はっきり言って会社から独立してフリーランスエンジニアになれば滅茶苦茶稼げます。
現在のIT業界は人手不足のためにエンジニアの報酬が高騰しており、会社から中間搾取されないフリーランスエンジニアであれば年収1,000万円なども当たり前です。
しかし、フリーランスエンジニアが稼げるかどうかは営業力次第です。
口下手やコミュ障で人付き合いなどが苦手で営業力に自信がないIT技術者やエンジニアの方が独立してフリーになるのであれば、仕事紹介エージェントや営業支援サービスの利用がオススメです。
フリーランスエンジニアになれば稼げるのは事実
フリーランスエンジニアになれば稼げるのは事実です。
プログラマーなどのITエンジニアは高度なスキルと技術を要する専門技術職であり、実力と実務経験のあるエンジニアの仕事は時間単価で1万円の価値があります。
実際に私もWEB系のIT企業にWEBディレクターとして勤務しており、WEBシステムの実装などの際には外部のエンジニアの方に仕事を発注することが多いです。
そしてその際にはエンジニアの仕事への対価として、時間単価で最低でも5,000円、平均すると1万円前後の費用で見積もり予算を組んでいます。
案件によっては時間単価1万5,000円などの高額で見積もりを出すケースもあります。
発注者からエンジニアの仕事に支払われる時間単価は1万円。
そのまま考えれば、本来であればエンジニアは時給1万円を得ることが可能ということです。
1日5時間働いて5万円、そして1月で20日間勤務すれば100万円。
余裕で年収1,000万円以上の給与は得られます。
しかし、会社に勤めているエンジニアはその様な給与を得ることは出来ません。
それはエンジニアを雇っている会社が報酬の半分以上を搾取するからです。
エンジニアの仕事に対して案件の発注者から1万円の対価が支払われたとしても、その6割や7割は会社が搾取し、エンジニアの取り分は時給換算で3,000円程度。
というのがエンジニア業界の相場です。
時給3,000円で1日8時間働き月20日間勤務。
それで月収が40万円~50万円程度。
年収だと500万円~550万円程度。
というのが会社勤めのエンジニアの標準的な収入です。
そしてフリーランスになることで、この会社からの6~7割の報酬搾取も自分自身の取り分とすることで、収入を大幅に増やすことが可能です。
発注者が仕事に対して支払う対価が時間単価で1万円として、フリーランスエンジニアになることでそれを報酬として丸ごと得ることが出来るのです。
この様にエンジニアが会社から独立してフリーランスになれば、年収1,000万円なども当たり前の様に得られる様になります。
一般のサラリーマンよりワンランク上の収入で豊かに暮らすことが出来てしまいます。
フリーのエンジニアで稼げるのは営業力の高い人材
プログラムに関するハイレベルな専門技術と豊富な実績があれば、会社に勤めずにフリーで仕事をして荒稼ぎすることも可能です。
と言いたいところですが、現実はそう上手くは行きません。
会社から独立して働くフリーランスのエンジニアとして活躍して荒稼ぎが出来るのは、エンジニアの中でもコミュ力と営業力の高い人材だけです。
実際に、私がWEB制作などのIT関連の仕事で関わり合うフリーのプログラマーの方も全員、非常にコミュ力が高くとても話し上手で明るい方ばかりです。
話し上手と言っても「お笑い芸人か」というほどの面白さではありませんが、非常に明るく気さくで話しやすい方ばかりです。
フリーのプログラマーの場合、クライアントとの交渉や打合せを行う営業力や、知識のクライアントの担当者にもシステムの開発するシステムの概略やメリット等を分かりやすく伝えるプレゼン能力も必須です。
そのため、ただプログラムの技術や知識が高いだけは不十分で、優れたコミュニケーション力と営業力が必須なのです。
どれだけ優れた技術や知識があっても十分なコミュニケーション力が無ければクライアントに直接営業をして高単価の案件を獲得することは難しく、ランサーズなどクラウドソーシングでの競争入札で仕事を受注せざるを得ません。
そうなると価格競争に巻き込まれることで仕事あたりの受注単価が引き下げられてしまいますので、フリーランスのプログラマーとして年収1,000万円などの高収入を得ることは非常に困難です。
プログラムに関する専門技術や専門知識に自信があっても、営業力やプレゼント力と言ったコミュニケーション力にあまり自信の無い。
この様な方の場合は、完全に独り立ちしたフリーランスのプログラマーとして自分で営業して活動するよりも、仕事紹介エージェントの営業支援サービスを利用して、エージェントから紹介された案件を得て給与や収入を増やして行く方法が無難なのです。
営業支援サービスの利用料は報酬の20%程度
当たり前のことですが、営業支援サービスはボランティアでないので利用すればお金を取られます。
営業支援サービスに登録する際は完全に無料ですが、営業支援サービスの仲介で案件の受注が決定した際に、クライアント企業が支払う報酬からマージンを支払う契約を結びます。
しかし、フリーランスエンジニアの営業支援サービスのマージン率は20%程度です。
普通に会社に勤めるエンジニアが報酬の6割~7割も会社から搾取されることを考えれば、営業支援サービスを利用してフリーランスエンジニアになることで、全く同じ仕事をしても手取りの収入は2倍程度に大幅に増加します。
営業のノウハウや人脈などを持たないIT技術者やエンジニアの方であれば、営業支援サービスを利用して独立することで大幅に収入を増やすことは、非常に有効な戦略です。
ITエンジニア専門の営業支援サービスを活用するべき
転職支援エージェントや仕事仲介エージェントには日本国内でも多種多様な企業やサービスが参入していますが、プログラマーの方の場合、その中でもITエンジニア専門のエージェントを活用することを強くおすすめします。
なぜなら、ITエンジニアという専門的な分野に特化したエージェントを活用することで、「専門知識の無い一般的なエージェントには難しい専門分野の仕事仲介をスムーズに行ってくれる」という絶対的なメリットがあるからです。
もちろん、一般的な仕事仲介エージェントでもIT関連の案件を取り扱っていますが、その様な専門性の低いエージェントを利用した場合、スキルや専門技術に見合わない相場以下の報酬の案件を掴まされてしまう可能性も高いため、まずは必ずITエンジニア専門のエージェントに登録して仕事の案件を探すべきです。
以下の記事では、IT業界専門の転職サイトや営業支援サービスをそれぞれのサービスの特徴やメリット・デメリットを挙げながら分かりやすく比較しています。
フリーランスエンジニア専門のエージェントも多くご紹介していますので、独立を検討のエンジニアの方は是非参考にして下さい。
以上、「フリーランスエンジニアが稼げるかどうかは営業力次第。営業力に自信がないなら営業支援サービスがオススメ」の記事でした。