ベーシックインカムは働き者の日本人の国民性に合わない!課題は受給者の自尊心をどう守るかということ

私はベーシックインカムの導入には大反対です!

その理由は働き者の日本人の国民性にはベーシックインカム制度が合わないからです!

日本においてベーシックインカム導入の最大の課題と障害は、受給者の自尊心をどう守るかということです。

ベーシックインカム導入で生活するお金に困らなくなったものの生きがいや社会の中での自分の存在意義を見いだせずに人生に絶望して、ストロングゼロを飲んで現実逃避するだけの毎日になったのでは、全く何の解決にもならないのです。

働き者の日本人にとっては、ベーシックインカムによってただ単に国民全員にお金を支給するというだけでは、死んだ魚の様な目をした窓際社員ならぬ死んだ魚の様な目をした窓際市民を作り上げてしまう絶望の制度になりかねません。

ベーシックインカムの受給資格にボランティア参加を盛り込むべき

私はベーシックインカム導入に対しても生活保護制度に対しても否定的な考えですが、もしもベーシックインカムを導入するのであれば受給資格にボランティア参加を定めるべきという考えです。

現在の日本ではニートや無職であるために飢え死ぬということはほとんどありません。

「日本は貧しい国になった」という日本否定論もありますが、現実には日本は社会インフラも整備されており、餓死者などもほとんどいない豊かな国であることも確かです。

ではなぜニートや無職者の方は苦しんでいるのかというと、働かずにただ飯食らいをして、親のすねかじりやナマポ受給者として親や社会に依存して生きているという精神的な罪悪感があるからです。

そして日本人は欧米人と比較して非常に生真面目な民族です。

以下の記事に書いている様に、欧米は日本よりも遥かに失業率が高いですが、欧米人は無職でも平気な顔をしている一方で、日本人は無職になると「この世の終わり」の様に考えてしまいます。

参考:無職になった程度で自殺する頭のおかしい日本人。欧米人は無職でも堂々と生きています

この様に日本人は元々の気質が欧米人と全く違いますので、ただ欧米の真似をしてベーシックインカム制度を導入して経済的な不安を取り除いても無職者やニートが本当に幸せになることは出来ないのです。

無職でも平気な顔の出来る欧米人はベーシックインカムを受給されれば「イエーイ!」と満面の笑みで大喜びしますが、無職やニートになると自分の存在そのものが社会から否定された様に感じる生真面目な日本人は、ベーシックインカムや生活保護での経済的な支援を受けても罪悪感や精神的な苦しみから解放されることはありません。

生真面目で働き者の日本人にとっては「自分が社会に貢献している」「自分は社会から求めらている」という自尊心を持てることが何よりも重要なのです。

もしも日本人の国民性や精神構造を欧米人の様に改造して、無職でも平気な顔をして笑っていられるように変えることが出来れば、ベーシックインカム制度は日本でも経済的弱者への救済処置として十分に機能すると思いますが、それはおそらく不可能です。

親のすねかじりをしたり生活保護を受給したりして全く何もせず働かずにお金を貰うと、逆に罪悪感と自責の念に押しつぶされて苦しんでしまうのが大半の日本人なのです。

そのため私は精神的に疲れてしまっている無職やニートの方には、不安や罪悪感などを紛らわすための気分転換として、派遣社員やアルバイトで無理の無い程度に働くことをお勧めしています。

参考:無職で泣きそうなくらいに将来が不安で仕方ない方へ。無職でも平気で生きていけるので心配無用です
参考:「無職で人生に疲れた」という方には新聞配達のバイトの仕事がおすすめです。

欧米人の様に最初から働かなくとも罪悪感や自責の念を感じない人間は堂々とベーシックインカムを受給すればいいと思いますが、多くの日本人の方はそうではないので、自分が働かないことで精神的に苦しんでしまう彼らをベーシックインカム制度だけで救うことは出来ません。

この様な精神的な問題を解決するために、もしもベーシックインカムを日本に導入するのであれば、「ベーシックインカムの受給資格にボランティア参加を盛り込むべき」と私は主張している訳です。

無職者やニートにはボランティア参加によって社会貢献意識を持たせることが効果的

日本においては、無職者やニートの方を本当に精神的な苦しみから救うためには、経済的な支援やベーシックインカムの導入だけではなくボランティア参加によって社会貢献意識を持ってもらうことが最も効果的です。

以下のYahoo!知恵袋の投稿者は、とある近所のホームレスが毎朝公園内を掃き掃除している意味が分からないと投稿しています。

ホームレスが毎朝公園内を掃き掃除します。 – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11129771281

ホームレスが毎朝公園内を掃き掃除します。
落ち葉やゴミなど。
意味がわからないのが、そのゴミは、公園内の一ヶ所に集めて山にするんです。
彼の作業は以上です。
山にされたゴミはいず

れ風に吹かれて公園内に散乱します。

何のための掃き掃除?

まあ、ゴミ箱が満杯だとか、そんな原因もありますけど、それにしても何のための掃き掃除かと疑問。
もちろん、その掃き掃除はまったく悪くもないし、そのホームレスの自己満足や運動のためでも構わないと思います。
無論、仕事でもないし。

しかし、私にはこのホームレスの方の気持ちが完全に理解できます。

このホームレスの方は「自分が社会に貢献している」「自分が世の中の役に立っている」という自己満足が欲しいのです。

ホームレスの方が掃除をしようがお金を貰える訳でもありませんし、何か得をするわけでもありません。別に毎朝掃除をしなくてもいいわけです。

しかし、日本人は非常に生真面目で働き者の国民性ですので、たとえホームレスの方であっても何かをして働いている、社会に貢献しているという自己認識が持てないと精神的に非常に苦しいのです。

こんな働き者の日本人が暮らす日本という国で欧米の猿真似をしてベーシックインカムを導入してしまったら、それは絶望的なディストピアという結果しか生み出しません。

無職者やニートに必要なのは「ありがとう」の言葉

日本において無職者やニートの方に最も必要なのは「ありがとう」の言葉とそして「あなたの存在はみんなに認められている」という社会からの承認です。

「いつも自宅警備員をしてくれてありがとう」という言葉を掛けることが、彼らを精神的な苦しみや不安から本当に救う方法です。

しかし、ずっと家に居て忙しく自宅警備員をしている方には、周りの方もなかなか感謝の気持ちを伝える機会がありません。

そこでたまには自宅警備勤務を休んでボランティア活動をして、雪国であれば雪かきの手伝い、都市部であれば保育や老人介護の手伝い、農村部であれば高齢になった農家の農作業の手伝いなどをしてもらう訳です。

あくまで収益や営利目的に仕事ではなくボランティアとしてです。

重要なのはそのボランティア活動によってどの様な成果があるとかではありません。

重要なことはボランティア活動をする無職やニートのベーシックインカム受給者が「自分は世の中に貢献している」「自分は社会に必要とされている」と感じることです。

そして周囲もボランティア活動をする彼らに「ありがとう」「ご苦労さん」という感謝の言葉を掛けることです。

ベーシックインカムは生活保護とは異なり国民全員に受給の権利がありますが、もちろん働いて十分な賃金を得ている方もボランティア活動を行うことで、会社からの給与に加えてベーシックインカムの受給資格を得られることになります。

一方で「自分は十分お金があるのでベーシックインカムなど要らない」という方はボランティア活動に参加しなければいい訳です。

これが非常に働き者で生真面目な日本人の国民性や民族性に合わせたベーシックインカムの形態です。

以上、「ベーシックインカムは働き者の日本人の国民性に合わない!課題は受給者の自尊心をどう守るかということ」の記事でした。

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