフロントマンの成り手がなかなか集まらない状況が慢性化しています。

この様な状況で、本来は安全性などの面から男性が担うべき夜勤についても、女性フロント社員の労働力に頼らざるを得ないというのが、多くのホテルの現状です。

ホテルの夜勤は夕方のチェックイン開始から翌日午前中のチェックアウト完了まで日を跨いで続く非常に長時間の勤務形態であり、最低で18時間、長い場合は20時間ほどの連続勤務が求められます。

複数人のフロントでの夜勤であれば途中で交代で仮眠を取ることは可能ですが、その時間はせいぜい2~3時間程度と非常に短いです。身だしなみを整える時間などを考えますと、決して十分な睡眠をとれるほどの仮眠時間は与えられません。

私自身もこの不規則な勤務形態のために完全に体調に異変をきたし、体を壊して3年でホテルフロントの仕事を辞めることになりました。

以下の記事ではホテルの夜勤で体を壊して辞めた体験談を書いていますので、ホテルの仕事に興味のある方はフロント勤務の実態を知るために是非こちらもお読み下さい。

参考:【体験談】不規則な夜勤生活をしていた私の身体に起こった異変。寝ても寝ても疲れが取れない

また、どこのホテルも人手不足で人員の確保が難しい状態ですので、フロント従業員の人員不足から女性であっても1人夜勤を迫られるホテルもあり、その様なホテルでは休むことなく徹夜で一晩中ずっと一人でフロントで応対を続けなければなりません。

この様なまともに睡眠も取れない勤務形態は身体に与える悪影響も非常に大きく、女性のフロント勤務の方には、肌荒れなどが悩みという方も多くいました。

私自身は男ですが、フロント勤務を続けていた頃は、原因不明の湿疹など肌のトラブル(男なので見た目は女性ほどは気にしませんが、湿疹による猛烈な肌の痒みがあり)に非常に苦しまされました。

この様に特に肌荒れなどに敏感な女性の方には、ホテルのフロントは非常に好ましくない職場環境だと言えます。

女性のフロント勤務は安全性の面で危険や心配が大きい

さらにホテルのフロント勤務が女性におすすめ出来ない理由として言えるのが、女性のフロント勤務は安全性の面で危険や心配が大きいということが言えます。

2016年8月23日に俳優の高畑裕太が前橋市内のホテルで40代の女性フロント従業員に暴行を加えて逮捕されるという事件がありました。

高畑裕太「暴行事件」被害者女性が明かしたあの夜の全真相 – 現代ビジネス
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50023

状況がはっきりとしない部分もあり、このブログで事実関係について言及することは避けますが、ホテルのフロント勤務が女性にとって非常に危険な仕事であるということは事実です。

まず第一に、常にホテルの前面に出て直接的に多くのお客様に対応する仕事であることが、その理由として言えます。

毎日非常に多くのお客様に対応していれば、その中で少し変なお客様や少し頭のおかしなお客様、時にはストーカー的なお客様に対応するリスクや可能性は避けられません。またホテルは宿泊施設であるということもあり、非常に酔っぱらったお客様などにも多く対応しなければなりません。

参考:【ホテル勤務あるある】私が勤めていたホテルに来た色々なお客さん(詐欺師・ヤクザ・ホモ)

その様な場合に、上手く話をかわして適切にリスクを避けられれば良いのですが、どうやっても不可抗力的な事態が起こり得る可能性は否定できません。特に女性にとっては、ホテルのフロント勤務は非常に危険な側面のある仕事であるというのは確かなのです。

また、女性がホテルのフロントで働くことの危険性として言えることは、夜勤があるということです。

現在は大半のシティホテルやビジネスホテルは人手不足で人員の確保が難しい状態ですので、フロント従業員の人員不足から女性であっても1人夜勤を迫られるホテルもあり、その様なホテルでは休むことなく一晩中ずっと一人でフロントで応対を続けなければなりません。

その様に皆が寝静まった深夜で現場にたった一人だけしかいない中で、ホテルに宿泊されるお客様やホテルに来館される不特定多数のお客様に対応しなければいけない。客観的に考えて、これは女性にとっては非常に危険な状況です。

もちろんホテルの側でも監視カメラを設置するとか、交番への通報ボタンを設置するなどの対応は行っておりますが、それで全ての危険やリスクを完全に潰すことが出来るかというと、現実的には難しい状況です。

女性のフロント勤務は安全性の面で危険や心配が大きいということは、ある程度覚悟して頂く必要があります。

憧れやイメージだけでなくリスクや問題も認識すること

近年はドラマなどの影響でホテルのフロント業務に対して「華やかな仕事」などのイメージで憧れを持っている女性の方なども増えて来ているかもしれません。

しかし、女性の方でホテルのフロントの仕事に憧れている方、ホテルのフロント勤務を志望されている方には、女性のフロント勤務には以上の様に様々なデメリットや問題が伴うこと、また安全性の面で危険や心配が大きいということは、しっかりと認識しておいて頂きたいと思います。

ただ、どうしてもホテルのフロントで働きたいというのであれば、一般的なビジネスホテルではなく高級ホテルかリゾートホテルを強くおすすめします。

なぜなら高給ホテルやリゾートホテルは庶民的な宿泊価格帯のビジネスホテルと宿泊単価が高いですので、その分の売上や収益を従業員の人件費に回すことが可能だからです。

ビジネスホテルでは人件費削減のために最小限のギリギリの人数で現場を回しているため、女性の一人フロント夜勤など安全性の面で危険な事態が発生する可能性が高いですが、高給ホテルやリゾートホテルであれば、十分な人件費を掛けてフロントの人員を揃えることが出来ますので、女性の一人夜勤などはまずあり得ません。

ですので、ホテルフロントの仕事をしたい女性の方は、ビジネスホテルは避けて必ず高級ホテルかリゾートホテルの求人に応募してください。

参考:ビジネスホテルへの就職はおすすめ出来ない。ホテルで働くなら高級ホテルかリゾートホテルを選ぶべき

表面的なイメージや憧れなどでホテルで働きたいという女性も多いと思いますが、ホテル業界は非常に厳しい業界です。

就職や転職に失敗して後悔しないように、現在お勤めの会社や職場を辞めてホテルで働くと進路を決めてしまう前に、もしくはホテル業界へ就職すると決めてしまう前に、まずは視野を広げるために転職サイトなどに登録して幅広い業種や職種の仕事をチェックしてみることが重要です。

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以上、「ホテルのフロントは女性におすすめ出来る仕事や職場ではない。元フロントマンの経験談」の記事でした。

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【ホテル勤務あるある】私が勤めていたホテルに来た色々なお客さん(詐欺師・ヤクザ・ホモ) https://white-reisai.com/?p=9963 Mon, 02 Oct 2017 08:49:50 +0000 http://white-reisai.com/?p=9963 ホテルフロント勤務の実態ということで、私がホテルマン時代に経験したホテル勤務あるあるの情報を公開したいと思います。

ホテルに勤務している方はこのブログ記事を読んで「自分も経験した!」「あるある!」などと思うことも多いかもしれません。

私は大学卒業後ビジネスホテルのフロントマンとして3年間働いていましたが、酷いクレームを付ける様な方はほとんどいなかったものの様々なお客様がホテルにいらっしゃいました。

40人ほどのヤクザの一団、女詐欺師、ホモのお客さんなど、個性豊かな宿泊客のお客様達を相手にホテルのフロントで応対することになりました。

この記事ではホテル勤務の実態をより生々しくお伝えするために、その様な変わったお客様達の思い出話をさせて頂きます。

約40人の黒ずくめのスーツを着たヤクザの一団

私がフロントで働いていた時のホテルの宿泊客の中では、約40人の黒ずくめのスーツを着たヤクザの一団が一番記憶には残っています。

特にトラブルもなく平和に彼らの宿泊を終えることが出来ましたが、エレベーターの狭い空間でヤクザの方と一緒になった時はやはり緊張しました。ヤクザの方の服が一部ほつれたので「裁縫道具を貸してくれ」と頼まれてヤクザの泊まる部屋に裁縫道具を届けにいくのも緊張しましたね。

ヤクザの方々の一団を見て感じたことは、皆ビシッと黒いスーツを着ているということです。白いスーツなどを来ているヤクザは居なかったです。

集団でのヤクザの宿泊ということで記憶には非常に残っていますが、特に恐ろしいことなどもなく乱暴や問題を起こしたりもなく、従業員を怒鳴ったりもなく、普通に宿泊して帰っていき何もなく無事に終わりました。

特に他のお客さんに比べてヤクザの宿泊客のマナーが悪いということもありませんでした。

ただ、フロントには20代前半の若い女性が何人か働いていましたが、そのうちの一人のギャルっぽい従業員(昔の安西ひろこ似)のことをしきりに「可愛い」と言っていました。

自分はギャルっぽいメイクなどはそれほど好みではなく、近くで見ると気持ち悪い様な付けまつげをしたり、なぜあんなメイクをしているのか不明でしたが、やはりアウトローのヤクザはギャルが好きなんだなと感じましたし、ギャルメイクにもちゃんとそれを好きというような需要があるからあの様なメイクをしていたんだと思いました。

みすぼらしい格好をした女詐欺師のオバちゃん

ヤクザは特に何も実害もありませんでしたが、みすぼらしい格好をした女詐欺師のオバちゃんの宿泊は実害もあり迷惑でした。

かなり貧しそうな恰好をしていましたし、おそらくホームレスでお金も家も無いためにホテルへの無銭宿泊を繰り返している方だったのだと思いますが、宿泊した後でチェックアウトの会計をせずにホテルから抜け出したまま戻らず居なくなってしまいました。

ホテルではお客様を拘束したりすることは出来ませんので、宿泊後のチェックアウトの会計をせずにホテルから抜け出して戻って来ないとどうすることも出来ません。

その為に、万一の際に請求出来るようにチェックイン時には住所と電話番号を紙に記入して貰い、しっかりと連絡先を控えておくのですが、そこで嘘の住所や電話番号を書かれるとどうしようもありません。ですのでホテルでは意外と簡単に無銭宿泊が出来てしまうのです。

そのみすぼらしい格好をしたオバちゃんは、無銭宿泊の常習犯の女詐欺師だったらしく、警察に通報するとすぐに身元が判明しましたが、やはりその方は所持金がほとんど全くないということでお金を払えず、宿泊料分の5,000円ほどがホテルの損害となりました。

深夜にホテルに素泊まりに来たのですが、チェックイン時から何かに怯える様に非常におどおどとした感じで挙動不審ではありましたし、普通の方に比べると少しみすぼらしい格好でしたのでやはり何か異様ではありました。

本来はこの様な予約なしの素泊まりの方は、チェックイン時に前払いで宿泊料金を支払って頂くのがルールなのですが、「もう夜中で他に泊まる場所もどこもないない、明日の朝に銀行でお金を下して料金を支払う」ということで、フロントの上司もそれを許可して特例で後払いで泊まらせましたが、結局ホテルを抜け出したまま宿泊料金を支払いに戻って来ることはありませんでした。

今思うとそのオバちゃんは詐欺師というよりも住む家もなく貧しく大変な方だったのだろうと思います。ホテルのフロントとしては物凄く迷惑でしたが、今思えば可哀想な方だったなと思います。

ホモセックスでシーツを血だらけにしたホモのお客さん

同性愛やホモは完全に個人の自由ですので、ホテル側がどうこういう問題ではありませんが、ホモセックスでシーツとベッドを血だらけにされたのは困りました。

シーツは使いモノにならずベッドは洗浄が必要で大変迷惑でした。ホモセックスをするのは結構ですが、施設に迷惑が掛からない様にビニールシートを敷くなどして最低限のマナーを守って行って欲しかったです。

部屋やベッドを汚されるとホテル側は非常に大変ですので、宿泊されるお客様には、部屋は汚さない様にマナーを守って使用して頂きたいです。

挙動不審な自称・大学教授のストーカーオジサンのお客様

他に変わったお客様としては、挙動不審な自称・大学教授の50代くらいのオジサンのお客様も居ました。常連のお客様で特に何か迷惑をかけるとか悪さをするとかではなったのですが、挙動不審なのでフロントの従業員に気味悪がられていました。

フロントの従業員のある若い女の子が好きだったようで、そのフロントの女の子に花束をプレゼントしたり、ケーキをプレゼントしたりしていました。

今思うと、おそらくそのフロントの女の子に会うためにホテルに何度も泊まって、常連さんとなっていたのではないかと思います。一種のストーカーみたいなものでしょうか。

コンビニなどですと好きな女の子に会うためにお店を利用するというのは当たり間ですが、ホテルでもその様なことをするお客様がいるというのは、素直に行動力が高くて凄いなと思います。ホテルの従業員達に気味悪がられていたので、方向性は思い切り間違っていますが。

特に実害もなく基本的に大人しい方ですのでマナーも悪くはなく、ホテルとしてもその様な恋愛目的のお客様を出入り禁止や宿泊禁止などには出来ないのですが、フロントの中では「変わった人だ」といつも話題にされていました。

この様な感じで取り留めのない記事となってしまいましたが、ホテルフロント勤務時代の私の思い出話でした。ホテルのフロントで働いていると、時にはこの様なお客様達にも応対しなければならないということですね。

元ホテルマンとして以下の様な体験談の記事も書いています。こちらも興味があればお読みください。

また、以下はビジネスホテル勤務の方へのアドバイスの記事も書いています。待遇に不満のあるホテル勤務の方は高級ホテルやリゾートホテルへの転職をご検討ください。

以上、「【ホテル勤務あるある】私が勤めていたホテルに来た色々なお客さん(詐欺師・ヤクザ・変質者)」の記事でした。

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ホテル関連の仕事は正社員でも一部の一流高級ホテル以外は想像以上の薄給激務です https://white-reisai.com/?p=9849 Mon, 02 Oct 2017 04:20:02 +0000 http://white-reisai.com/?p=9849 私自身もかつて客室数業界第〇位の某大手ホテルグループに正社員として就職し、ホテルのフロントで働いていましたが、ホテル関連の仕事や職業は、帝国ホテルなどの名の知れた一部の一流高級ホテル以外は、想像以上の薄給激務です。

参考:ホテルのフロント勤務で辛かったこと大変だったこと。元フロントマンの体験談

フロントなどのホテルの仕事は、業務的にも一般の方が想像している以上に過酷な激務ですし、その給与もまた想像を超える薄給です。

ビジネスホテルなどの大半の一般的なホテルのフロントマンは、主任などの役職持ちの正社員であっても、時給換算ではフリーターやアルバイトの非正規雇用よりも給与が低い。それが近年のホテル業界の実態です。

ただ、役職持ちの正社員のフロントマンですと一応ボーナスも支給されますのでその分、フリーターの時給よりは若干マシというレベルです。

デフレによって客単価が暴落し厳しい収益性のホテル業界

ホテル業界もまた、1990年代後半~2000年代前半からのデフレ経済によって宿泊客の客単価が暴落して以降、非常に厳しい収益性が続いている業界です。

インターネット経由での格安予約サービスの普及で、ビジネスホテルでは素泊まりで一泊3,000円台、バイキング方式の朝食付きで一泊4,000円台などの宿泊単価が当たり前の様になりました。

お客様の立場からすれば、この様な価格競争は、安くホテルに泊まれるということで非常に素晴らしいことですが、反面ホテルの経営者やホテルの従業員の立場からすると、昨今のこの激しい価格競争は非常に厳しいものがあります。

お客様から支払われる宿泊料からフロントなどのホテルの従業員、部屋のルームクリーニングの清掃員などの給与が払われますが、素泊まり3,000円台という低価格では、従業員に十分な給与を与えることが難しく、結果、多くのホテルでは従業員たちは薄給での労働を余儀なくされています。

確かに帝国ホテルなどの一部のブランド化した一流高級ホテルであれば、差別化によって価格競争に巻き込まれず経営を行うことが可能であり、フロントなどに勤める従業員にもそれなりの金額の給与を支払うことが可能です。

しかし、この日本の大半のビジネスホテルは他のホテルと差別化することが出来ず、そのサービスや施設などもどこも似たり寄ったりですので、結果的に価格競争に巻き込まれ、低価格の料金でのサービスを余儀なくされる。その結果、ホテルの従業員たちは正社員であってもフリーター以下の低賃金での労働を余儀なくされることになります。

フロントマンの不規則な勤務時間の過酷な長時間労働

ホテルの従業員が行う仕事の中でも、特にホテルのフロントで働くフロントマンたちの労働状況は過酷を極めています。

ホテルのフロントというと、しっかりした仕事であるとか華やかな仕事であるとかいうイメージがあるかと思いますが、それは一部の一流ホテルだけの話です。

この日本で大半を占める庶民的な価格帯のビジネスホテルでは、ホテルのフロントの労働状況は薄給激務での地獄の修羅場と化しています。

特に夜勤のフロントマンの場合、夕方から翌日の昼まで泊まり込みで連続20時間勤務などの不規則な勤務時間での異常な長時間労働も当たり前ですので、若くして健康に変調をきたしたり身体を壊して辞めていく社員が後を絶ちません。

私自身もホテルのフロントの不規則な勤務時間で身体に変調をきたし、入社から3年目で勤めていたホテルを辞めることになりました。

参考:【体験談】不規則な夜勤生活をしていた私の身体に起こった異変。寝ても寝ても疲れが取れない

また、ホテルのフロントマンというと「ただフロントに立っているだけの楽な仕事」というイメージがあると思いますが(私も実際に入社する前はそう思っていました)、実際は一般的な庶民的な価格帯のビジネスホテルでは、専門のボーイなどもいないためフロントで請け負っている細々とした雑務の仕事もかなり多く非常に慌ただしく働いています。

バックヤードでは予約や客室の管理など絶対にミスの許されない非常に神経を擦り減らす事務作業も多くあり、20時間の長時間の夜勤などを終えた後は、生きる力を全て使い果たしたくらいにクタクタに疲れ果てます。

これが一見華やかなイメージの職業であるホテルのフロントの労働現場の現実なのです。

職場の上司から教えられたフロントマンの驚きの低賃金

私は大学新卒でフロントマンとしてホテルに入社しましたが、フロントの現場は勤続10年程度の主任の社員が取り仕切っていました。

世間でも長らく不況が続いているということもあり、そして私自身はまだ新人ということもあり、初めて支払われた給与については「新入社員はこのくらいの金額が普通なのかな?」という感じでした。

一般的な日本の会社では、新入社員の給与は低く、勤続年数が長くなるにつれ、そして役職や肩書きを得て管理職になるにつれて、給与が上がって行きます。

ですので、勤続10年程度で管理職の上司は、それなりの給与を貰っているものと当然の様に考えていました。上で書きましたように、一般的なホテルのフロントの仕事は労働時間が非常に長く、月間300時間以上も働きますので、平均的なサラリーマンの給与水準であればそれなりの給与になるはずです。

しかし、上司から給与を聞かされた私は衝撃を受けます。

「手取りで10万円台」それがフロント勤務の上司である勤続10年の主任の月給でした。

ホテルのフロントは月間300時間程度は働く仕事。それも決して楽ではない激務の仕事です。それで給与は手取りで10万円台。ギリギリ20万円には届かないくらいの金額です。

それも入社2~3年目とかの若手ではありません。勤続10年の中堅からベテランに差しかったキャリアの中間管理職の正社員で、手取りが20万円に至らないのです。

しかも、私が務めたホテルは決して潰れかけの小さなホテルではありません。客室数も300室程度の大型のホテルで、しかも業界上位の規模の大手ホテルグループです。それでもこの程度の低賃金の給与水準であるのがホテル業界の現実なのです。

管理職となるとボーナスでは多少の金額は付くようで、年収の総額の額面は300万円台中盤にはなるようですが、しかし月間300時間という長時間の労働時間を考えると、それでも決して十分な金額ではありません。

時給換算ですと1時間で1,000円程度の計算になり、最低賃金で働くフリーターよりは若干マシ程度ということになります。

これが、私の勤めていたビジネスホテルでの勤続10年の主任の給与の実態でした。

もちろん、この上司が無能であったとか能力的に劣っていたとか言うことではありません。他の30歳程度で勤続8年の上司の給与もこの上司とほぼ同じ程度でした。

ホテルの仕事はおすすめできない特にビジネスホテルは

私自身の経験から言っても、ホテル関連の仕事、特に庶民的な安い宿泊料のビジネスホテルへの就職はおすすめできません。

もちろん、給与や待遇や労働時間だけでなく、仕事としてのやりがいや憧れなどで職種や会社を選ぶ方もいるかと思います。ホテルのフロントマンの業務はホテルの最前線でお客様と接する仕事ですので、お客様から「頑張って」「ありがとう」と声を掛けられることも多く、確かに精神的なやりがいは得られる仕事です。

しかしそうであったとしても、余りにも給与が低く労働環境が悪ければ、その仕事を続けることは現実的に非常に難しいです。

自分の気持ちはホテルの仕事を続けたくとも、長時間の激務で身体を壊して働き続けられなくなってしまったり、給与が少なく子供の教育費も足りなくなる。結局はその様な理由でいつか職場や業界を離れることを余儀なくされます。

もしもあなたが夢や憧れでホテル業界に就職しようと考えているのなら、一度冷静になり現実的な思考で今後のキャリアを考えてみることも必要かもしれません。

これまで色々とホテル業界の厳しさを語って来ましたが、どうしてもホテル業界で働きたいというのであれば、ビジネスホテルではなく高級ホテルかリゾートホテルを選ぶことを強くおすすめします。

参考:ビジネスホテルへの就職はおすすめ出来ない。ホテルで働くなら高級ホテルかリゾートホテルを選ぶべき

以上、「ホテル関連の仕事は正社員でも一部の一流高級ホテル以外は想像以上の薄給激務です」の記事でした。

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【体験談】不規則な夜勤生活をしていた私の身体に起こった異変。寝ても寝ても疲れが取れない https://white-reisai.com/?p=5141 Mon, 18 Sep 2017 02:49:10 +0000 http://white-reisai.com/?p=5141 夜勤という就労形態は、本人の知らないうちにその人間の人体と健康に致命的なダメージを蓄積していきます。これは脅しでもなんでもなく、「情報発信者のプロフィール」にある通り、私自身が実際にホテルのフロントマンとして不規則な夜勤生活を体験して痛感したことです。

「夜勤者は通常の労働者よりも平均余命が10年も短い」とも言われていますが、私自身が夜勤生活を体験しての実感では、これは非常に信憑性がある言説だと思います。それだけ夜勤が身体に及ぼすダメージは半端なく大きかったです。

ただ、私自身はどちらかと言えばそれほど体力がある方ではないので(極端に病弱で体力がないわけではありませんが)、非常に壮健で体力などがある人は不規則な勤務時間の夜勤生活を続けても別に平気かもしれません。

また、以前の私と同じ夜勤労働者であっても、勤務時間が規則的な夜勤労働であれば、それほど体へのダメージは大きくないかもしれません。

この様に個々の体力や労働環境によって個人差がありますので、「夜勤をすると必ず健康を害する」「夜勤をすると必ず早死にする」とは一概に言えませんが、私と同様に夜勤によって健康を害する人間は少なからずいる、ということは間違いなく断言出来ることです。

毎日タバコを沢山吸っても中には平気で100歳まで長生きする人もいますが、喫煙の為に健康を害して肺がんなどで早死にする人も少なからずいる。それと同様のことと言えます。(世界にはこんな鉄人ヘビースモーカーお婆ちゃんがいるようです)

「生涯吸ったタバコの数は46万本!」それでも元気な100歳のおばあちゃんが話題 – ロケットニュース24
http://rocketnews24.com/2013/11/22/389156/

では、実際に私が不規則な夜勤生活をしてどの様な状態になったのか体験談を書いていきたいと思います。

夜勤での身体の異変。寝ても寝ても全く疲れが取れない

私の場合、不規則な夜勤生活で起こった身体の異変は、「寝ても寝ても全く疲れが取れなくなった」ということでした。とにかくこの問題に尽きました。

2017年に毎日数時間しか眠れない激務の過労で自殺した女子電通社員などとは異なり、私の場合は一応毎日8時間程度は眠る時間を確保できたのですが、「寝ても寝ても全く疲れが取れない」という身体の異常のために、とにかく毎日心身共にひどく疲れ切ってしまっていました。

通常であれば、7時間とか8時間程度の睡眠時間を取れれば、寝起きには「あー良く寝た」と疲れが取れて爽快な気分で朝を迎えることができます。人によっては睡眠時間は6時間くらい眠ればで十分という方もいるでしょう。長い睡眠時間の不要なショートスリーパーの方であれば5時間程度の睡眠時間でも十分以上かもしれません。

私も不規則な夜勤生活から解放された現在は、平均して6時間程度の睡眠時間ですが、朝の寝起きには疲れも取れて頭もすっきりと目覚めることが出来ています。

しかし、夜勤時代末期の私は、8時間眠ろうが9時間眠ろうが、ほとんど疲れが取れたと実感することが出来ませんでした。

8時間眠った後に目が覚めた寝起きでも、ぐったりとして身体が疲れ切っているのです。頭の中もどんよりと重くスッキリしません。8時間も眠った後にも関わらず、ベッドに横たわり眠りにつく前とほとんど変わらない状態なのです。

この症状が恐ろしいのは、「不眠」だとかいうはっきりと分かりやすい症状ではないということです。実際に睡眠時間で見れば、8時間以上眠れているわけです。しかし、それだけ眠ることが出来てもその睡眠時間に見合うだけの「睡眠の満足感」を得られていないわけです。時間的には睡眠が十分にとれているはずなのに、起きている間はずっと睡眠不足の症状に襲われるという感覚でした。

この睡眠不足(厳密に正しく言えば睡眠障害などと言うべきでしょうか)の症状は、本当に半端じゃなく辛かったです。日に日に身体も心もぐったりと疲れ果て、ゾンビ人間の様に生気を失っていきました。

当時の私の健康状態や身体の異変を医学的に説明すれば、夜勤と日勤が繰り返される不規則な睡眠時間によって体内時計のリズムが狂い、質の高い睡眠を取ることが出来なくなった。という症状でしょう。

以上が私が夜勤によって体の調子が完全におかしくなってしまった体験談です。

夜勤という勤務形態はデメリットが大きくお勧め出来ない

私自身がこの様に身体の異変をきたしたこともあり、夜勤という勤務形態はデメリットが大きくあまりお勧め出来ません。

確かに通常の勤務に比べると、深夜の時間帯の労働には深夜手当や夜勤手当がつくなど、職場によっては夜勤は賃金面でのメリットもあると思います。しかし、夜勤にはそれを遥かに上回るデメリットがあるというのが私自身の実感です。

短期的に見れば賃金や給与が良かったとしても、結局体を壊してしまったり、また負担が大きく長く続けることが出来なかったりと、長い目で見れば、結局夜勤のメリットはデメリットに相殺されてしまいます。

ただ、本当に身体が壮健で健康的な耐久力の高い方であれば、夜勤として年10年も働き続けるということも不可能ではないでしょうから、その様な方は夜勤の仕事に就けばいいのではないかと思います。

医者・看護婦・消防士なども夜勤のある激務の職業ですが、やはり人並以上の体力と壮健さが必須の仕事です。生半可な気持ちと覚悟では続けられません。

夜勤の辛さも影響してか、アメリカのデータですが、医師はあらゆる職業の中でも自殺率が1位です。医師として働く人間は、平均の1.87倍の確率で自殺に追い込まれています。

アメリカで「自殺率」が高い職業ランキング1位は医師 – ライブドアニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/9425800/

医師には鬱や精神障害が多いと書かれていますが、不規則な夜勤による睡眠障害も決して無視の出来ない要素だと夜勤経験者の私は思います。

非正規や薄給の夜勤の仕事であれば、本当に辛くなれば辞めればいい話ですが、逆に医師という高級で社会的身分も高い職業であるゆえに、そのまま医師を辞めずに働き続けた結果、心身を消耗して死へと追い込まれてしまうのではないでしょうか。

夜勤の仕事に就くことは止めませんが、「(特別に身体が壮健ではない通常の人間にとって)夜勤はずっと続けていると半端じゃなく辛くなってくる」これは、はっきりと言っておきたいと思います。

夜勤が辛いのであれば他の職業へと転職してしまうのも手

夜勤が辛いのであれば、転職活動を行い他の職業に転職してしまうのも手です。

私自身が夜勤として3年間働いて結局体を壊してしまった経験があるから言えることですが、我慢して耐えて働いていれば夜勤の生活やリズムに身体が慣れるということはありません。

最初に夜勤を辛いと感じる様な方は、夜勤として働き続けている時間が長くなるほどに、そして年齢を重ねて年を取り体力が衰えるにつれ、どんどん心身の消耗が蓄積して夜勤の仕事が辛くなっていきます。基本的に右肩上がりで夜勤の仕事の辛さは増していくのです。

ですので、夜勤のある仕事に就いて「夜勤が辛い」と感じるのであれば、まだその仕事に勤め始めたばかりであっても、無理に我慢をして仕事を続けて身体を壊したり健康に異常をきたしてしまう前に、すぐにその仕事を辞めて転職することをお勧めします。これは夜勤経験者としてのアドバイスです。

もちろん、世の中には「夜勤でも全然平気」「夜勤でも全然辛くない」という方もいますので、その様な方はずっと夜勤として働き続ければいいと思います。

特に贅沢をする気もなく、仕事は生活出来る程度の最低限の収入を得る為のものと割り切って、何よりも日々平穏な気持ちで居られる暮らしと自分だけの私生活の時間を大切にしたいという私と同じ様なタイプの人間の場合、そういう目的に適った比較的のんびりと働けるホワイトな仕事や会社は、中小企業や零細企業の中にも探せば意外と多くあります。

「情報発信者のプロフィール」のページに書いている通り、私も業界大手のブラック企業からそんなホワイトな会社に転職して、今は大学生時代以上にのんびりと在宅ワークで働いて生活している一人です。

私が現在勤めている会社は従業員10人未満の超零細IT企業ですが、「大手だからホワイト」「零細企業だからブラック」「IT企業だからブラック」ということなどはなく、給与面では年収380万円とそれほど多くの年収ではないものの(それでも地方では贅沢をせず質素に生活するのであれば十分以上の金額で、毎月10万円以上貯金出来ています)、大半の大手企業よりも遥かにホワイトな環境で働くことが出来ています。

また、在宅ワークでのホワイトな労働環境で非常に時間的な余裕がありますので、その時間を活用した副業のWEB制作で本業の給与の他に年100万円ほどの副収入を得て、のんびり働きながら500万円ほどの年収を稼げています。

夜勤が仕事が大変で辛いという方は、「中途採用だとホワイトな企業では絶対に正社員になれない」「転職をしても今と同じ様なブラック中小企業でこき使われてさらに地獄を見るだけ」という先入観での思い込みや決めつけを一度捨てて、転職という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

現実的にはサラリーマンの転職活動は困難でリスクもある

とは言っても、毎日会社に出社して忙しく働くサラリーマンの方が、働きながら自分だけで無数にある様々な企業の求人情報を集め多くの応募書類を提出して転職活動を行うことは、現実には非常に困難だと思います。

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転職支援実績No.1の転職エージェント「リクルートエージェント」

求人業界の最大手リクルートが手掛ける「リクルートエージェント」は、約31万人を成功に導いた転職支援実績No.1の転職エージェントです。経験・実績豊富な転職エージェントがあなたの転職を成功に導きます。

業界大手である「リクルートエージェント」には大企業の関連会社など業績が安定した待遇の良い求人が多く、また、担当エージェントも書類作成から面接での受け答えまで丁寧にサポートしてくれます。

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リクルートエージェントの3つのメリット

既卒者向け転職支援・転職サポート業界の最大手である「リクルートエージェント」には以下の3つのメリットがあります。

  1. 転職市場でのあなたの強みを発見
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リクルートエージェントの利用の仕方

リクルートエージェントを利用する場合、まず登録ページから転職希望時期・希望勤務地・現在の年収・現在の年収などの転職条件、次に名前・生年月日・住所・連絡先・学歴・職歴・アピール項目などのプロフィール情報を入力し、「転職支援サービスに申し込む」を押してユーザー登録を行います。

最後の方で入力する「伝えておきたいこと」には、連絡出来る曜日や時間帯などを記入しておいて下さい。

ユーザー登録完了後は以下の3ステップで転職活動が始まります。

  1. お申し込み完了のご連絡
    ご入力いただいたメールアドレスに「お申し込み完了の確認メール」を24時間以内にお届けします。
  2. 面談日程調整のご連絡
    キャリアアドバイザーとの面談日時をご相談させていただくため、1週間以内にメールまたはお電話にてご連絡します。
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    キャリアアドバイザーが、あなたに最適なキャリアプランを一緒に考えます。

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リクルートエージェントを利用する上での留意点

リクルートエージェントの転職支援サービスを利用しても、転職するかしないかは完全に自由なので、自分の判断で実際に転職するかどうかを決定することが出来ます。

面談の末、キャリアアドバイザーから「現時点では無理に転職を勧めません」とアドバイスされる場合もあるので、じっくり検討した後、しばらく経ってから再度転職支援サービスを利用することも可能です。

以上、「【体験談】不規則な夜勤生活をしていた私の身体に起こった異変。寝ても寝ても疲れが取れない」の記事でした。

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ホテルのフロント勤務で辛かったこと大変だったこと。元フロントマンの体験談 https://white-reisai.com/?p=2717 Sat, 09 Sep 2017 10:45:34 +0000 http://white-reisai.com/?p=2717 「フロントマン」や「フロント勤務」という言葉にどの様なイメージを持たれていますでしょうか。もしかすると、「立派なホテルのフロントに立つ華やかな仕事」「真面目でしっかりとした仕事」というイメージを持たれている方もいるかもしれません。

「情報発信者のプロフィール」のページに書いている通り、私は大学卒業後に新卒で業界大手のホテルグループに就職しフロントマンとして3年間ホテルに勤めました。

この記事では、そのホテルフロント勤務で自分自身にとって辛かったこと大変だったことなどを、元フロントマンの体験談として公開します。

私が勤務していたのは宿泊料なども庶民的な価格帯のビジネスホテルであったため、格式とブランドのある高級ホテルとは給与や待遇などがかなり異なるかと思いますが、宿泊関連・ホテル関連の就職や転職をご検討の方は、一般的なビジネスホテルのフロント勤務の実態ということで参考にしていたければと思います。

夕方からの混雑時のチェックイン業務が戦場の様に忙しい

今思い返して、ホテルのフロントに勤務していてとにかく大変だったと感じるのが、夕方からの混雑時の宿泊客のチェックイン業務が戦場の様に忙しかったということです。

私の勤めていたビジネスホテルは、駅から徒歩で10分ほどの場所に立地し、総客室数300室程度の大型のホテルでしたが、主に仕事で出張をするビジネスマンなどが利用するビジネスホテルということで、特に平日は満室率97%など連日ほぼ満室の状態でした。

客室数300室程度が満室になりますので、単純に考えて、300人の宿泊客のお客様のチェックインをフロントで捌かなければならないことになります。実際は連泊で滞在しているお客様もかなりいますので、300人全員のチェックインを捌くことはありませんが、平日は平均して200人以上のチェックインを捌くのが日常でした。

宿泊客が都合よく平均的にばらけてホテルに来てくれればフロントでのチェックイン業務もまだ楽なのですが、お客様もビジネスマンですので仕事などの都合があり、宿泊客の大半は業務や打合せが終わった後の夕方5時頃から8時頃にかけての約3時間の間にフロントへと殺到してきます。

その為ラッシュの時間帯に多くのお客様が一度に来られた時にはフロント前は大混雑し、フロントの内部は戦場の様になります。

このチェックイン時の来客ラッシュの時間は時間的には3時間程度ですが目の回るくらいの異常な忙しさで、普通の仕事の1日分の体力と精神力をその3時間の間で消耗してしまう感じでした。

細かく煩雑でミスをしない注意力が必要な事務的な業務

フロントマンの業務というと、フロントでホテルに来たお客さんを応対してご案内する接客の仕事、という様なイメージを持たれているかと思いますが、実際はその接客の仕事と共に客室の予約管理などの事務的な業務が非常に大きなウェイトを占めます。

もしもフロントマンがただお客様に応対するだけの接客の仕事であるのなら、一度に沢山のお客様が来ても特に問題ないと思いますが、フロントの業務としてこの客室の予約管理や予約の電話受付なども接客と同時にこなさければならないため、宿泊客が殺到するラッシュの混雑時のフロントは戦場の様な忙しさとなるのです。

宿泊予約が完全にコンピューター管理され、全てをオートメーションで処理できる様なシステムがフロント業務も非常に楽になるのですが、現実的には予算などの面で難しく、なかなかその様な最新のシステムを導入出来ていないホテルが大半だと思います。

私の勤務していたビジネスホテルでも、コンピューターによる宿泊予約・客室管理システムは導入していましたが、非常に古いシステムを使い続けており(フロントで使用するマシンのOSもWindows98でした)、コンピューターへの予約登録と共に紙の宿泊票へも宿泊客の情報を記入するなど宿泊予約・客室管理は完全にはオートメーション化されておらず、中途半端にコンピューター管理を導入していることでフロント業務は逆にかなり煩雑なものとなっていました。

ホテルや宿泊施設では、客室のダブルブッキングなどのミスは絶対にあってはならないことですので、その確認やチェックなどに非常に神経を使いますし、非常に忙しい中で走り書きした宿泊票からパソコンの管理画面に転記するお客様のお名前なども、決して打ち間違いなどが無いように入力していかなければなりません。

また、私はレジ締めの業務が非常に苦手でどれだけ必死に頑張っても素早く正確にレジ締めをすることが出来ず、人間にはどれだけ努力をしても乗り越えられない向き不向きの適性の壁があることを痛感しました。

参考:接客しながらのレジ締めが苦手で上手くできない!という人は転職すべき

宿泊客のチェックイン処理も大切なお金の管理が関わるレジ締めも、忙しい接客中に行わなければならない事務作業であり、そして絶対に誤りやミスが許されないということで、フロントの業務は非常に神経を消耗する仕事でした。

本来ボーイが行う仕事もフロントで行わなければいけない

これは私が務めていたホテルだけではなく、おそらく大半のビジネスホテルでも同様だと思いますが、かつてに比べて一般的なビジネスホテルの宿泊料や収益が下がり続ける中、私のホテルでは経費削減のためにボーイを雇わずフロントマンがボーイの仕事も兼ねていました。

お客様のお部屋への荷物運び、お客様の車の立体駐車場への誘導、各客室へのアメニティグッズ(シャンプー・石けん・歯ブラシ・くし)などの補充、これらも全てフロントが担当して行う業務となっていました。

比較的それほど忙しくない時間であればいいのですが、チェックインが殺到する夕方の時間帯などはフロント業務だけでもギリギリという感じでしたので、ボーイの仕事も兼ねることはフロントではかなりの負担になっていました。

中には大量の荷物や複数の大きな荷物をホテルに持ち込まれるお客様もいましたので、その場合は一度では全ての荷物を部屋に運びきれず、10階などの客室から1階のフロントまで、何度もエレベーターで往復して部屋に荷物を運び入れることになりました。

不規則な勤務時間帯の非常に長時間の勤務形態

この様な業内容のフロント勤務ですが、その勤務形態は、不規則な勤務時間帯の非常に長時間の勤務形態ということが言えます。

ホテルフロントには大きく分けて日勤と夜勤という2つの勤務時間があり、日勤は通常の会社員などと同様に朝の8時頃にホテルに出勤して大体夕方6時頃に退社するパターン、夜勤は夕方4時頃に出勤して翌朝10時頃まで勤務するパターンです。

夕方5時前後と朝の9時前後には、それぞれチェックインとチェックアウトのラッシュのピークがあり、その時間帯は日勤のフロントと夜勤のフロントの勤務時間が重なり、一緒にフロントで対応するという形になっていました。

夜勤の場合は夕方4時頃に出勤して翌朝10時頃まで勤務、途中で食事休憩やペアを組む夜勤と交代しながらの2時間ほどの仮眠時間はあるものの、拘束時間としては夜勤の場合は18時間連続勤務ということになります。

ただ、実際は勤務時間前にフロント業務引き継ぎのミーティングなどもあり夕方3時半頃には出社していなければならず、また平均して毎日1時間ほど残業しての業務がありましたので、夜勤のフロント勤務での実質的な拘束時間は大体20時間程度になっていました。

そして個人的に非常に辛かったのが、この日勤と長時間の夜勤の勤務を繰り返す様な不規則な勤務形態でした。

1週間の勤務表では、

月曜日と火曜日は日勤、そして水曜日の夕方から木曜日の午前中まで夜勤、そして金曜日には1日休んで、土曜日の夕方から日曜日の午前中まで夜勤、そして翌週の月曜日と火曜日は日勤…その後も同様に続く。

という様な形になり、日勤と夜勤の勤務が不規則に繰り返されるシフトとなっていました。

フロント勤務の辛さとしては「ずっと立ちっぱなしで足が疲れてふくらはぎがパンパンになる」などが言われることがありますが、私自身は立ちっぱなしの業務ということにはフロントで勤め続けているうちに慣れました。

ただ、逆にどうしても慣れなかったのが、この夜勤と日勤の不規則なシフトで、翌日が日勤なのに夜になっても眠れない、逆に夕方から夜勤なのに朝のうちに眠れないという感じで、夜勤と日勤が不規則に繰り返される為に完全に生活と睡眠のリズムを崩してしまいました。

私自身はこの様な生活を延々と繰り返して行くうちに体調を崩して3年でホテルを辞めることになるのですが、やはり不規則な勤務時間帯の非常に長時間の勤務形態というのは身体に非常に大きな負担を掛けると思います。

夜勤が体に与える悪影響や深刻なダメージについては以下の記事で詳しく書いています。

参考:【体験談】不規則な夜勤生活をしていた私の身体に起こった異変。寝ても寝ても疲れが取れない

ただ、私が就職したホテルグループは一応業界大手でしたので、他の中小規模のホテルから転職して来たホテルマンの話では、他のビジネスホテルに比べると勤務時間なども良心的な方であり、まだまだマシな勤務状態だと言っていました。

その転職して来たホテルマンの話では、以前勤めていたホテルでは、夕方4時から夜勤として出勤し、夜勤明けの翌日からさらにぶっ続けで夜勤に入り、その翌日の昼頃にようやく勤務が終わりホテルから家に帰れる、という様な勤務シフトを強いられていたとのことでした。

連続40時間を超える壮絶な勤務形態ですが、これだけの激務にも関わらず給与も非常に少ないということで、そのホテルの待遇に我慢できずに辞め、私の勤めていたホテルに転職して来たという話でした。

この様な話を聞いても、私の勤めていたビジネスホテルや大手ホテルグループが特別にブラックだったいうよりも、一部の高級ホテルなどを除いてホテル業界全体が、しんどい仕事を課せられるブラック業界の傾向があるということは言えるかと思います。

身体にも負担の掛かる長時間の激務の割に給与が低い

この様に夜勤での長時間の連続勤務などがあり、身体にも負担の掛かる激務であるホテルフロントの仕事ですが、その給与は世間でイメージされているよりもかなり低いです。

大卒新入社員としてホテルグループに正社員として就職して3年間フロント勤務した私の給与は、月間300時間労働で額面の月給が20万円、手取りで月給10万円台半ばちょっとという感じでした。

しかも若手のうちは給与が低いが昇給が多いということもなく、10年前後は正社員として勤めている30歳前後の中堅で役職持ちのフロントの上司の場合も、月間300時間労働で給与の額面は月給25万円弱、手取りでギリギリ20万円行くか行かないかという程度でした。

この様に基本給だけでは10年務め続けた中堅の正社員でも300万円程度とかなり厳しい給与の状況でしたが、かつてに比べて一般的なビジネスホテルの宿泊料や収益が下がり続ける中、私の勤めていたホテルでも社員のボーナスや賞与もまたかなり減らされていて、ボーナスの支給金額は1ヶ月未満という状況でした。

帝国ホテルなどの一部の高級ホテルでは、ホテルの客室単価も高く収益性が高いため、私の勤めていたビジネスホテルよりも遥かに多くの給与を得ることが出来るかと思いますが、一般的な普通のビジネスホテルのフロントマンやホテルマンは大体この程度の給与水準だと考えて間違いないかと思います。

正直に言って、月間300時間労働という長期間の勤務、そして非常に神経を消耗する激務には全く見合わない給与でした。

ホテル勤務のブラックさや過酷さ、厳しい待遇については以下の記事でも書いています。ホテル業界への就職を検討している方は、是非こちらもお読みください。

参考:ホテル関連の仕事は正社員でも一部の一流高級ホテル以外は想像以上の薄給激務です

こんな人はホテルでのフロント勤務に向いている

上記で説明してきました通り、ホテルでのフロントマンの仕事は不規則な長時間勤務の激務で給与水準も低く、あまりオススメは出来ませんが、こんな人はホテルでのフロント勤務に向いています。

長時間の不規則な勤務に耐えられる体力がある

私自身、不規則な勤務で身体を壊してホテルを辞めることになりましたが、長時間立ちっぱなしの不規則なシフトの勤務にも耐えられる体力があるということが、過酷なフロントでの勤務では一番重要なことです。

私の勤めていたホテルの職場でも、同僚や先輩・上司の大半が30代前半までの比較的若い世代で、40代以上の社員はフロントでは一人も働いていませんした(フロントではなくバックヤードの総務や経理などでは50代のベテランの社員が何人か居ました)が、若く健康でないと体力的にフロント業務をこなし続けるのが厳しい、という部分はあったと思います。

清潔感のある服装や身だしなみをきちんと出来る

これは社会人として当たり前のことですが、フロントというホテルの最前線でお客様に接する部署での仕事ですので、しっかり真面目な印象を与え清潔感のある服装や身だしなみをきちんと出来るかということは重要になります。

これはホテルのフロントマンにはそのホテルの制服が支給されますし、サラリーマンや社会人としては当たり前のことですので大半の方は問題無いかと思いますが、毎朝きちんとヒゲを剃る、余りに奇抜な髪型にしない、派手な色に髪を染めたりしない、ネクタイをきちんと締める、とかいう基本的なことです。

このことについては私も特に大きな問題ありませんでしたが、仕事中に履く革靴をきちんと磨く様に上司から注意されたことがあります。

ミスなく正確に手早く事務的作業を処理できる

ホテルのフロント業務というと接客業の仕事というイメージがありますが、それと同時に事務的作業のウェイトもかなり大きく、チェックインのラッシュの時間帯など非常に忙しい中でも、ミスなく正確に手早く膨大な事務的作業を処理する能力が求められる。

ホテルのフロント勤務の場合、客室をダブルブッキングしてしまうなどのうっかりミスも信用問題に関わりうっかりでは済みませんので、ミスなく正確に手早く事務的作業を処理できる注意力が非常に重要になってきます。

私自身がフロント勤務を辞めた直接の理由は、不規則なフロント勤務の生活で身体を壊してしまった為ですが、私は特に事務作業でのミスなどが多く、就職から半年後には「自分はフロント勤務にはあまり向いていないのではないか」と思い始めていました。

ホテルの仕事は非常に過酷で割に合わない

この様に拘束時間の長さや業務の忙しさ、不規則な勤務時間など過酷さ、そして給与の低さなどの面で、フロントマンなどのホテルの仕事は非常に過酷で割に合わない仕事であるという結論にならざるを得ません。

私は現在はWEB制作関連の仕事をしていますが、毎日死ぬような思いで働いていたビジネスホテル勤務時代とは比べ物にならないほどホワイトで負担の少ない仕事で当時より遥かに高い給与を得ています。

参考:未経験者がWEBクリエイターになるために必要なスキル。CSSやHTMLの知識やスキルは全く無くとも良い

逆に言えば、ホテル業界は異常に過酷な激務でありながら給与も低いというあり得ないほど非常にブラックな業界であったということです。

以下の記事は元ホテルマンの視点でホテル業界への就職を検討している方に向けてのアドバイスです。ホテルの仕事のブラックな実態を聞いても「どうしても憧れのホテル業界へ就職したい!」とお考えの方は、失敗して後悔したくなければ絶対にこちらの記事もお読みください。

参考:ビジネスホテルへの就職はおすすめ出来ない。ホテルで働くなら高級ホテルかリゾートホテルを選ぶべき

また、現在ホテルに勤務していて非常に辛く大変な思いをされている方もいると思います。

私自身ホテル業界経験者なので断言出来ますが、はっきり言ってホテルは普通の人間には耐えられないほどブラックな職場です。

本当に耐えられないほどホテルの仕事が辛い場合は、私の様に体がおかしくなってしまう前にホテル業界から異業種への転職をご検討下さい。

私は現在比較的ホワイトな零細企業でWEB関連の仕事をしていますが、激務で体を壊してホテルのフロントマンを辞めた後はしばらく大企業の工場で働いていました。

大企業の工場はぶっちゃけ労働環境が非常にホワイトで賃金や福利厚生などの待遇もかなり良いので滅茶苦茶おすすめです。

工場労働は常に一定のペースでの単純作業の繰り返しなので、ホテルでの戦場の様に忙しい接客業務・神経をすり減らす事務仕事と違って働いていて精神を消耗しません。また大手の工場勤務であれば、非正規雇用にも関わらず薄給激務のホテル正社員の倍の給与が貰えます。

工場によっては無料の寮なども完備で住居費の支出を0円にすることが出来、馬鹿みたいに貯金を貯められますので、とにかくすぐにお金を稼いで貯めたいという方には最適な仕事です。私自身の実体験から知った工場勤務のメリットや素晴らしさについて、以下の記事で詳しく説明説明していますので是非お読みください。

参考:人並みに稼ぎたいフリーターには工場勤務が一番ホワイトでおすすめ

大手の工場勤務ではまともな職歴の全くないフリーターでも、住居支給も含めて実質的に500万円の年収を得ることがますので、未経験者でも余裕で人並み以上に稼ぐことが出来ます。

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    転職市場の動向、過去の事例などを考慮し、非公開求人も含めた多数の求人の中から最適な求人を紹介してくれます。また、Web上には出ていない業界分析レポートや個社ごとの社風までわかる詳細レポートの提供も行ってくれます。
  3. 企業への抜群のアピール力
    職務経歴書や面接のアドバイスを行うだけでなく、キャリアアドバイザーからも企業にあなたの強みをアピールします。また、退職に関するアドバイスまで全面サポートしてくれます。

リクルートエージェントの利用の仕方

リクルートエージェントを利用する場合、まず登録ページから転職希望時期・希望勤務地・現在の年収・現在の年収などの転職条件、次に名前・生年月日・住所・連絡先・学歴・職歴・アピール項目などのプロフィール情報を入力し、「転職支援サービスに申し込む」を押してユーザー登録を行います。

最後の方で入力する「伝えておきたいこと」には、連絡出来る曜日や時間帯などを記入しておいて下さい。

ユーザー登録完了後は以下の3ステップで転職活動が始まります。

  1. お申し込み完了のご連絡
    ご入力いただいたメールアドレスに「お申し込み完了の確認メール」を24時間以内にお届けします。
  2. 面談日程調整のご連絡
    キャリアアドバイザーとの面談日時をご相談させていただくため、1週間以内にメールまたはお電話にてご連絡します。
  3. キャリアアドバイザーと面談
    キャリアアドバイザーが、あなたに最適なキャリアプランを一緒に考えます。

リクルートエージェントへのユーザー登録は以下の登録ページから無料で行えます。

「リクルートエージェント」登録ページ

リクルートエージェントを利用する上での留意点

リクルートエージェントの転職支援サービスを利用しても、転職するかしないかは完全に自由なので、自分の判断で実際に転職するかどうかを決定することが出来ます。

面談の末、キャリアアドバイザーから「現時点では無理に転職を勧めません」とアドバイスされる場合もあるので、じっくり検討した後、しばらく経ってから再度転職支援サービスを利用することも可能です。

以上、「ホテルのフロント勤務で辛かったこと大変だったこと。元フロントマンの体験談」の記事でした。

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